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2024年にYouTubeで再生されたCMベスト5

2024年にYouTubeで再生されたCMベスト5

画像引用:https://www.jti.co.jp/cw/purpose/index.html

2024年もたくさんのCMが放映されました。テレビCMだけでなく、WEBでもCMを見る機会が増えてきています。
では、2024年にYouTubeで最も再生された日本のCMは何でしょうか?今回はYouTubeで2024年に最も再生されたCMをランキング形式で見ていきたいと思います!

調査方法は、YouTubeの検索画面で「CM」と検索。フィルタのアップロード日を今年(2024年の年末時点)として、並べ替えを視聴回数に設定しました。

 

2024年 YouTubeで最も視聴されたCM ベスト5

5位 住友生命保険相互会社
「3大疾病PLUS ALIVE」新CM「あなたは、つづく。」篇(15秒) 2884万回再生

9月20日より公開。俳優の有村架純さんと迫田孝也さん、Mr.Children の楽曲「HANABI」を起用したCM「あなたは、つづく。篇」は、「HANABI」の歌詞に合わせて「悩み」「願い」「希望」「前を向く」というフレーズを有村さんの表情と変わりゆく空の様子で描いています。本商品の特長である“何度でも寄り添い、何回でも保障し、よりよく生きるに貢献していくこと”が、「支えつづける保険」というフレーズとともに伝わってきます。

住友生命は、「視聴する方々に、前向きな気持ちになっていただきたいという想いを込めた」と同CMに対する思いをリリースで発表しています。

4位 株式会社東芝
2024年レグザ新商品CM「運命の出逢い」篇 -15seconds version- 3360万回再生

2024年6月、TVS REGZAのグローバルアンバサダーにSnow Manの目黒蓮が就任。本人の「REN」という名前が、商品名の「REGZA」とスペルが少し一致することを活かしたCMもつくられました。

映像では、拳銃を構えた姿や宇宙服に身を包んだ姿、サッカーボールを蹴る姿など6種のビジュアルで、多様なコンテンツを楽しめる本商品の魅力を伝えています。録画した番組の中からユーザーの好みに合いそうなものをAIがピックアップしてくれるREGZAの新機能「ざんまいスマートアクセス」を、目黒さんの多様な姿を通してアピール。従来の主な購入層である40代~50代の男性とその家族に加えて、20~30代の若者層も取り込むことで、より消費意向を増やすことを目的としているそうです。

3位 塩野義製薬
SHIONOGI 新型コロナ感染症「もしも」も考えていくCM 3818万回再生

画像をクリックで映像をご覧いただけます 引用:https://www.shionogi.com/jp/ja/sustainability/informations-for-id/covid-care.html

塩野義製薬は、新型コロナウィルス感染の予防、診断、治療など幅広い医療ソリューションによって、新型コロナウイルス感染症から健康や生活を守っていくためのサポートに取り組んでいます。本作では、その取り組みへの想いや姿勢を映像で表現しています。

12月27日にはこのCMの続編を複数公開。鈴木修さん、白木花さんの2名が実際にコロナウイルスに感染した際の体験談をインタビュー形式で語る本作。5類感染症となりマスクの着用なども自由となっていますが、自分や大切な人のために早期受診をすることの必要性を改めて伝えるものになっています。

2位 日本たばこ産業株式会社
JT企業CM 「鬼のゆく道 登場」篇 3842万回再生

日本たばこ産業株式会社(以下、JT)の企業CMは「心の豊かさを、もっと。」というパーパスをもとに、鬼が主役の劇風の映像です。鬼がお地蔵様を洗っているおばあさんに出会い、人間の「心の豊かさ」を知るために旅に出るというストーリーになっています。

今回のCMは、今までJTが提供してきた「心の豊かさ」を次のステージにつなげるために、この先の社会において求められる「心の豊かさ」とは何か考え、問い続けることで進化していきたいという想いを込められています。

1位 アコム株式会社
Acom Stories#01「妹の結婚式」篇 60秒 6153万回再生

1位に輝いたのはアコム株式会社の「妹の結婚式」篇でした。こちらは2位を大きく上回る6000万回再生以上を記録しました。兄役にグソクムズのたなかえいぞをさん、妹役に北浦愛さんが出演しています。厨房でアルバイトをしながらバンドマンとして成功を夢見る兄が、妹の結婚式に招待されるストーリーが展開されています。

他のCMに比べて長尺の60秒にも関わらずこの再生回数だったことは特筆すべきことです。一般的にYouTubeは一定の秒数を視聴しないと再生回数としてカウントされない仕組みのため、このCMは広告として多数配信されただけでなく、1つの映像として多くの人に見られたということが言えるでしょう。映像のストーリーに対して、SNSで「賛否両論」の意見が挙げられていますが、それも再生数を増やした要因の1つであると考えられます。

まとめ

以上、2024年にYouTubeで再生されたCMベスト5をご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか?

どれもストーリーの奥深さがあり、またどのCMもいろんな可能性を感じさせるものだったのではないでしょうか。2025年もどんなCMが登場するのか楽しみですね。

この記事を書いた人

ZOOREL編集部/黄鳥木竜
慶應義塾大学経済学部、東京大学大学院情報学環教育部で学ぶ。複数のサイトを運営しZOORELでも編集及び寄稿。引きこもりに対して「開けこもり」を自称。毎日、知的好奇心をくすぐる何かを求めて街を徘徊するも現在は自粛中。

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