MARKETING

舞台は壮大で美しい「森林」!アサヒや住友林業など。企業のグランドビジョンを伝えた最新プロモーション映像

舞台は壮大で美しい「森林」!アサヒや住友林業など。企業のグランドビジョンを伝えた最新プロモーション映像

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000160697.html

こんにちは!ZOORELを運営する映像制作会社エレファントストーンです。

陽の光がまぶしく、緑がいっそう深まる季節になりました。6月に入り、外に出て自然の空気を感じたくなる方も多いのではないでしょうか。そんなこの時期、森林は私たちの暮らしを支えるだけでなく、未来に向けたサステナビリティや自然共生の象徴でもあります。

本記事では、美しい森林を舞台に、自然との共生やサステナビリティなど企業のグランドビジョンを描いた最新プロモーション映像をご紹介します。

事例紹介

1. アサヒグループ「森に、未来に、笑顔を。」

アサヒグループは、80年以上にわたり社員の手で守り続けている社有林「アサヒの森」をはじめ、生物多様性の保全や環境教育を推進などの取り組みを通じて、持続可能な社会への貢献を目指している企業です。

今年4月に公開されたWeb動画「森に、未来に、笑顔を。」では、アサヒグループが大切にしてきた“森とのつながり”を軸に、笑顔あふれる未来とサステナブルな暮らしへの想いが描かれています。

木材と水源の2つのバージョンの動画が公開されており、いずれも実際の取り組みを紹介しながら、CO2が大気中を舞うフレッシュな映像表現と穏やかなナレーションを通じて、自然と人々の暮らしのつながりを丁寧に表現しています。

飲料水や木材といった森の恵みが製材所や工場を経て、生活者の手に届くまでの過程を描く内容になっており、自然と共生する生活の大切さを実感できるプロモーションになっています。

2. 住友林業「Good NeighborWood 木造建築・ダラス篇」

住友林業は、2022年9月から脱炭素をテーマにした企業広告シリーズ「Good NeighborWood 森と人は、良き隣人になろう。」を展開しています。

俳優の小日向文世さん、板垣李光人さんを起用し、ニュージーランドやアメリカ・ダラスで撮影されたプロモーション動画を通して、森と人が共に生きる未来への想いを発信しています。

住友林業は、森林の育成から木材の活用、木造建築までを一貫して手がけることで、脱炭素社会の実現を目指しています。

本動画では、アメリカ・テキサス州ダラス近郊に建つ木造オフィスビルを舞台に、木材を活用した建築の可能性と、持続可能な社会に向けたビジョンが描かれています。

毎回異なる視点から「森と人」の関係を描き、住友林業の思い描く未来へのグランドビジョンを美しい映像とともに紹介する本シリーズ。

主演の二人による静かな対話を通じて紡がれるサステナブルなメッセージは、多くの人の心にやさしく届き、映像美を生かしたナラティブの在り方にも多くの示唆を与えてくれます。

3. 日本製紙グループ コーポレートムービー「木とともに未来を拓く」

日本製紙グループは、今年2月よりグランドビジョンと企業理念を表現したコーポレートムービー「木とともに未来を拓く」を公開しています。

豊かな自然と子どもたちの未来が光のなかで交錯する印象的なカットで構成された本動画は、「木とともに未来を拓く」というグループの世界観を象徴的に表現しています。

映像では、森林経営の実践や木材の活用、紙製品の製造過程といった具体的な企業活動を通じて、持続可能な社会の実現に向けた同社の熱い想いが丁寧に伝えられています。森林の美しい風景と企業の取り組みが融合したその内容は、企業ブランディングを考える上で大きな示唆に富んでいるでしょう。

4. 王子ホールディングス 企業広告「命をまもる」篇

王子ホールディングスの企業広告「命をまもる」篇は、日本最大級の森林を舞台に同社の環境保全への取り組みを紹介しています。

広大で美しい森林の映像を背景に、環境問題やSDGsへの関心が高いことで知られるタレントのトラウデン直美さんが出演。撮影は、北海道苫小牧市にある王子ホールディングスの社有林で行われています。

森の持つ「水源涵養」という機能にフォーカスすることで、木材の生産にとどまらない森林の重要性がわかりやすく描かれています。

持続可能な社会の実現に向けてどのようなグランドビジョンを持っているのか。「森を育て、森を活かす。未来のために。」というエンディングメッセージによって、企業の思い描く未来を具体的に示した構成も見事です。

まとめ

自然、とりわけ山や海そのものではなく森林を活用したプロモーションは、これほどまでに壮大な世界観をつくり出せるものなのだと改めて感じました。

メッセージ性を強く打ち出す背景としても非常に優れており、今後も森林・サステナブルをテーマにしたプロモーションが多く活用されていくことが期待できるでしょう。

この記事を書いた人

ZOOREL編集部
エレファントストーンが運営する「ZOOREL」の編集部です!映像のトレンドにまつわることなどをピックアップしてご紹介します。

ZOOREL編集部の書いた記事一覧へ

タグ

RELATED ARTICLES 関連記事