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2021年版:映像のトレンド。世界はこう変わる。

2021年版:映像のトレンド。世界はこう変わる。

5G、VR、ARといった単語が躍った2020年の映像業界でしたが、思ったよりも自分たちの世界ではそのトレンド感を感じられなかったという方もいるでしょう。海外では今2021年のトレンドはなんなのか。今回は『iDEAS to VIDEOS』などから2021年のビデオマーケティングの予測をご紹介します。

買い物可能な広告

すでにZOORELでも何度か新しいECの挑戦の記事をお伝えしております。ライブコマースによるライブ体験による販売や『Instagram』、『Twitter』といったSNSでの商品紹介を利用したマーケティングを通り越して今後は商品が買えるようになると言われています。

例えば、『YouTube』を視聴中に気になった商品があれば「画面をクリック」することですぐにカートに入り会計につながるようになると見られています。あなたのパソコンやスマホがジャパネットたかたになる日は近い?のかもしれません。

インタラクティブな映像

ディズニー映画『ジャングルブック』は画期的なインタラクティブ映像を公式サイトで提供しました。インタラクティブな映像とはすなわちユーザーがアクションを起こして「触れる」動画のことです。

ジャングルブックで言えば、左は実際の映画の映像、右は実際の撮影シーン。CG合成前なのでかなりシュールなのですが、その比較ができるようになっています。

テレビゲームほどはいかないけれど、中にはアクション制があったりして発展の可能性は無限大! 『iDEAS to VIDEOS』は「ダウンロード可能なコンテンツを提供したり、クーポンコードをポップアップしたり、試したい製品のリストを閲覧したりできます。また、イエス/ノーの質問をしてアンケートデータを生成することもできます」とその可能性をさらに追及しています。

さらに短く

『Instagram』を皮切りに短い映像がこれほどまでに注目されるとは思ってみなかったでしょう。『YouTube』では現在6秒の動画広告を流しています。

動画や映像を見るには「ソファーに腰を落ち着けて本腰を入れて閲覧する」のではなく、仕事の合間、電車の待ち時間など隙間時間にいかに映像を見てもらいそこをキャッチアップできるかという時代が来ています。また、短い映像広告は消費者が新しい製品について覚えるのにとても効果的だと言います。

ミュートと字幕

一方で、映像や動画を隙間時間で流すとなると、音がなくても通用する映像にしたほうが良いと言われています。映像を作るとわかりますが、音やナレーションといった声の要素は場面をつなぐ大事な要素です。しかし、『Verizon Media』によると、92%の人がサウンドをオフにして動画を視聴しています。

かわりにキャプションや字幕を使い大事なことは文字として表示してあげることがより大事になってくると言われています。

テレビ業界が字幕を多く採用したときにこういう批判がありました。「今時の人は字幕がなくては内容を把握できないのか」今はそういうことをいう時代ではないのは間違いないようです。

360度動画

世界中で言われている通り360度動画はトレンドの中心にありユーザーにとって魅力的な映像です。しかし、YouTubeで360度動画に人気が集まっているかと言うとまだそうではありません。これらは魅力的な映像を作るのが難しく、プロに頼んだ方が効果的な物を作れるでしょう。

また、AR、VRといった技術の掛け合わせが大事になってくるといいます。360度にただ見せるのではなく最新の技術を利用して「あなたの顧客にあなたがどれほど創造的で画期的であるかを」示すチャンスです。

ツーショットビデオ

新型コロナウィルスの影響で一番影響を受けたのは打ち合わせでしょう。オンラインミーティングやオンライン飲み会が当たり前になりましたが、この次は1対1でのオンラインミーティングが肝になってくると言われています。

これは打ち合わせに使えるだけではなく、カスタマーセンターやコールセンターといった業務にも応用が利きます。

また、エンターテインメント事業ではアイドルがライブ配信のツーショット権利を売るなどチェキや握手会に代わるアイデアとしても活用され始めています。動画は『Meet Pass』のものです。安心安全な1on1イベントを実現するアプリと銘打たれています。

オンラインで人と会うことにはまだ無限の可能性が広がっています。

学習やトレーニングビデオ

新型コロナウィルスの影響でおうちでフィットネスや筋トレをするための動画がバズりましたが、こうした流れは一過性のものには終わらないでしょう。

55%の企業はすでに在宅勤務者に対してオンラインで映像を見て教育することを始めています。オンラインセミナー、チュートリアルビデオ…です。

大学は今でもずっとオンラインで授業を続けておりこのまま大学へ行くことなく卒業をする生徒が出るのではないか?とも予測されています。

そして、我々はすでに何か趣味を極めようと思ったときに参考にするのはプロのそれではなくてYouTubeやInstagramのインフルエンサーの映像を見るのではないないでしょうか?「ハウツー」ビデオはそれが趣味であれ仕事につかえるものであれもっと広がっていくものと思われます。

確かに私も動画を作成する際にこうしたビデオはとても参考になりました。

Vlog

YouTubeが今や芸能人や編集チームによってミニ『テレビ局化』する中で、映像を手軽に楽しめて有名人、アマチュア問わず大きな意味を持つのがVlogと言われています。

凝った編集なしに出す、場合によってはInstagramのように時間がたったら消える、ユーザーにとって大事なことはその映像のクオリティが高いか、ではなくて自分が好きなことをチェック、確認するために時間を使うということです。そこに何かしらの共感があるのです。

2021年に向けておさらいしたい「動画のニューノーマル」ってどうなる?

この記事を書いた人

ZOOREL編集部/黄鳥木竜
慶應義塾大学経済学部、東京大学大学院情報学環教育部で学ぶ。複数のサイトを運営しZOORELでも編集及び寄稿。引きこもりに対して「開けこもり」を自称。毎日、知的好奇心をくすぐる何かを求めて街を徘徊もコロナで自粛中。

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