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ビッグウェーブ男、iPhone XSを語り尽くす

ビッグウェーブ男、iPhone XSを語り尽くす

BUTCHさんをご存じだろうか。2008年にiPhone 3Gが発売された当時、マスコミの取材に対して「世界的ですもんね、乗るしかない、このビッグウェーブに」と発言して以降、そのインパクトある容姿から火がつき“ビッグウェーブ”男としてブレイクを果たした。

今では新しいiPhoneが出るたびに行列に並び一大名物となっている。iPhone XSが発売された今、どんなiPhone Lifeを送っているのか取材をしてみた。

「ロックじゃねぇ」と言われてiPhoneを購入

——なぜiPhoneの行列に並ぼうと思ったのですか?
最初は先輩からの頼まれごとだった。3日で1万、だけど先輩のおねがいは“ゼッタイ”だからね。だから自分のiPhoneを買うつもりはなかったんだ。

ところが、取材で顔が知られていくとネットでこう言われた。「(買わないなんて)あいつはロックじゃねぇ」と。それでパンクス魂に火がついたね。買ってやろうじゃないかと。ちなみに報酬の1万円は3日間の食費で消えた。

——それでこそロックですね(笑) 3日間並んで手にしたiPhoneの印象は?
最初は「使いづれぇ」って思ったね。だけど、何でも慣れだね。今はiPhoneしか持ち歩いていない。カバンも持っていないし現金も持たない。すべてはiPhoneで事足りるようにしているんだ。

——すっかりiPhone信者になってしまったと。
実はApple WatchやiPadは持っていないんだ。iMacは持っているけど、さすがにパソコンを毎年並んで買い替えるのは難しいね。

実は几帳面? iPhoneホーム画面は整理整頓

——高いですもんね。では、実際iPhoneはどんなことに使っているんですか?
SNSが一番多いかなぁ。一応一通りのSNSをやっているので。だけど、いたってシンプルなんだ。ゲームもシンプルな『ソリティア』とかしか入ってないし、あとは『YouTube』や『Netflix』とか。カテゴリごとにアプリをまとめていて最小限で済むようになっている。そういう性格かな。全部で3ページしかないんだ。

——僕なんか10ページありますよ(笑) 時折わからなくなったりポケットで誤動作したり……。
それは最悪だ。

加工はしない。それが俺流iPhoneカメラへのリスペクト

——実際オススメのアプリとかありますか?
よく言われるんだけど、特にアプリの使い方や性能にオタク的な知識があるわけではない。だけど、こだわりはあるね。それは「加工をしない」こと。

カメラは純正のアプリのみで勝負しているね。今はアイドルとかみんな加工アプリを使っているじゃない。一緒に写るときに加工されちゃうことはあって、それはそれでおもしれぇけど俺の考えでは違うな。だから、動画も全部純正のカメラで撮影している。

——それは漢ですね。
だから、光の調整が難しいんだよね。暗いと純正のカメラでは映らない。自然光が入る場所で動画をとるし、そのために日があるうちに森や河原へ行って撮りだめているね。俺の場合、声もはるしね。ピンマイクか何かつければいいんだけど、やってないので。

——えっ、森……。実際、編集はどうしているんですか?
編集は『iMovie』でやってるね。実は今自分でYouTubeのチャンネルをやったり、動画の出演なんかもあったりするんだけど、昔から動画を撮るのは好きだったんだ。

テレビ番組にあこがれて動画制作の道へ

——今でこそiPhoneで動画編集しているけど昔は違った?
いや、それこそiPhone 3Gの出るよりもっと前。その時に『ジャッカス(MTVによるいたずら番組)』にあこがれて、自分でビデオカメラを回して面白いことをやってDVDにして友達に配っていた。

どっかにアップしたりはしていないんだけど、いろいろあって今こうしたことにつながったのかな。それはおいといて、その時は高いビデオカメラを買ってきて、ファイナルカットで編集してとか……頭出しひとつとってもとにかく大変だったけど、今は『iMovie』ひとつで何でもできてしまう。やばいよね。

——最新のiPhone XSをご購入されたということですが印象は?
実はデータをまだ移していなくて、今だけ8と二台持ちのような感じなんだ。8は純正のバンパーがお気に入りなんだけど、XSはまだなくて。買った時にシールとケースをつけてガードしたい派なんだよね。

——じゃぁまだ顔認証とかも試していない?
試してないね。iPhone Xの時並んだんだけど、“予約順”で在庫を抑えられていて一番最初に並んだのに買えなかった。だから、今回がはじめて。ホームボタンがなくて今のところ使いづれぇ。

——モヒカンやサングラス外しても顔認証するんですかね?
(笑)わからないね。夜景がきれいに撮れるっていうし、カメラが光を取り込むのが強化されているんじゃないかなぁと期待しているよ。さっきも言ったけどさ、俺の場合は自然光が命だから。

インカメラは使わない。それがBUTCH。

——インカメラのぼかす機能がすごいことになっているみたいですよ。期待できるかもですね。
あ、そうなの? 実はインカメラも使わない派なんだ。

——自撮りをする時はどうしているんですか?
画面なんか見なくてもカメラのレンズを見ながらで十分いける。スーパースターだからね。

——なんでインカメラを使わないんですか?
インカメラで撮ると鏡に映ったようになるじゃない。また、アイドルだけどさ、SNSとかで「お気に入りのTシャツです」ってあげておいて、文字が左右反転されているのを見ると「そりゃぁねぇだろう」と。

——ロック風にいうと“ポーザー”ですかね(笑) そうは言わず撮ってみましょうよ。
というわけで、BUTCHさんをiPhone 6S、8、XSで撮り比べしてみた。

iPhone6

iPhone8

iPhoneXS

——これスゴイですよ。XSでポートレートモードにするとインカメラじゃなくても周りが一瞬でぼける。高い一眼レフみたい。
おー、すげー(一緒にメロイックサインで自画撮り)。

撮影にはXSサイズが良し

——iPhone のサイズについてはどう思いますか? 一部では大きくなりすぎではないかという意見もありますが。
女の子とかでSE派っているよね。今のところ何とか片手で操作できているけど、これ以上だと厳しいね。

今回XSを選んだ理由。つまり、PlusとかMaxにはしなかったのは、サイズが大きいと思ったからだね。だけど、俺ならではの事情があるね。三脚とかで固定して撮影すると本体が大きいとやりづらいんだ。

——僕はすでに6Sでもぎりぎりです。ピアニストにはなれない……。
あ、楽器といえば、ギターのチューナーアプリが入っているね。これオススメ。

——そういえばパンクスでしたね。いけているMVとかってありますか?
WANIMAの”THANX” フレッシュでイケイケなバンドだし、何より(冒頭で)オレがファイヤーをカマしてるからかな

——BUTCHさんにとってiPhoneとは何ですか?
“家族”。
仕事、遊び、プライベート、すべてにおいて一緒にいる大事な存在さ。

(ここでパンクス、ギターというキーワードがでたBUTCHさん、20年来のロックファンであるという。後半ではBUTCHさんの行列伝説をお届けするぞ。)

 

この記事を書いた人

ZOOREL編集部/黄鳥木竜
慶應義塾大学経済学部、東京大学大学院情報学環教育部で学ぶ。複数のサイトを運営しZOORELでも編集及び寄稿。引きこもりに対して「開けこもり」を自称。毎日、知的好奇心をくすぐる何かを求めて街を徘徊もコロナで自粛中。

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