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映像ベンチャーの実態に迫る!エディターが映像のトレンドを共有し合う「映像研」編

映像ベンチャーの実態に迫る!エディターが映像のトレンドを共有し合う「映像研」編

みなさんこんにちは!エレファントストーンのエディター、飯田です。

みなさんは、映画を観た後に感想を言い合うことはありますか?感想を言い合うことで新しい発見があったり、意気投合して盛り上がったりした!なんて経験はありませんか?

弊社のエディターチームはそのような機会を積極的に設けてこまめに映像のトレンドを共有しています!

今回はそんな映像トレンドを共有する場、通称「映像研」についてお話します!

「映像研」とは?

エレファントストーンのエディターが映像について研究する会、略して「映像研」!

映像研とはエディターチームが隔週で行っている映像研究会のことで、紹介したい映像のテーマを決めて、1人ずつ簡単にプレゼンしていきます。他にもCMを構成案に落としこんで分析したり、デザインで悩んでいる案件の打開策をみんなで考えたりすることもあります。

そんな映像研は2020年から行われています!

この年は新年度早々リモートワークになり、コミュニケーションの機会が少ない中業務を行っていました。

そんな時に、親睦を深めながらエレファントストーンらしい動画編集やフィロソフィーを新卒に知ってもらう機会を作ろう!という想いから映像研は生まれました。

因みに名前の由来は、当時、坂内さんが読んでいた『映像研には手を出すな!』が由来だそうです。「少しオタクっぽい名前にしたかった」とおっしゃっていましたが、遊び心があるところがすごくエディターチームらしくて好きです。

映像研を覗いてみよう

では、具体的に映像研では何をやっているのか?

個人的に一番役に立った「CMを構成案に落とし込んで分析する」回の映像研をご紹介いたします。この時の映像研の目的は「映像を分解してオフライン編集を学ぶ」でした。

私がこの時に研究対象として選んだのは「ニベア花王 ニベアリップ ディープモイスチャーリップショーウィンドウ篇15秒 CM 福原遥」(https://www.nivea.co.jp/highlights/lip-deep-moisture)です。

内容がすごく尖っているCMというわけではないですが、何故か印象に残っていたこのCM。その理由が映像研を通して明かされました!

CMの流れは「帰る頃には乾燥している唇も、NIVEAを塗っていればしっとり!」と、至ってシンプルなのですが、コンテに落としこんでいくうちに、画作りのこだわりやさりげない商品のアピールなど…たくさんの工夫が施されていることが分かっていきました。

例えばこの映像では、左上に常にNIVEAのロゴマークを表示することで視聴者にNIVEAのCMであることを意識させています。しかし、カット4では商品カットでロゴがしっかり映るため、左上のマークは削除されています。

こうした画作りの際の小さなこだわりがクオリティを格段にアップさせるのです。

さらに、カット5では、ショーウィンドウを見ながらリップを塗り直そうとする女性が、自分の唇の潤いが続いていることに気づくシーンがあり、その後唇のヨリの映像が映るのですが、ここがこのCM最大のフックになっています。

次のカットでショーウィンドウの中に男性がいることが発覚し、ここで先ほどの唇のヨリの映像は「男性から見た女性の唇」だったことがわかるんです。本人が潤っていることに驚くだけでなく、男性の心も虜にしてしまう潤いであることをさりげなくアピールしています。

寒くて乾燥する冬に唇と日常に潤いを与えるというコンセプトがしっかり伝わる良いCMだと思いました。

「ストレスなくサラッと見れる映像は良い映像」とよく言われるのですが、このCMはそれを体現していると思います。前のカットとの繋がりを工夫することで視線誘導を自然にしたり、画面の中の細かい情報を整理することで短い尺の中で伝えたいことを明確にしたりしています。

この時の映像研で、オフライン編集の重要度の高さを痛感しました。

実際の業務で活かされているの?チームのみんなに感想を聞いてみました。

では、映像研は実際の業務ではどのように活かされているのでしょうか。チームのみなさんに聞いてみました。

実際には、

「その人の得意なものや好きなものがわかるから、相談しやすくなった!」(横山さん)。

「こういう映像のジャンルもあるんだ!と知れて、参考映像の引き出しが増えた。」(西堀さん)

「CMを構成案に落とし込んで分析したことで、細かい点に気づけた。みんなで話すことでもっと深く分析できて楽しい!」(石田くん)

などの声が上がりました。

普段の業務だけでは知ることができなかったその人の得意なものや好きなものを知ることは日々のコミュニケーションに役立つだけでなく、業務にも活かされるんです。

例えば、私は可愛い系やレトロポップなデザインやアニメーションが得意なのですが、映像研で可愛い系の動画を多く紹介していたらそのイメージがついたのか、そういう案件のお話をいただいたことがあります。

好きなテイストの案件を任せてもらいやすい環境というのはとても嬉しいです。

また、構成案や映像を提案する際にお客さまに映像をイメージしてもらいやすくするためには、参考映像がとても大切だと思います。

ただ、参考映像を探すのは意外と時間を要するので、映像研で紹介があった動画を参考映像の引き出しにしておけるのは嬉しいです。時短しながら精度をあげられるので、一石二鳥ですね。

実際に私は、映像研で見た動画をブックマークしておいて、お客様に参考映像としてご送付したことがあります。

まとめ

これを機会に皆さん映像のトレンドを共有しながら楽しく勉強できる「映像研」をやってみてはいかがでしょうか?

誰かに大好きな映像の魅力を伝えるのはとても楽しいですし、プレゼン力も身に付きます!

忙しい時でもこういう時間を忘れずに過ごしていきたいなと思います。ありがとうございました!

この記事を書いた人

飯田詩織
エレファントストーンのエディター

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