2022年にピップエレキバン発売50周年を記念して制作されたのが、「ピップ社長はこれでバズりたい」編のCMです。ピップ株式会社代表取締役社長の松浦由治氏本人がキャラクターとして登場しています。
色使いや背景、衣装などは昭和風に仕上げられており、昭和時代に放送されていた懐かしいCMの要素を取り入れつつ、令和風にリメイクされた作品です。また、CMの中で「これでバズろうてっていうのは…」と自虐的に疑問を呈するシーンもあり、ユーモアが効いています。
引用:https://www.youtube.com/watch?v=OKMHLnDpvh8
こんにちは!ZOORELを運営する映像制作会社エレファントストーンです。
アニメ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』が最終回を迎えました。この新作は、往年の機動戦士ガンダムシリーズへの深いオマージュが散りばめられており、過去作のキャラクターが次々と登場したことで大きな話題となりました。同様に、CMの世界でも昭和や平成時代の懐かしい広告をリメイク・復刻するケースが多く見られます。
今回は、そんな懐かしのCMを令和の時代に蘇らせた事例を紹介していきます。
湖池屋スコーンのCMは、ダンスの夢を諦め失意の中にいた中島さんが、心機一転して神社の一角で「焼きとうもろこし」の屋台を始めるところから始まります。すると、かつて同じ社交ダンス教室で切磋琢磨した仲間のダンサーたちが、不意に訪れるというストーリーです。
こうした「ダンスコーン」シリーズのCMは、実は2017年に放映された「社交ダンス編」をきっかけに始まっています。それ以来、定期的にダンスコーンシリーズとして続いてきました。
一見すると新しいCMに見えますが、元は1988年の同CMのリメイク版であり、あの軽快でリズミカルな「♪スコーン スコーン 湖池屋スコーン」というフレーズは、ドンタコスと同様に強く印象に残ります。
2022年5月に公開された最新バージョンは、その月の前期CM好感度ランキングで2位に輝くほどの人気を集めました。
メイキングも公開されています。
ファンタは『ファンタ学園シリーズ』を復刻しています。このシリーズは、かつて人気を博した「3年B組金八先生」のパロディとしても知られており、令和らしいハチャメチャな先生たちが登場するCMに生まれ変わりました。
公式コメントでは、
「令和の世界に、ファンタ学園が帰ってきた!
はちゃめちゃなことに巻き込まれたときは
友達とファンタ飲んで笑い飛ばしちゃおう!
スッキリハジけるっ!!! ファンタ!
君はどのはちゃめちゃ先生が好き?」
と紹介されています。
他にも「3年N組ワイルド先生」篇や「3年E組湯けむり先生」篇など、シリーズとして展開されています。
リメイク前の過去のCMで登場した3年G組将軍先生、3年H組昼メロ先生といったシリーズの続編のような形になっています。