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世界的に有名な映画監督が手がけたCM4選
エレファントストーンの安田です。
エレファントストーンの安田です。
映像と一口に言っても、TV、映画、CM、MV……さまざまなジャンルがあります。今回はCMについてご紹介したいと思います。
基本的にCMは「CMディレクター」という専門的な監督が手がけますが、中には映画監督が演出するCMも存在します。そこには映画監督ならではの演出や表現があるはず。
ということで今回は、世界的に有名な映画監督が手がけたCMを4つご紹介します。
1:ソフィア・コッポラ × Dior
最初にご紹介するのは、Diorの香水「Miss Dior Cherie」のCM。監督はお洒落でガーリーな映画が得意なソフィア・コッポラ。
ポップな色使いと可愛らしい仕草、そして何より恋する女の子のテンションが心地よく表現されていて素敵です。
『マリーアントワネット』『ブリングリング』など、彼女が撮る映画にはどれも「ファッション」という要素が必ず出てきます。淡い映像や選曲のセンスなど、ブランドCMとの親和性がとても高い監督だと思います。
2:ウェス・アンダーソン × Stella Artois
ベルギービール「ステラ・アルトワ」のCMを手掛けたのは、おしゃれ映画の代表格ウェス・アンダーソン。
『グランドブタペストホテル』『ムーンライズ・キングダム』に代表されるように、左右対称な構図や鮮やかな色彩設計、レトロな小道具など、ウェス・アンダーソンらしさ全開です。ユーモア溢れる演出や仕掛けも凝っていて何度でも見たくなるCMとなっています。
ウェス・アンダーソンは他にもCMは数多く手掛けていて、PRADAの連作CMもとても面白いのでこちらも見てみてください。
3:マイケルベイ × Victorias Secret
『トランスフォーマー』や『アルマゲドン』など数々のヒット作を生み出したハリウッドの破壊王ことマイケル・ベイが監督したのは、アメリカ発ランジェリーブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」のCM。
派手で大味でケレン味溢れる演出はマイケル・ベイならでは。映画のトレーラーのような編集も好感度高めです。
4:マーティン・スコセッシ × フレシネ
最後に紹介するのは映画界の巨匠、マーティン・スコセッシ。シャンパンで有名な「フレシネ」のクリスマス・キャンペーンCMを監督しました。
カーネギー・ホールを舞台に男性がシャンパンの入った箱を開ける鍵を探すという内容で、アルフレッド・ヒッチコックにオマージュを捧げています。クオリティの高さが半端ないです。ほぼ映画です。
まとめ
いかがでしたか? どのCMも物語の描き方、演出、表現など監督の個性が出てましたね。
普段、私たちが何気なく見ているCMも、どんな監督が撮ったものが気にしながら見てみると面白いと思います。
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