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プロのクリエイターが選ぶ傑作ミュージックビデオ8選 – 邦楽編 –

プロのクリエイターが選ぶ傑作ミュージックビデオ8選 – 邦楽編 –

こんにちは! エレファントストーンの秋山です。

プロのクリエイターがおすすめするものを紹介している本シリーズ。今回は、「傑作ミュージックビデオ(邦楽編)」をご紹介します。ミュージックビデオの自体はもちろんですが、その作品のどのあたりが傑作だと思うのか各クリエイターに伺いましたので、想いが溢れるコメントもご一緒にお楽しみください。

Moe and ghosts – マンアフターマン MV

ディレクター 安藤興作
どこかから拾ってきた映像を寄せ集めたのか、実際に撮影したのか不明。
ホームビデオのような懐かしいような質感の映像に日本語ラップが入ることによって、映像に新しい視点と気づきをもたらしています。

 

MOROHA「バラ色の日々」MV

ディレクター 竜口昇
エリザベス宮地という監督が、MOROHAにどうしてもこの曲でMVを作りたいと直談判して作った作品。監督本人が別れたばかりのリアル元カノの思い出だけで構成されてます。
当時これを見た時、テクニック云々ではなく自分をさらけ出せる人が結局一番強いんだなぁと刺さりまくった作品です。

 

CORNELIUS – Fit Song

代表取締役CEO 鶴目和孝
邦楽は名作揃いのCornelius作品の中で悩みましたが、グラミー賞にもノミネートされた辻川幸一郎さんが作った「Fit Song」を選びました。

音と歌詞と映像が全てリンクしていて何回観ても飽きない。あえての微妙な生活感が良いなって思いました。

 

Chara 『Tiny Dancer』Music Video

経営戦略室企画課 渡辺知里
本当に選びきれないのですが……ちょうど先日ドラマ「カルテット」を見返したので、満島ひかりが出演しているこちらを選びました!
明るくて柔らかい光のようで悲しい歌詞と映像がマッチしていて、ふと見たくなるMVです。満島ひかりがすごく可愛くてずっと見てられます!

 

RADWIMPS – そっけない [Official Music Video]

アジアパートナー事業担当 辰巳貴廣
RADWIMPSさんは以前からよく聴いています。こちらのMVの傑作ポイントは、1カットが長いところと、5:44あたりの光がドラムのリズムに合わせているところです!

 

RADWIMPS – ラストバージン [Official Music Video]

ディレクター 光武希
画面枠の中で、テーマに沿った円形の物体が回転しているMVです。カップルの出会いから結婚までの日常の中の小物(ブーケや指輪、観覧車、車椅子、傘立て、マグカップなど)に焦点を当てていてます。

曲のテーマから逆算して被写体を選び、一貫性を持って被写体を切り取るアイデアの豊富さと、ストーリーを感じさせるようなカットの並びに感動します。MVの存在意義をすごく感じました。

 

サカナクション – アルクアラウンド(MUSIC VIDEO)

ディレクター 山口明宏
ちょっと昔ですが、「2010年度SPACE SHOWER Music Video Awards」のBest Director賞などもとったサカナクションのMV。最初見た時に“アイディア”と“撮影”の緻密さに衝撃を受けた作品です。これ以上の衝撃を受けたMVはまだありません。

「歩く」+「ルックアラウンド(探す)orアラウンド(回る)」を組み合わせ、「アルクアラウンド(歩き探す・回る)」という意味の造語のタイトルのように映像も歌詞を探し求め歩き回るような曲。最後のカットが最初のカットに繋がっていて、無限ループ=「探し求め続ける」というのも表現していて、最後まで工夫が尽きません。

 

PUNPEE – Wonder Wall feat. 5lack

ディレクター 山部哲也
みなさんご存知のPUNPEEが結婚したタイミングで発表されたMV。
弟の5lackとフィーチャリングしたこの曲は兄弟の絆がテーマになっていて、MVも幼少期のプライベート映像が使われているなど、PSG時代から彼らを追いかけているファンからしたら垂涎のMVだなと思っていました。

 

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昔の作品からここ数年に公開された作品まで、クリエイターそれぞれの傑作の観点からご紹介をさせていただきました。皆さんにとっても、新しい作品や表現との出会いになったら嬉しいです。

次回は「- 洋楽編 -」を公開します。お楽しみに!

この記事を書いた人

秋山真衣
エレファントストーンの経営戦略室 ブランドマネジメント課 マネージャー

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