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【撮影編】映像制作未経験者の現場密着レポート!

【撮影編】映像制作未経験者の現場密着レポート!

こんにちは! 経営戦略室 企画課の渋井です。

突然ですが皆さまは、映像を実際に制作している現場ってどんな感じかご存じですか?

あまりイメージ湧かないですよね。そう思います。

ちなみに私も、当サイトを運営している映像制作会社 エレファントストーンに4月に入社するまで、全く映像制作について知りませんでした。

ただ「映画観るの大好きだし、映像制作って面白そうだよな〜」程度。実際、映像制作会社に入社後も採用やマーケティング、ブランディングなどを担当するチームに所属しているため、普段は映像の制作現場に行く機会はなし。そうこうしている内に入社から1ヶ月が経ち、2ヶ月が経ち、3ヶ月が経ち、もしかして自分って映像制作について全然知らないかも……?と思ったところで、

ついに、私も映像制作の現場(撮影現場、MA現場)に潜入するチャンスをいただきました。

そこで今回は、私と同じように映像制作の現場について、気になる〜知りたい〜という方待望の、「映像制作未経験者の現場密着レポート」をお届けします!

こちらの記事は【撮影編】として、撮影現場の「気になる!」をお届けできればと思います。映像制作ってどんなもの?と少しでも気になる方、ぜひご覧ください! 最後まで!!

撮影現場のスタッフさん達ってかっこいいですよね?

今回、私は撮影研修と称して実際に2つの撮影現場を見学させていただきました!

2つの現場の概要をそれぞれお伝えすると……

【撮影現場①】
クライアント:BtoB製品の製造販売を行う企業様
撮影する動画:商品の利用シーン紹介動画
撮影場所:ホテル
撮影人数:スタッフ5名、キャストさん2名

【撮影現場②】
クライアント:交通、不動産事業などを展開する企業様
撮影する動画:不動産のブランディングムービー
撮影場所:スタジオ
撮影人数:スタッフ9名、キャストさん1名

目的も場所も撮影の規模も異なる2つの現場にお邪魔いたしました。関係者の方々、見学させていただきありがとうございます!

実際に、撮影現場をしっかりと見学するのは初めてだったのですが、私が行った2つの現場で共通して活躍していた制作チームの方達は以下の通り!

・ディレクター(社内):クリエイティブの制作責任者。現場を取り仕切る役割。
・プロデューサー(社内):お客様と制作チームのフォローを行う。お客様と制作チームの橋渡しの役割。
・撮影部(カメラマンさん、照明部さん、録音部さんなど)(外部スタッフさん):実際の撮影を行う役割。
・美術部(スタイリストさん、ヘアメイクさんなど)(外部スタッフさん):映像の世界観を制作する役割。

撮影の規模に応じてディレクターが実際にカメラを回したり、美術部さんがいなかったりする場合などもあるそうですが、今回見学させていただいた2つの現場は上記のような体制で進行されました。

私が思っていたよりも各役割が明確に分かれていることが第一の驚きポイント。現場では、各スタッフさんが技術や知識を遺憾無く発揮していました。

「撮影部的にはこの光の入り方が良さそう」「美術部的にはこの家具の配置が良さそう」「ディレクター的にはこのバランスで撮影するのが良さそう」など、自分のもっている視点からのアイデアを出しながら良い映像を目指していっている姿が印象的で、それぞれの分野のプロが集まるからこそお客さまにとっての良い映像に近づいていくんだなとしみじみしながら見学させていただきました。

自分にしかできないことがあるってかっこいいですね。

こだわりが詰まった撮影現場って素敵〜!

プロフェッショナルが集まった撮影現場。当日は以下のような流れで進んでいきました!

【撮影の流れ】
・制作チームによる機材搬入、撮影準備
 
・キャストさん・担当者さま(お客様)とそれぞれ動画の目的や流れを確認
 
・撮影スタート(テストと本番繰り返して撮影を進行)
 
・撮影完了

圧倒的初心者の私の、プロによるプロのための撮影現場で感じた最初の“素敵ポイント”は、撮影準備の段階からディレクターと制作スタッフの方が念入りに映像のイメージを共有しているところ。

キャストさんに入っていただく前から、「カメラを通したらキャストさんがどう映るのか(光の入り方や位置など)」「どの角度から撮るべきか」など、かなり細かく調整しているのが印象的でした。

私もちゃっかり、スタンドイン(本番の撮影前に、配光、立ち位置を確認するといった照明や撮影の準備作業のためにキャストさんの代理をする役割)に初挑戦させていただきました!


実際に出演するキャストさんの動きや位置を想像しながら角度を調整していく作業は地道ですが、想像通りの画を撮ったり、撮影をスムーズに進行したりする上では重要なのだと実感。事前に緻密な調整をしているからこそ、事前に思い描いていたシーンを映像にも落とし込むことができるということを知りました。

本番に備えた準備の徹底具合に、すごいな〜と思いつつ、色々なシチュエーションを試しながら、ディレクターの頭の中にある映像のイメージを再現していく作業を体感するのが新鮮で、面白かったです!

撮影準備が終わったら、いよいよ本番に向けてキャストさんが合流……! 早速撮影が始まるかと思いきやその前に、メインディレクターがキャストさんに向けて「お客様の背景やご依頼の内容、動画の目的・概要」などを共有。

お客様が映像を制作するに至った経緯を丁寧に伝えているのが印象的でした。キャストさんに安心してもらうために撮影の流れやポイントなども伝えているのが素敵だな〜と思っていました。

さらに、お客様に対しても本番前に「こんな角度から撮ってみても面白いと思うんですけど、どうでしょう?」と、映像をより良くするための提案をしている場面も目撃。クリエイティブの責任者であるディレクターだからこその視点で、お客様にとって最善な映像について考えているのが、第二の“素敵ポイント”でした。

そして、撮影本番がスタート!

本番の撮影の際は、テストを繰り返しながら撮影を進めていきます。カメラの動きやフォーカス、キャストさんの動きなどを微調整しながら撮影を進めていました。

実際に見学していると、カメラに映る色合いや光の当たり具合なども微調整していて、細部までこだわっている感じが伝わってきます。途中で「この角度から撮るともっと良いかも」などのアレンジも加えながらより良くなるように調整。

制作スタッフの皆さまは、「動画が完成した状態で撮影した素材がどう見えるのか」を常に考えながら撮影している印象でした。事前に映像の完成イメージを形にしておき、しっかり共有しておくことの大切さを垣間見たように思います。

アウトプットにこだわる分、撮り直しなど時間管理もしながらスムーズに進行する、ディレクターをはじめとした制作スタッフの皆さまって素敵〜とただただ思っていました。

実際に映像が完成するのはまだ先のようですが、あの現場で撮影された素材がどんな形になるのか、勝手に完成が待ち遠しいです!

まとめ

という感じで……!
以上が映像制作未経験者の現場密着レポート【撮影編】でした!

皆さま、いかがでしたか? 少しは映像制作について、知っていただくきっかけになったでしょうか?

私個人としては、映像制作の現場に初めて潜入できて嬉しかったのはもちろん、ディレクターやプロデューサーの、お客様・制作スタッフの方との意見交換の仕方や、キャストさんへの気遣いの仕方を間近でみて、エレファントストーンが大切にしている「想いを象る」という価値観の本質を体感できたように思います!

映像制作って面白いな〜と実感すると同時に、制作スタッフの方々の映像制作への熱量・こだわりを目の当たりにできた経験でした。

この記事を読んでくれた方にも、「もしかすると映像制作って面白いんじゃない?」「もしかするとエレファントストーンって良い会社なんじゃない?」と思ってもらえていたら嬉しいです。

もしかすると、もしかするな〜と期待しながら、この記事を終了とさせていただきます。


 

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この記事を書いた人

渋井美香
エレファントストーンの経営戦略室 ブランドマネジメント課所属

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