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【9月6日〜開催】国内最大の登竜門!才能の原石と出会える映画祭『ぴあフェスティバル2025』

【9月6日〜開催】国内最大の登竜門!才能の原石と出会える映画祭『ぴあフェスティバル2025』

画像引用:https://www.nfaj.go.jp/film-program/pff2025/

こんにちは!ZOORELを運営する映像制作会社エレファントストーンです。

優れた撮影手法や編集技術など、総合的な映像力を評価する場所であるコンペティションの舞台。文化の秋と呼ばれるこの季節には、創造的なインスピレーションを与えてくれる映画祭や映像祭が数多く開催されています。

そこで今回は、新しい才能の発見と育成をテーマにした『ぴあフェスティバル2025』を詳しくご紹介します!

ぴあフェスティバル2025 映画祭について

【開催日時】
2025年9月6日(土)~9月20日(土)
※月曜休館

【会場】
国立映画アーカイブ(京橋)

【どんな映画祭?】
ぴあフィルムフェスティバル2025(第47回 PFF) は、新しい才能の発見と育成をテーマにした映画祭です。世界的にも稀有な自主製作にフォーカスしたフェスティバルで、国内では若手映画作家の登竜門として広く知られています。

出品料3,000円(高校生以下は無料)という敷居の低さも、クリエイターたちにとっては大きな魅力になっています。

1977年の創立以来、多くの新鋭監督を輩出してきた歴史があり、その中には是枝裕和、湯浅政明、行定勲、園子温など、現在第一線で活躍する映画監督が含まれます。

【チケット】購入方法は、下記の三つです。
1.チケットぴあにて発売中 ※8月6日~
2.セブン-イレブン店内のマルチコピー機で購入
3.国立映画アーカイブ会場1F受付で購入 ※各回上映開始の60分前~5分前まで(12時以前に上映開始の回のみ11時から受付にて販売)

詳細は、下記の公式サイト上でご確認ください。

ぴあフィルムフェスティバル三つの魅力

1. 新しい才能と出会える場

自主制作映画の登場機会を提供する「PFFアワード2025」は、過去最多級の応募数約795本(史上2番目)から厳選された22作品が上映されます。

応募対象年齢層は多様で、平均年齢は23.8歳とフレッシュな才能が集結。上記の映画『あの頃』のように高校生が制作した作品も3本含まれ、この機会を逃したら絶対に見れないフィルムが一堂に会します。

まだ見ぬ才能の原石と出会える絶好の機会となっています。

2.映画の可能性を感じさせる特集企画

毎年、多種多様な特集企画を楽しめる「ぴあフェスティバル」。

「ヌヴェル・ヴァーグ」と題したプログラムでは、現在では古典となったフランス映画の名作17作品を紹介するだけでなく、俳優の仲野 太賀さん(下記映画『リアリズムの宿』を紹介)や『国宝』で話題の李 相日監督ら映画界の著名人たちが、個人的なヌーベルバーグ体験を明らかにする「私のヌーベルバーグ作品」という特集企画が設けられています。

さらに、日本独自の自主制作文化である「8mm映画」作品を紹介する企画や、梶芽 衣子のデビュー60周年記念特集、篠田 正浩監督の追悼上映など、映画文化の広がりと歴史への敬意が詰まった構成になっています。

3. 長編映画制作をサポート

映画祭では、新人監督育成のための取り組みとして、歴代のアワード入選者を監督に抜擢。新作のオリジナル長編映画を制作する企画を1984年から継続して行っています。

入選者は表彰や賞金に加え、PFFが支援する 長編制作へのステップ に挑戦する機会が与えられるため、キャリアの大きなターニングポイントにもなり得る画期的なスキームになっています。

今年のフェスでは、2021年に入選した作品『豚とふたりのコインランドリー』を手がけた台湾出身の蘇 鈺淳(スー・ユチュン)監督の『メイメイ』が上映(9月16日18時~)されます。

母国を離れて日本で俳優をする妹と、台湾の大企業で働く姉の家族関係をベースに、コミュニケーションの不確かさと不可思議な人と人とのつながりを描いた注目作です。

まとめ

『ぴあフェスティバル2025』は若さ溢れるエネルギーに満ちた映画祭です。ぜひ、フレッシュな才能の輝きを会場で目撃してください!

この記事を書いた人

ZOOREL編集部/コスモス武田
慶應義塾大学卒。大学時代から文学や映画に傾倒。缶チューハイとモツ煮込みが大好き。映画とマンガと音楽が至福のツマミ。

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