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え、CGなの？ SNSで話題沸騰「バーチャルヒューマン」がまるで人間みたい
こんにちは、エレファントストーンの板垣です。
「#あたしCGらしい」・・・こんなキャッチーなハッシュタグで知ったのはimmaというバーチャルインフルエンサー。ピンクのボブが目を引くキレイな女の子。あまりにもキレイなので、流行りの加工ですか？と思ったらこれが思っていた以上に加工（CG）だった！
実在するファッションブランドのモデルに起用されるなど大躍進中のバーチャルヒューマンの中から、個人的に気になる存在を何人か紹介したいと思います。どうぞお付き合いください。
まずは「#あたしCGらしい」のimma
ピンク色の髪が特徴のimma。日本初のバーチャルモデル。昨年の夏にアカウントを開設した彼女のフォロワーは既に15万人超。国籍、生年月日などは非公開。頭の部分を3DCGで作成し、実写で撮影した体と背景に合成したデジタルヒューマン。
最近だと「SLY」と「PUMA」のコラボ広告に起用されています。
記事を書いていたちょうど今、「SK-II」のホリデーシーズン向けのキャンペーンムービーに登場していました！ いよいよ動き出しましたね。
一番衝撃だったのは、カネボウ化粧品のメイクブランド「KATE」が、ベースメイクシリーズ「THE BASE ZERO」の魅力を伝えるため、バーチャルモデル immaを起用した時でしょうか。
バーチャルモデルとリアルモデルの違い、意味、未来、そんなことを考えさせられました。まさに「no more rules」というKATEのブランドスローガンそのもの！
どうでもいい情報ですが、このあいだ行ったバンコクでも街頭広告に彼女を見つけました。東京の今っぽい雰囲気を持った彼女にこれからも注目です。
カーネルおじさんがイケメンに？！
少し前に、カーネルおじさんがイケメンに！で有名になったバーチャルインフルエンサーのカーネルサンダース。
ケンタッキー・フライドチキンは2019年4月9日にインスタ上に彼を復活させましたが、「インスタはリアルじゃない」と休止宣言をし、23日には活動を休止してしまいました。
バーチャルインフルエンサーとして生み出された彼は、インスタのナンセンスをふんだんに詰め込んだ存在として楽しませてくれました。
個人的には、来日してimmaと一緒に撮影しているのが面白かったです。両方バーチャルだし、来日って何？一緒に撮影って何？って。バーチャルであることを楽しんでいますよね。
海外の有名バーチャルインフルエンサー
インスタで約160万人のフォロワーがいる有名バーチャルインフルエンサーもいますが、私が紹介したいのはMEME。現在のフォロワー数は約1,6千人。
◆MEME プロフィール：
アート・デザイン・写真などがスキで、できればそれを仕事にしたいと思っている女の子。性格はパンク。
そばかすと、額と顎にやや目立つ痣があり、コンプレックスに感じているが、それをポジティブに個性として捉える側面もある。
しかし、ネガティブになる時ももちろんあり、ちょっとメンヘラな側面も。自分の周りで起こる事や社会の出来事について、目をそらすことなく自分の頭で理解をしたいと思っており、“リアルであること”が彼女のモットー。
凄くないですか。なんか。もはや居る。いるいるこんな子。と納得してしまったバーチャルヒューマンです。
いるいる！と納得してしまった写真がこちら。
バーチャルヒューマンの今後
今年の夏には世界初のバーチャルインフルエンサーのみが所属するモデルエージェント「VIM」が日本で設立されました。時代ですね。
少し前までの「あーCGっぽいなぁ」の壁は既になくなり、現実と仮想の境界線を突破した新たなデジタル表現のデジタルヒューマン。そこ居るというリアルな表現を持たせるための性格、ストーリー、背景がしっかりしているからこそ現実味がある。
その反面、架空の人物ゆえに個人的なスキャンダルもなく多言語を扱うことができ、一瞬で場所移動もでき、年も取らない彼女達。
ただのプロダクトではなく、今後どのような形で現実に溶け込んでいくのか楽しみです。
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