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エレファントストーン旅団結成。HUNTER×HUNTERの“念”で社員を分析してみた!

エレファントストーン旅団結成。HUNTER×HUNTERの“念”で社員を分析してみた!

画像参照:https://www.shonenjump.com/j/rensai/hunter.html

こんにちは、エレファントストーンの小笠原です。

みなさんは面白い漫画やアニメ、映画に関して「なぜ面白いと感じるのか」と考えたことはありますか?私は現実の世界に少しのフィクションを混ぜ込む、逆に完全フィクションの世界に現実の法則を混ぜ込む、そこのバランスがうまく取れている作品に面白さを感じ、惹かれるのではないかと考えています。

そして時々、「実際自分がその世界にいたらどんなキャラだろう?」「同僚はどんなキャラだろう?」と空想を膨らませることも…。今回はそんな経緯から「HUNTER×HUNTER」をとり上げて、当メディアを運営するエレファントストーンのメンバーに念能力があったらどんな系統の念能力者か?というテーマで空想したいと思います。

HUNTER×HUNTERの“念能力”とは?

そもそも“念能力”とは何でしょうか。“念能力”とは、体から流れ出るオーラと呼ばれる生命エネルギー“念”を自在に操る力のことを指すそうです。HUNTER×HUNTERではこの部分、かなり詳細な設定が組まれているので本記事では詳細は省きますが、念能力には強化系、変化系、具現化系、特質系、操作系、放出系の六つの系統があります。主人公のゴンは強化系、相棒のキルアは変化系と、キャラクターごとに系統が設定されています。

HUNTER×HUNTER以外の漫画でも属性が設定されていることは珍しくないですが、むしろHUNTER×HUNTERの影響により、キャラに属性をつけるカルチャーが生まれたといってもおかしくないのではないかと思います。そして、そんなHUNTER×HUNTERの面白さはその系統設定の緻密さとリアルさにあります。

ヒソカの“オーラ別性格分析”

HUNTER×HUNTERの物語序盤、天空闘技場編で登場するヒソカというキャラクターによると、その人の念能力の系統と性格にはある程度の繋がりがあるとのことです。実際にヒソカの独断によってつくられた「オーラ別性格分析」が以下です。

本編でもヒソカは「強化系は単純一途」という持論に基づき、主人公ゴンの系統が強化系であることを見破りました。私は、この性格分析を元に社内メンバーを系統で分類する遊びをする中で、現実世界でも系統別で分類すればその人との相性、社内外での立ち回り方等のヒントになるのではないかと思い始めるようになりました。

半分冗談半分本気ですが、みなさんには「エレファントストーンにはこんな念能力者がいるのか!」と面白がっていただければ嬉しいです。

エレファントストーン旅団のメンバー紹介

私自身、社会人歴はまだまだ浅く、念を習得して間もないので今回は社内メンバーの中でも長年鍛え上げられた念能力で戦っている歴戦の猛者である役員、マネージャーをご紹介できればと思います。メンバーが該当する系統と近いキャラクターで解説していきます。

※今回のメンバー紹介は、私の独断と偏見ではなく社内メンバーの意見を大いに参考にしています

伊藤 尚平(取締役COO)
系統:変化系
キャラクター:フェイタン

画像参照:冨樫義博 「HUNTER×HUNTER」217話

いきなり強烈なキャラクターが出てしまいましたが、伊藤さんは幻影旅団のフェイタンに近いとの声が各所から上がりました。ヒソカによる変化系の特徴「気まぐれで嘘つき」に伊藤さんが当てはまるかはいささか疑問ではありますが、フェイタンの能力「許されざる者(ペインパッカー)」の内容を考えれば少し頷ける部分があります。

フェイタンの能力は自分が受けた痛みを糧にして放つカウンター型の能力で、フェイタン自身がキレた時に発動。広範囲を巻き込む能力であるため、発動時には周囲への手加減も一切無いのが特徴です。伊藤さんはいつも穏やかですが、キレたらとてつもなく怖いという噂を聞いたことがあるので、まさにフェイタン(僕はキレたところを見たことは無いです)。ここぞという時に喝を入れてエレファントストーンを引き締め、周囲を奮い立たせる存在で、組織にはそういう人が必要なのだと実感します。

嶺 隼樹(マネージャー)
系統:放出系
キャラクター:メルエム

画像参照:冨樫義博 「HUNTER×HUNTER」229話

社内随一の漫画好きである嶺さんは、自己分析で「自分は放出系である」と仰っていました。放出系は「短気で大雑把」との分析で、HUNTER×HUNTER本編の放出系キャラクターにはレオリオやレイザーが該当します。放出系は直感、信頼、友情関係を大切にするようなキャラクターが多い印象で、そういう意味では嶺さんが放出系であるのも納得できます。

嶺さんに近いキャラクターとしてあげたキメラアントの王、メルエムは「獲物のオーラを食うことで自分のものにできる能力」を有しています(これは放出系の能力というよりはキメラアントの王としての能力と解釈しています)。嶺さんの「どんな知識に対しても熱中して貪欲に吸収できる」スキル(エレファントストーンで言う“知的興奮”)は、メルエムの能力に近いものを感じますね。半年ほど前から嶺チームの一員になった私ですが、「二度言わすな」と尻尾で叩かれる未来もそう遠くないでしょう。

安田 瑛己(マネージャー)
系統:具現化系
キャラクター:コルトピ

画像参照:冨樫義博 「HUNTER×HUNTER」100話

PR映画「長生ノスタルジア」やオリジナルドラマ「漆をめぐる物語」「彼女はヴィーガン」といった映像を多く制作し、エレファントストーンの映画監督としての地位を確立している安田さんは、物語を映像に具現化する能力者といえそうです。そういう意味では映像を制作する私たちは全員具現化系に分類されそうですが、安田さんに近いキャラクターにコルトピを挙げたのはその能力の貴重さが理由です。

コルトピの能力名は「神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)」。左手で触れた物を右手で複製することができる具現化系能力です。戦闘能力は高くないものの、ビルも複製できることから能力自体の性能が非常に高いと言われています。映画が撮れるという能力は言うまでもなく貴重かつ、エレファントストーンになくてはならない存在ということで、コルトピと通ずるところがあります。ここでは、コルトピの最後については触れずにおきましょう…。

横山 勇樹(マネージャー)
系統:放出系
キャラクター:センリツ

画像参照:冨樫義博 「HUNTER×HUNTER」77話

社内では、横山さんは短気というよりマイペースな印象ですが、大雑把、直感型というイメージは当てはまっているという意見が出ていました。近いキャラクターとして挙げたセンリツは、自らの念を楽器の演奏と共に飛ばし、様々な効果を付加した楽曲を奏でられるという能力があります。漫画では、“センリツがリラックスできる楽曲を奏でると、緊迫していた戦場が花畑になる”という描写がありますが、横山さんにも、その口調とマイペースさでセンリツのようにその場の空気を変える力があります。

また、センリツは数百メートル先からでもターゲットの足音を聞き分けたり心音から相手の心理状態を読み取ることが可能という能力を持っていますが、アンテナの鋭さで考えると横山さんも同レベル。横山さんはエレファントストーンの社内情報はなんでも把握しており、新卒メンバーでしか話していないプライベートなトピックをなぜか把握していることも。脅威のアンテナの持ち主です。

山部 哲也(マネージャー)
系統:変化系
キャラ:ハンゾー

画像参照:冨樫義博 「HUNTER×HUNTER」372話

山部さんはthe変化系の性格で気まぐれだという意見が社内で飛び交っていました。嘘つきかどうかは言及しないでおきます…。近いキャラクターとして挙げたハンゾーの系統は未だ謎。ですが、確かにどことなく似た雰囲気を感じます…。どことなく。

現時点で判明しているハンゾーの能力は自分の分身体をつくるというものですが、実は山部さんももう一人の山部さんが背後霊として常についているそうで、その場の状況や物事を客観的に捉えることに長けているそうです。ちなみに山部さん本人は「ヒソカでありたかった」そうです。

大西 充(マネージャー)
系統:操作系
キャラ:モラウ=マッカーナーシ

画像参照:冨樫義博 「HUNTER×HUNTER」215話

エレファントストーンの技術屋さんというイメージの大西さんは操作系に分類されるでしょう。配信案件や映像のバレ消し(撮影時に画面内に映ってしまった不要なものをデジタル合成によって消す作業のこと)等、ハード/ソフト問わずに様々な技術をお持ちです。私も技術的に困った際は大西さんに助けてもらっています。

類似するキャラクターとしてはキメラアント編で活躍したモラウになりました。サングラス要素もタバコ要素もないですが、少し大柄なところは共通してますかね…?モラウはハンター協会会長も認める熟練ハンターで、オーラを込めた煙の形を自由に変える応用性が高い能力を持っています。どんな事態にも柔軟に対応できる技術力はエレファントストーンには欠かせないです。王討伐級の案件には大西さんに同行を依頼すると安心ですね。

宍戸 芙沙恵(ゼネラルマネージャー)
系統:強化系
キャラ:ウボォーギン

画像参照:冨樫義博 「HUNTER×HUNTER」76話

はじめに弁明しておくとあくまでも社内メンバーの意見を元にしているので私の偏見ではありません…。系統はここにきて初めての強化系。宍戸さんに近いキャラクターとして挙げられたのが幻影旅団のウボォーギンでした。

宍戸さんがエレファントストーンに入社した時は黒船襲来くらいの衝撃と文明の発展が起きたそうで、勤怠システムやコミュニケーションツールの導入等、エレファントストーンが「会社らしくなった」きっかけでもあるそうです。そういう意味では単独であの陰獣を壊滅させたウボォーギンに引けを取らない戦闘力を有していると言えますね。強化系らしくシンプルな攻撃を使用する一方、相手の能力を探ったり的確な攻撃手段を選ぶ等、しっかりと戦略を立てて戦うウボォーギンの特徴にも宍戸さんらしさを感じます。ちなみに守るものがあると力を発揮するタイプだそうです。

鶴目 和孝(代表取締役CEO)
系統:??
キャラ:ジン=フリークス

画像参照:冨樫義博 「HUNTER×HUNTER」320話

最後は弊社代表取締役CEOの鶴目さんですが、社内で意見を募っても系統が謎なままというまさかの結果になりました。そういう意味では特質系に分類されますが、カリスマ性の部分で皆納得しつつ、個人主義者ではないなというところで判別不明となりました。そんな中で近いキャラクターとして挙がったのは主人公ゴンの父親であるジン。

本編ではジンもまだ能力が謎のままですし、グリードアイランドを仲間たちとつくり上げたことを考えても、リーダー的な素質を持っていると言えます。常識や先入観に囚われることなく行動し、型破りな発想と価値観を持っているところにも鶴目さんとの共通点がありそうです。鶴目さんがジンの場合その息子であるゴンはエレファントストーンメンバーだと誰になるのでしょうか…。ちなみにジンは「打撃系の能力は一度くらうと大体マネできる」らしいので鶴目さんには打撃系の技は使わないようにしておきましょう。

“念分析”を終えて

いかがでしたでしょうか。エレファントストーンが運営するZOOREL史上、ここまでふざけた記事は未だかつて無いだろうと思いつつ、バカにできない現実味があったのではないでしょうか。

自分の身の回りの人を系統別に分けるこの空想は、HUNTER×HUNTER好き同士で話せば盛り上がりますし、分析するとその人のことを知るきっかけにもなります。まずは自分の系統を性格やエピソードから分析してみるのが面白いかもしれませんね。

自分の能力を見つけて磨きをかけることで、この世の中を楽しく冒険していきましょう(ちなみに嶺さん曰く、小笠原はひたすら高みを目指す強化系とのことでした…)。


 

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この記事を書いた人

小笠原亮
エレファントストーンのディレクター

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