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キャラクターを活用したプロモーション動画3選!初音ミク、崩壊:スターレイルほか

画像引用:https://www.jx-nmm.com/newsrelease/2024/20241220_01.html
こんにちは。ZOORELを運営する映像制作会社エレファントストーンです!
一時のブームを飛び越え、社会に深く根付いている「キャラクター」文化。安心感やほのぼの感をアピールすることができ、地方自治体の「ゆるキャラ」に象徴されるように、昨今ではさまざまな業界や企業でキャラクターの活躍する姿を目にします。
そこで今回は、「キャラクター」を使った企業PR動画をご紹介します!
キャラクターを使った企業PR 事例紹介
1. JX金属株式会社 「JXキュン属」シリーズ
JX金属株式会社は、 マスコットキャラクター「銅の妖精カッパーくん」と俳優の芦田愛菜さんを起用し、2024年12月から「JXキュン属」と題したCMをシリーズ展開しています。
今年から公開されている二つのCMでは、カッパーくんが登場し、銅の持つ特性や日常生活への役立ち方を芦田愛菜さんに解説。インパクトのある演出で、真面目な内容をコミカルかつ親しみやすく紹介しています。
実は銅が身の回りの様々なところで使われ、私たちの暮らしを支えているのだというメッセージを、2人のコミカルなやり取りで伝えています。銅の可能性にキュンとする芦田さん。そんな芦田さんに照れてしまうカッパーくん。
銅が身近な存在であることを伝えるのはもちろんのこと、「JXキュン属」というキャッチフレーズを用いることでJX金属株式会社の名前を広くアピールすることにも成功しています。
🌸「JX金属」×『ガールズ&パンツァー 最終章』コラボ企画②🌸
本日10/2からコラボCMが放映スタート❗️大洗女子学園あんこうチームの皆さんとぼくが出演するスペシャルな映像だドウ✨CMはJX金属公式YouTubeチャンネルでも公開中❗️ぜひぜひご覧くださいドウ‼️
半導体材料でレッツドウ‼️… pic.twitter.com/cROL4gRsqe
— カッパーくん_JX金属 (@coppy_jxnmm) October 2, 2023
2023年には、銅の元素記号「Cu」をもじった名前で、銅の精霊「カッパーくん」と『ガールズ&パンツァー』のキャラクターたちが共演するオリジナルアニメーションCMを制作。
予想外のコラボレーションを実現することで、JX金属株式会社の名前を広くアピールし、銅に関する専門的な知識や企業理念をわかりやすく伝えています。
2. 株式会社あきんどスシロー キャラクターコラボ
スシローは、ゲームやアニメキャラクターとのコラボレーションを通じて、若年層のエンゲージメント獲得やファン層の拡大を図っています。ルーレットで相手を決めるなど、エンターテイメント性に富んだ取り組みは、顧客を飽きさせることなく、SNS活用も非常に意欲的です。
2025年4月には、スシローと人気ゲーム「崩壊:スターレイル」とのコラボ企画を発表し、大きな話題を呼んでいます。
Xでの投稿で話題となったプロモーション動画は、ゲームキャラクターが店内で寿司を楽しむというもの。両社の名前を合体させた「スシーレイル」というコンセプトがユニークで、既存ファンを巻きこみながら、多方面で拡散されるきっかけにもなりました。
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💫 #スシロー × #崩壊スターレイル💫
コラボ大好評開催中🍣🥢!!
\なんとなんと、コラボ記念アニメーションが!!🎆🍌🎆🍌
スシーレイル!?!?🎵🚂🍣💫体が勝手に踊りだす!?#スシロースターレイルコラボ pic.twitter.com/lOt60CoEoG
— スシロー (@akindosushiroco) April 25, 2025
コラボ限定メニューの注文で、オリジナルピックやステッカーがプレゼントされるなど、ゲームファンに向けた特典も用意されています。定期的に他のキャラクターとの共演を期間限定で実施して関心を高める手法は、ぜひ参考にしたいところです。
3. 大塚製薬株式会社 ポカリスエット×初音ミク
水分補給の大切さを若年層へアピールすることを目的として、大塚製薬は2019年から初音ミクをポカリスエットの公式アンバサダーに起用しています。初音ミクが選ばれた理由は、Z世代を中心に圧倒的な支持を持ち、バーチャルでありながら実在感を持つ存在として、新しいメッセージ発信をおこなうためです。
2024年公開のPR映像では、ゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ』に登場するユニットであるLeo/needのメンバーと共演。バスタイムの後にくつろぐシーンや夏の日常を楽しむ様子が描かれており、熱中症対策として「こまめにポカリスエットを飲む」ことの重要性を伝えています。
バーチャルシンガーのMEIKO、ボカロPのMitchie M氏とコラボレーションしたこちらの動画は、新曲&CGライブ風映像を使ったYouTubeプロモーション。キャッチーなメロディとともに、熱中症予防のポイントを分かりやすく紹介して、Z世代の間で反響を呼びました。
まとめ
「単なる広告塔」だけでなく、デジタルカルチャーの象徴的存在としてキャラクターを活用することで、感情や共感をデジタル空間でうまくつくり出した模範的な事例と言えるでしょう。