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遊び心だけじゃない!
ダンス要素をミックスした最新ブランディングムービー4選

遊び心だけじゃない! ダンス要素をミックスした最新ブランディングムービー4選

画像引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000344.000004201.html

こんにちは!ZOORELを運営する映像制作会社エレファントストーンです。

近年、企業や製品のブランディングに欠かせない要素の一つとして定着しているのが「ダンス」です。ダンスを活用したブランディングムービーは、映像的な表現として視聴者の目を引くだけでなく、若い世代へのマーケティング効果や新しいイメージを形成する文化的な意味合いにおいても非常に有益です。

そこで本記事では、ダンスの要素を取り入れた最新ブランディングムービーを厳選してお届けします!

ダンスを活用したブランディングムービー

1. シーバスリーガル『みんなの心がブレンド。スペシャルダンス』

ウイスキーブランド「シーバスリーガル」の最新ブランディングムービー『みんなの心がブレンド。スペシャルダンス』編では、“ブレンド”というブランドコンセプトを、「複数の人や感情が重なり合う=心のブレンド」という場面で、ダンスと重ねて表現しています。

華やかな衣装に身を包んだ池田エライザさんが、ダンスを通して「ありったけの私」を表現。ダンスを軸にブランドの世界観を描き出し、視聴者の目を惹きつけながら感情の重なりや調和を映像的に体現しています。

さらに、選び抜かれたBGMも映像の魅力を一層引き立てています。軽快でポップなメロディーが映像にリズム感と華やかさを加え、ブランドムードをより鮮やかに彩っています。

2. bior organics『2025オーガニックアクア エアレスクッション ファンデーション&メイクアップ』

天然由来の成分へのこだわりで若い世代からの支持を集めているコスメブランド「bior organics」。

Travis Japanが出演した最新ブランディングムービー『2025オーガニックアクア エアレスクッション ファンデーション&メイクアップ』では、“パフダンス”という振付を用いてプロダクトの魅力をアクティブにアピールしています。

biorハートのパフとダンスを組み合わせた演出が秀逸で、動きと商品のテクスチャ感や軽やかさが見事にリンクしています。

Travis Japanはダンス一つで、「軽やかさ」「ふわっとした質感」「肌へのやさしさ」といった商品の特徴や、メイクを楽しむ喜びを表現。ダンスを通じて、ブランドの世界観である軽やかさや肌触り、楽しさを強く印象付ける好例となっています。

3. UHAグミサプリ『バランスダンス〜鉄、鉄&葉酸〜』篇

UHAグミサプリのブランディングムービー『バランスダンス〜鉄、鉄&葉酸〜』篇では、替え歌「はいよろこんで」のメロディに合わせて“バランスダンス”を展開。

短尺フォーマット、ダンス、替え歌といったシェアしたくなる要素が詰まっており、SNSでの“いいね”数の達成でTVCM化されるキャンペーン形式も話題に。遊び心と参加型の仕掛けが印象的な作品です。

頭の上に商品(グミサプリ)を乗せて踊るダンスの動きが独特でインパクト抜群。遊び心あるダンスとキャラクター、音楽のキャッチーさ、共感できる“鉄分ギリギリ”というキャッチコピー、さらに参加キャンペーンによる拡散の設計など、複数の要素が重なった効果的なプロモーションになっています。

参加感や遊び心を大切にしたブランディングムービーとしても非常に参考になるのではないでしょうか。

4. キャノピーbyヒルトン大阪梅田『インスピレーションを刺激@キャノピーbyヒルトン大阪梅田』

弊社ZOORELを運営するエレファントストーンでも、ダンスを取り入れたブランディングムービー『インスピレーションを刺激@キャノピーbyヒルトン大阪梅田』を制作しています。

2024年9月にオープンしたライフスタイルホテル「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」の認知度向上とブランディングを目的に制作した本映像では、大阪の歴史や文化にインスパイアされたユニークな滞在体験を、ダンスの演出を通して視覚的に想像してもらうことを目指しています。

歴史と未来が交差し、常に進化を遂げながら、新たな物語を生み出している大阪。当ホテルは、そんな大阪の地域文化からインスピレーションを受けた数々のユニークな空間やデザインで彩られており、訪れるゲストの五感を魅了し続けています。

今回制作した映像では、そんな大阪という街のダイナミックなエネルギーと「キャノピーbyヒルトン」ブランドが手掛ける遊び心と独自の魅力を最大限にヴィジュアライズ。映像を通じて、観る人がまるでキャノピーbyヒルトン大阪梅田を訪れたかのように街のエネルギーや創造性を肌で感じ、新たなインスピレーションを得られることを意図しています。

ダンスを取り入れたブランディングムービー。3つの特徴

今回ご紹介した事例は、対象となるプロダクトやブランドは異なりますが、共通して以下の3つの特徴が見えてきます。

1. コンセプトをダンス演出で表現

4つの事例に共通するのは、ターゲットに近いダンサーを起用し、コンセプトを彷彿させる踊りや演出を随所に取り入れている点です。抽象的なコンセプトを、台詞やコピーに頼らず振付と動きだけで伝えることで、視聴者が五感を通してコンセプトを感じられる構成となっています。

2. イメージの刷新

ダンスのスタイル(ヒップホップ、K-POP風、コンテンポラリーなど)は、動きの楽しさや遊び心を演出するだけでなく、現在のトレンドや文化潮流を映し出す「時代の鏡」ともなります。

例えば、bior organicsのブランディングムービーでTravis Japanが披露した「パフダンス」は、まさに「今っぽさ」を象徴。コンセプトに沿った遊び心ある映像表現を通して、ブランドのイメージ刷新に成功しています。

3. 興味を持続させる場面展開とBGM

動きのあるダンスは映像のリズムを生み、視聴者の興味を引き続ける効果があります。

弊社制作の「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」では、前半は秘密基地を思わせる少し緊張感のあるBGM、後半は魚眼レンズや回転するカメラワークを活用しつつアップテンポなBGMに切り替えるなど、場面展開と音楽の連動で躍動感と遊び心を演出。最後まで視聴者の興味を持続させる仕組みになっています。

まとめ

ダンスというと「覚えてもらえる」「躍動感」や「ノリの良さ」を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかしそのキャッチーさだけでなく、ブランディングムービーにおける表現の幅を広げる手法としても注目されています。

この記事を書いた人

ZOOREL編集部/コスモス武田
慶應義塾大学卒。大学時代から文学や映画に傾倒。缶チューハイとモツ煮込みが大好き。映画とマンガと音楽が至福のツマミ。

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