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『長生ノスタルジア』 第5回 富士 湖畔の映画祭2019を監督がレポート
こんにちは! エレファントストーンの安田です。
監督した作品『長生ノスタルジア』が、野外上映イベント「第5回 富士 湖畔の映画祭2019」にて上映されることになりました。完成披露上映会以来では初、さらには映画祭では初めての上映ということで、映画祭に行ってきました!
今回は一人での参加となりましたので、監督自らレポートしていきたいと思います。
◎湖畔の映画祭とは?
今年で5年目を迎える『富士 湖畔の映画祭』は、富士山の麓に位置する本栖湖で毎年行なわれているイベント。インディペデント映画を中心とした上映に加えて、音楽イベントなどが行なわれます。
上映作品には、片山慎三監督の『岬の兄妹』、齊藤工監督の『バランサー』、いま話題の『メランコリック』など30本以上がラインナップ。大自然の中で映画鑑賞という非日常感を味わえる、魅力的な野外上映イベントです。
本栖湖キャンプ場は富士山の麓、長生村から約200km、車で3時間ちょい。
◎『長生ノスタルジア』が上映される7月27日は「土用の丑の日」
この日は「土用の丑の日」ということで、富士吉田市の老舗「うなよし」さんへ。
見てください、この神々しいうな重を。
身がとても柔らかい! 今まで食べたうなぎの中で一番美味しかったです。
◎会場に到着
会場に着いたのは夜の7時。
本栖湖の夕日は間に合わず、本栖湖はすっかり暗くなっていました。総合受付で入場パスを受け取り、早速上映会場に向かいます。
垂れ幕にサインを書かせていただきました。
◎映画祭の様子
台風6号の影響で雨と暴風がすごく、めちゃくちゃ寒い。夜風を感じてくつろぎながら映画を観られるのかな、と想像してた野外映画フェスとは全然違うぞ・・・
悪天候のため会場が変更になり、総合受付横に急遽スクリーンを設置しての上映となるなど結構大変な感じの映画祭に。
話題作「岬の兄妹」アフタートーク。たくさんの観客で埋め尽くされています。
みんなポンチョ着たりして寒さをしのいでいました。
廃校になった中学校の体育館を上映会場とした「Indoor Theater」
こちらは室内でスクリーンも大きく羨ましい。
ときおり校舎を叩く雨の音や風の音もいい効果を出していました。
◎いよいよ『長生ノスタルジア』の上映
上映時間は23時50分から。この日最後の上映作品でした。
こんな遅い時間まで残ってくれる人はいるのだろうか?
・・・思っていたよりも多くの方に観てもらえました。(よかった!)
上映後、アフタートークをさせていただきました。
アフタートークでは企画の成り立ちやキャスティング、撮影の裏話など時間の許す限りいろいろお話しました。お客さんも悪天候の中、最後まで残っていただいてありがとうございました。
焼きそばも美味しかったです。
今回、初めて「湖畔の映画祭」に参加しましたが、とても面白い映画祭だなと思いました。晴れたらとても気持ち良いんだろうなー(翌日は快晴だったそうです)
また来年も参加できるよう作品を作っていきたいです。
上映した映画『長生ノスタルジア』はPCでもスマホでもご覧いただけます。多くの人に観てもらいたい作品なので、是非ともよろしくお願いします。
千葉県長生村 presents 映画『長生ノスタルジア』(本編フル)
ストーリー
仕事を辞め、父が一人で暮らす長生村に帰ってきたアカリ(谷口蘭)。
春、夏、秋、冬と巡る季節のなかで、ふと忘れかけていた昔の記憶が蘇ってくる。
親友と行った夏祭り、父との思い出の海。
改めて村の魅力を感じ、長生村での新しい暮らしへと歩みを進める──。
出演者
谷口蘭 / 主演・アカリ役
新井敬太 / アカリの夫・テツヤ役
溝口奈菜 / アカリ役 ※高校時代
手島実優 / ハル役 ※高校時代
古川真司 / アカリの父・ノブアキ役
藤島なな / 放送部の女子高生役
監督・安田瑛己コメント
一年かけて長生村に通い、丁寧に撮影をしてきました。長生村に足を運ぶたび新しい魅力を発見し、ストーリーに組み込むのが大変でした。
地域活性、移住促進のテーマを持ちながらも物語としての面白みを追求し、斬新さではなく普遍的な物語として楽しんでもらえれば嬉しいです。さり気なく映し出される美しい長生村の風景も必見です。
制作スタッフ
プロデューサー:伊藤尚平
監督:安田瑛己
脚本・助監督:今野恭成
撮影:平野礼
照明:稲葉俊充
録音:小牧将人
ヘアメイク:高橋亮
スタイリスト:小宮山芽以
空撮:菅野圭亮
車輌:比嘉賢多
制作:安藤興作 嶋﨑亜美 松岡大樹
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