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Instagramの新機能「Spark AR」

Instagramの新機能「Spark AR」

アメリカのFacebook社は、Instagram(インスタグラム)の「Spark AR」という新機能のパブリックβ版の公開を発表しました。(現地時刻2019年8月13日)「Spark AR」は2018年にクローズドβ版が公開されており、一部のユーザーのみ使用可能でした。そして今回、パブリック版が公開され全てのユーザーが使用可能となりました。

今回は「Spark AR」とは何か、Instagramでの新たな宣伝方法などをご紹介したいと思います。

「Spark AR」とは?

「Spark AR」は、カメラエフェクトのARを自作しInstagramで公開することができます。自作だけでなくクリエイターが作成したエフェクトやフィルターを使用することも可能です。

ここで改めて、ARについて簡単にご説明したいと思います。

ARは「Augmented Reality」、日本語では「拡張現実」を指します。実在する風景にコンピュータで構築した仮想現実を反映させることで、拡張された新しい現実を私たちに提供するテクノロジーです。

ARを使用した有名なアプリとして、公開当初から人気を誇る「ポケモンGO」やARを使って家具の大きさを測ることができる「Measure」などがあります。また、「Spark AR」のようなARのカメラアプリとして「SNOW」が若い年齢層に人気です。

「Spark AR」の使用方法

次にクリエイターが制作した「Spark AR」の使用方法について書きたいと思います。

1.ストーリーズ専用のカメラを起動し、画面右下の顔アイコンをタップ
2.エフェクトトレイの最後に表示される、虫眼鏡のマークの[他のエフェクトを閲覧する]をタップすると、「エフェクトギャラリー」が開き、クリエイターが作成したエフェクトが閲覧できる
3.気になったエフェクトをタップすると、そのエフェクトを使用したサンプルが表示され、画面左下の[試す]をタップするとエフェクトを適用した際の撮影画面が起動
4.同じく画面下部のダウンロードボタン[↓]をタップすると、先程のエフェクトトレイにそのエフェクトを追加できる

プロモーション面での今後の期待

「Spark AR」の正式版が公開されれば、利用ユーザーの多いInstagramでARを用いた新たなプロモーションができるのではないかと期待されています。
現在、FacebookではARを利用したプロモーションが行われており、あまりに目にする機会は少ないかもしれませんが、映画やドラマの宣伝に用いられています。

事例紹介

▼「ジェラシック・ワールド」(イギリスThe Mill社制作)

リアルな恐竜が自分の後ろを走ったり、吠えたりと高クオリティのARを楽しめます。制作中の映像もおもしろい!

イギリスのThe Mill社では、この他にもさまざまなARを制作していらっしゃるので、ご興味がある方は他の作品も見てみてください。

この記事を書いた人

ZOOREL編集部
エレファントストーンが運営する「ZOOREL」の編集部です!映像のトレンドにまつわることなどをピックアップしてご紹介します。

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