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YouTube動画の最適な長さとは? 上限を15分→12時間にする方法
こんにちは、映像制作のエレファントストーンが運営するオウンドメディア「ZOOREL」です。最近はエレファントストーンでもYouTube動画や動画広告についてお客様からご相談をいただく機会が増えてきました。
YouTubeには、1分間に400時間以上の動画がアップロードされています。たくさんの動画の中から再生されても、途中で離脱されてしまう場合も少なくありません。視聴者を飽きさせず最後まで観てもらうために、YouTube動画の最適な長さを検証してみましょう。
また、エレファントストーンではこうした映像にまつわる耳より情報をメルマガでも配信しています。お気軽にご登録ください!
映像の長さを決めるのはジャンルによる「暗黙のルール」
映像には、このジャンルならこれくらいの長さがいい、という暗黙のルールがあります。つまり、「ジャンル毎の決まった時間を超えると長く感じる」=「離脱」されてしまいます。
身近な映像の長さの例
それでは、ジャンル毎の決まった時間を身近な例でみていきましょう。
- ゴールデンタイムのテレビ番組:1時間
- 映画:2時間
- CM:15秒または30秒
視聴者はジャンル毎の決まった時間内であれば、最後まで違和感なく観ることができます。裏を返すと、1分以上続くCMは長く感じ、3時間以上の映画は観る意欲を失ってしまうでしょう。
形式を変えれば、長い映像でも視聴者は飽きない
ジャンル毎の決まった時間を利用して、長い映像を観てもらえる方法があります。
例えば、通常1時間のテレビ番組は、タイトルに「特番」や「スペシャル」と加えることで、同じ番組内容であったとしても2時間以上観てもらうことができます。
また、ショッピングチャンネル風に制作すれば、同じ宣伝映像でも30分の番組として成立します。1分でも長く感じてしまうCMと比べると、何十倍もの宣伝効果をあげることができるでしょう。
制作の前に視聴者の認識時間を把握すること、そして、ジャンルを上手く利用した工夫が大切になってきます。
YouTube動画の最適な長さは?
ではYouTubeの場合、視聴者の認識時間はどれくらいになっているのでしょうか? 現在アップロードされているYouTube動画から、ジャンル毎の視聴者の認識時間について傾向を探ってみました。
「料理レシピ」「おもしろ動画まとめ」「企業PR」という3つのキーワードでYouTube動画を検索。視聴回数順に並び替え、上位から100本の動画を対象に長さを調査しました。
料理レシピ
「料理レシピ」では、3分以内にテンポよく編集されたものが多くなっています。
企業PR
「企業PR」は、ほとんどが3分前後におさめられています。企業PR動画は3分を基準に制作するといいでしょう。
制作する動画の長さを決める
映像制作する際はまず、制作しようとしている動画の種類やジャンルにおける長さの傾向を探り、視聴者が認識している時間よりも長くならないようにする必要があります。
伝えたい内容が多く、どうしても長くなってしまう場合は、1本あたりの時間を短くしてシリーズ化するのもいいでしょう。また、CMをショッピングチャンネル風にするなど、あえて少し違うジャンル風に作ると、視聴者の興味をひき、離脱されない動画にすることができます。
YouTubeにアップロードできる動画の長さは?
YouTubeにアップロードできる動画の長さは、デフォルトでは15分までとなっています。15分より長い動画をアップしたい場合は、下記の手順に沿ってGoogleアカウントの確認手続きをしてください。
- YouTube モバイルアプリを開きます。
- カメラアイコンをタップし、動画をアップロードします。
- 15 分を超える動画を選択または撮影します。
- 初めて動画をアップロードする場合は、YouTube チャンネルに使用する名前を入力して [チャンネルを作成] をタップします。
- 動画のタイトル、説明、設定を選択し、[次へ]をタップします。
- [確認] を選択して YouTube アカウントを確認します。
- 電話番号を入力し、テキスト メッセージまたは音声通話のどちらを受け取るかを選択します。
- [コードを送信] をタップします。
- テキスト メッセージまたは音声通話で受け取った確認コードを入力します。
——YouTubeヘルプ>15分を超える動画のアップロード
これで、上限12時間までアップロード可能になります。
まとめ
動画をつくるコツは視聴者の傾向を探ることにあります。スマホの普及やSNSの流行など、時代によって人々の時間感覚は変わっていきます。制作~公開のタイミングで人々の時間感覚を把握し、それをもとにYouTube動画の長さを決めていくことが、離脱されずに最後まで観てもらえる動画を制作するポイントです。
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