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Z世代にどう届ける?専門学校、大学のプロモーション映像
こんにちは、映像制作のエレファントストーンが運営するオウンドメディア「ZOOREL」です。
学生たちへのアピール力が問われる専門学校や私立大学は、昨今人気クリエイターを起用したりアニメーションを活用したりして、趣向を凝らしたプロモーションを数多く展開しています。具体的に、各校はZ世代に向けてどんなPR映像を制作しているのか?この記事では映像系の専門学校を中心にご紹介していきます。
専門学校、私立大学のプロモーション映像
1. 日本映画大学
先日公開されたショート動画が注目を集めている日本映画大学。映画専門学校らしく、ストーリーの力を存分に活かした映像になっています。
不遇な学校生活で心が荒んでいた若者が偶然手伝った映画撮影をきっかけに、前向きな心を取り戻していく。映画一本撮れそうな濃密な内容のヒューマンドラマを短い時間の中で描き切っています。
公開されたショート動画は、SNS上でじわじわ人気となっており、学校のプロモーション映像として新たな可能性を切り開いています。
2. 東京工芸大学
1994年の芸術学部創設以来、映像領域の未来の担い手を数多く育成している東京工芸大学。現在はSNSやYouTubeでテック×アートをコンセプトにした映像プロモーションを精力的に展開しています。
昨年10月に公開されたこちらは、学校として学生に届けたいメッセージを映像とナレーションでしっかりと訴求している1本。アニメーションやCG、ストップモーションを織り交ぜることで奥行きのある映像に仕上げています。
現在も再生回数が伸びているこちらの映像は、エレクトロサウンドとカット繋ぎのスピード感で都会的な印象に。ナレーションを使用しておらず、より視聴者の感性にダイレクトに訴えかけるような内容になっています。
3. 大阪芸術大学
フィルムとデジタルの両方のノウハウを専門的に学ぶことができる大阪芸術大学 映像学科。プロでもなかなか経験できないクレーン撮影や特殊撮影などが学内で日常的に行われているのが特徴です。
映像学科長の指揮の下、学生たちの自主制作による特撮ムービーは、毎年のプロモーション作品として一般公開されています。入学希望者にとっての憧れの対象である、ゴジラ、ウルトラマン、エヴァンゲリオンといった先行作品へのオマージュが随所に散りばめられていますよね。
庵野秀明監督はじめ、アニメや特撮の分野で優秀な人材を数多く輩出した大阪芸術大学らしいプロモーションムービーです。
4. 専門学校HAL
ゲーム、CG、グラフィックデザイン、アニメーション、音楽、カーデザイン、IT、Web等、多種多様な業界の最前線で活躍するプロから実践的なスキルを学べる専門学校HAL。先日公開された2024年度のWeb Movieがこちら。
Z世代に人気のイラストレーターRoitz氏が描いた等身大のキャラクターが登場。将来への不安を抱えながらも夢に向かって歩き始めた学生たちを激励し、背中を押してくれる前向きな内容になっています。
こうした専門学校HALのプロモーション映像は、若者たちが抱える心の葛藤を美しい世界観で表現することに長けています。コラボレーションするクリエイターの人選も絶妙で、Z世代を対象としたプロモーションを成功させるためのヒントがたくさん詰まっています。
まとめ
専門学校、大学のZ世代向けプロモーション映像は、ショート動画を筆頭に、ドラマ仕立てのものや青春時代を切り取った映画の一遍のような作風のものが多く見られます。今後も、各校がどんなプロモーション戦略をとるのか注目したいです。
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