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ユニークなコラボレーションCM3選
ブランド・企業 × クリエイター・著名人など
こんにちは、ZOORELを運営するエレファントストーンです。
近年、ブランドや企業とクリエイター・著名人の共同制作によるコラボレーションが加速しています。コラボレーションには、異なる視点やアイデアを持つブランドやチームが共同で制作することで、斬新でインパクトのあるコンテンツが生まれる可能性が高くなる利点があります。
そこで本記事では、ぜひ皆さんと共有したいコラボレーションCMやPR映像をピックアップしてご紹介します!
CMでコラボレーションをするメリット
コラボレーションによるCMやプロモーション広告のメリットとしては、以下の3つのポイントを挙げることができます。
広いターゲット層へのリーチが期待できる
コラボレーションによって、相手ブランドや著名人のファン層にもリーチできるため、単独ではアプローチできない新しい顧客層を取り込むことが期待できるでしょう。例えば、若者に人気のブランドがシニア層にも親しまれているブランドとコラボすれば、世代を超えた認知拡大を狙うことができます。
このように、幅広いターゲット層に向けたアプローチを目指せることが、コラボレーションの大きなメリットと言えるでしょう。
ブランド価値の相乗効果が生まれる
異なるブランドの強みを掛け合わせることで、双方のブランド価値を高めることにも繋がるでしょう。例えば、高級感のあるブランドとポップなブランドが組むことで「親しみやすい高級感」という新しいイメージを作ることにも繋がります。
自社のブランドイメージを活かしながら、新しいブランドイメージを訴求していくことにもコラボレーションは効果的です!
上記のように幅広い層にリーチしたり、相乗効果が生まれたりといったことから、コラボは「意外性」「限定感」があって話題になりやすい傾向があります。SNSや口コミで自然拡散されやすく、無料での広告効果(バイラル効果)も期待できるでしょう。
コラボレーションCM 事例紹介
1. COACH×仮想インフルエンサー「imma」
異なるバックグラウンドを持つチームが共同で制作することで、新しい視点やアイデアが生まれ、他とは一線を画す斬新な広告が生まれやすくなります。その象徴的な事例として紹介したいのが、2024年に公開され大きな話題を呼んだCOACHのキャンペーン「Find Your Courage」です。
仮想空間を舞台にしたキャンペーンで、バーチャルインフルエンサー「imma」とコラボレーション。immaの他に、コーチファミリーのKōki,、リル・ナズ・X(Lil Nas X)、カミラ・メンデス、イ・ヨンジ、ウー・ジンイェンを起用しています。
本作はimmaを主人公に、Courage To Be Realを見つけ出していき、自分が何者であるか、そしてリアルに生きるとはどういうことなのかを発見していく様を表現しています。
バーチャルインフルエンサーを活用して、テクノロジーに精通した若いオーディエンスの関心を引き付けながら、デジタルイノベーションとリアルなブランドアンバサダーを融合させる試みはかなり斬新ですよね。最新テクノロジーを駆使した画期的なプロモーションとして世界から熱い注目を集め、特にデジタルネイティブ世代に新しいブランドイメージを印象付けることに成功しています。
2. Samsung×「新しい学校のリーダーズ」
コラボレーションは成功すれば双方にとって大きな利益を生む可能性がありますが、一時的な現象に終わらせないためにはどうすればよいでしょうか?その1つのアンサーとして、メッセージを一貫して発信しつづけることの重要性を挙げることができます。
Samsungと「新しい学校のリーダーズ」のコラボレーションは、2021年の「Galaxy Z Flip3」の商品プロモーションをきっかけにスタート。現在に至るまで様々なプロモーションを継続して公開し続けています。
最新スマートフォン「Galaxy Z Flip6」のではキャンペーンでは、スマートフォンの新機能を活用しながら新しい学校のリーダーズのメンバーたちが楽しむ様子を描いたCMを制作。プロダクトの特徴である折りたたみディスプレイや、進化したAI通訳機能、高画質カメラを活用しながら、メンバーの個性や躍動感が描かれています。
とくに、遊園地やゲームセンターでの撮影は彼らの個性やチームワークが際立つ内容となっており、視聴者に親しみやすいストーリーが展開されています。
「進化」と「挑戦」をテーマに一貫したコラボレーションを継続させることで、アーティストがブランドの顔として定着し、プロダクトやサービスとともに成長していく。メンバーたちのエネルギッシュなパフォーマンスが製品の革新性とリンクし、若い世代に響くメッセージを届け続けているSamsungと「新しい学校のリーダーズ」の共同作業は、コラボレーション企画のモデルケースともいえる事例になっています。
3. TikTok×人気コンテンツ9作品
新WebCM「きっかけが、流れてくる。」において、賀来賢人さんが出演し、多様なコンテンツに触発されて日常が豊かになる様子を届けているTikTok。2024年12月26日公開には、CMキャンペーンの一環として、アニメや映画、ドラマなどの人気コンテンツ9作品とコラボした動画を公開し、多方面から話題を呼んでいます。
大好評の新感覚ホラーアニメ『ダンダダン』とコラボした上記動画をはじめ、ユーザーのコメントと名シーンを組み合わせ、リズミカルなモーショングラフィックスで表現。鮮烈な映像で視聴者に「好きになるきっかけ」を短時間で提供しています。
まとめ
どの作品も、異業種間のコラボレーションによって新たな魅力を生み出すことに成功しており、幅広い層にリーチするための手法を考える上でとても参考になりるものばかり。紹介しきれなかったコンテンツもぜひ視聴してみて下さいね