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大分県が「映像とSNS」を使った新しい方法で魅力をPR

大分県が「映像とSNS」を使った新しい方法で魅力をPR

2002年のワールドカップでカメルーン代表がキャンプを張ったことで知られる大分県。あれから16年経った2018年、大分県広報広聴課がオウンドメディアを立ち上げて情報配信を始めたのをご存じだろうか?

そのサイト名はずばり『大分で会いましょう。』、プレスリリースによるとFacebookのフォロワーは10,000人を超えて映像とSNSを使った新しいPRの手法として注目をされているという。

「大分で会いましょう。」とは?

「大分で会いましょう。」は全国から多彩なゲストを迎えて、大分各地でさまざまな出会いを繰り広げるスタジオトークとツアーのシリーズ。オウンドメディアとはいうものの、記事ではなく動画で毎月「食」「暮らし」といったテーマのもと、魅力的なゲストが大分のさまざまな人たちと出会いながら旅をする。ちぃ散歩の大分版といえばわかりやすいだろう。

面白いのは、記事とは違いネットラジオでもライブ配信されるという点。配信に対してリアルタイムにSNS上でコミュニケーションをとることも可能となっている。生放送に参戦するチャンスもあるかも?

生放送を見逃しても、動画はアーカイブ記事としてサイト上で更新されるので見逃し配信的に視聴することができる。

これまでのツアーは?

  • 第4回目:「川」
    ゲスト:指出一正×柴田英昭/淀川テクニック
    ツアーの様子はこちら: https://oita.love/archives/336

これまでのツアーは以上のようになっている。

他にもこんな取り組みが!?

2018年11月16日から 24日までの9日間、「大分で会いましょう。ウィーク」というミーティングイベントが行われた。

また、ユニクロで「大分で会いましょう。」オリジナルTシャツを販売、「大分で猫に会いましょう。」の書籍を出版するなど映像、メディアの枠から飛び越えて多面展開をしているのだ。

映像とSNSを活用したPRというのは、まだまだ人手不足や新しいものへの敬遠から手つかずになっている会社も多い中で、比較的保守的なイメージのある自治体が民間を巻き込んで取り組むというのは素晴らしいと思う。大分はラグビーワールドカップの会場の一つであり、このような流れが人を呼び寄せる効果を起こすことに期待したい。


 

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この記事を書いた人

ZOOREL編集部/黄鳥木竜
慶應義塾大学経済学部、東京大学大学院情報学環教育部で学ぶ。複数のサイトを運営しZOORELでも編集及び寄稿。引きこもりに対して「開けこもり」を自称。毎日、知的好奇心をくすぐる何かを求めて街を徘徊するも現在は自粛中。

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