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学習塾・進学塾のCMを紹介!早稲田アカデミー・明光義塾ほか

学習塾・進学塾のCMを紹介!早稲田アカデミー・明光義塾ほか

画像引用:https://www.zkai.co.jp/home/cm/loundraw-third/

こんにちはZOORELを運営する映像制作会社エレファントストーンです。

4月からの新生活が始まった方も多いでしょう。受験に向けて学習塾や予備校にお世話になったという方、4月から塾に通い始めたという方も少なくないのではないでしょうか?地域や学校内での口コミで広まっていく印象が強い学習塾ですが、プロモーションやブランディングに力を入れる企業も増えています。東進ハイスクールの林修先生の「いつやるか?今でしょ」をはじめ、実は名物映像が多い塾のCM。では、2025年度はどんなCMが展開されているのでしょうか?今回は塾のCMを見てみましょう。

1. 早稲田アカデミー ブランドムービー

有数の進学実績を誇る早稲田アカデミーは、創立50周年を記念してブランディングムービーを公開しています。

本作では「受験と、家族と、早稲アカと」というキャッチコピーのもと、初めて受験に向かう主人公と、その家族の受験を通した心境や関係の変化を映像で表現しています。主人公の「受験って本当にしなくちゃいけないのかな?」という疑問から映像がスタート。家族からの期待やひと足さきに受験勉強を始めた友人の変化をきっかけに、自分の将来に向き合い、受験勉強を通して起こる心の変化を映しています。また、両親の心境もフォーカスし、子供のためを想いながらもつい期待し、心配してしまう様子が描かれています。

受験という出来事をきっかけに、家族がひとつになって、同じ目標に立ち向かうストーリーが、受験生やその親の共感を集めているのでしょう。

2. 明光義塾 CM

個別指導が売りの明光義塾はオリジナルキャラクター「サボロー」を起用したCMを放映。「YDK お試しの春篇」では、明光義塾の体験授業を「お試し」してみようと打ち明ける女の子と、それを聞いてどこか寂しさを漂わせるサボローの様子を描いています。

「いい塾は、紹介したくなる。篇」では、子どもたちの勉強を邪魔しにくる困りもののはずのサボローが、ついに明光義塾に行きたくなってしまうというもの。明光義塾は「YDK(やれば・できる・子)」をコンセプトに掲げ、「子どもはみんな、YDK」という考えのもと、多くのお子さまの学習をサポートしています。小・中・高全学年を対象としている明光義塾だからこそ、映像でも特定の年齢の学生を出演させずアニメーション表現を用いることで、幅広い年齢層に向けたアプローチであることがわかります。

3. 早稲田スクール CM

熊本県で54年間塾を運営する早稲田スクールは、半世紀以上学生の受験をサポートしてきたことを母と娘の姿を通して表現しています。

「見えてくる(合格実績)」篇では、中学/高校名と合格者数を直接出し、早稲田スクールの実績を通して信頼感をアピールしています。全国展開の塾ではなく地域に根付いているからこそ、創業からの歴史やその地域の学生が目指す学校への実績をわかりやすくアピールすることが、信頼につながることが考えられます。

4. 代々木ゼミナール CM

代々木ゼミナールのCMは「間違いと、進もう。」をテーマに、採点で✓が続くシーンからスタート。学びはきっと、間違いの中にある。間違えてしまう自分と、間違いから学ぼうとする自分の対話を描いた作品になっています。中島瑠菜さんが勉強をしているシーン、そして「間違いはのびしろ」ともう1人の自分が踊りだすシーンはどこか映画的です。勉強を続けても、成長を実感できない時期がきっとあるでしょう。そんな学生自身の間違ってしまうもどかしさや自分との向き合い方を音楽と合わせて表現しており、学生の内面にフォーカスを当てた作品になっています。

5. Z会グループ 応援ムービー

Z会グループとloundraw・FLAT STUDIOのコラボレーションによる3作目となる本作。『いつかの私より』をテーマに、学校生活や勉強に悩みながらも成長していく女子高生を描いています。高校生の美里は最近、何をしてもうまくいかない。学校、部活、受験。どれも集中できず、もどかしく進んでいく日々。そんな美里は、ある時、部活の先輩で今は大学生になった櫂に悩みを打ち明けるというストーリーになっています。

ほんの小さな気づきをきっかけに自分が大きく変わっていく。青春の葛藤や成長を描いた感動的なストーリーであり、多くの学生に希望を与える作品となることでしょう。受験生や若者たちに向けたメッセージが込められており、観る者の心を打つことが期待されています。

まとめ

このように塾のCMは子供たちがハチマキを締めて勉強する名物講師を出すといったわかりやすい表現から一転して、企業のブランディングや学生の想いにフォーカスした映像が多いように感じます。そもそも勉強や受験といったものが子供たちにどんな意味や成長があるのか、それぞれの視点から表現されているようです。また良い映像があればご紹介します!

この記事を書いた人

ZOOREL編集部/黄鳥木竜
慶應義塾大学経済学部、東京大学大学院情報学環教育部で学ぶ。複数のサイトを運営しZOORELでも編集及び寄稿。引きこもりに対して「開けこもり」を自称。毎日、知的好奇心をくすぐる何かを求めて街を徘徊するも現在は自粛中。

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