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人手不足の解消へ、教員の採用プロモーション動画

画像引用:https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/syokuin/ninyo/r06/puromohoudouhappyou.html
こんにちは!ZOORELを運営する映像制作会社エレファントストーンです。
近年、教員不足が全国的に深刻化しています。その解決策の一つとして、各県が映像プロモーションを活用した採用活動に力を入れているようです。そこで本記事では、教員の採用プロモーション映像の事例を紹介していきます!
教員の採用動画 事例
1. 千葉県
千葉県の教員採用では、「千の葉の先生になる」を標語に、現役教員4名を紹介する本作。先生になった理由、実際に生徒の様子、触れ合う様子などを通じてリアル感が伝わるダイナミックな映像になっています。2024年に公開し、第46回「日本BtoB広告賞」を受賞しました。
いきなり海でサーフィンをする姿から入るのは、採用映像とは思えない始まりです。あえて少し彩度を落としたフィルタをかけたような映像、先生方の笑顔を多く挟むことで教師の魅力、そして千葉という広い土地で海などの自然をいかした郷土ムービーにもなっています。
2. 福岡県
福岡県の公立学校の教員採用では、3名のインタビューが中心になっています。生徒と触れ合うシーンや授業シーンを映しながら、教員になった志望理由や教員を志望する方へのメッセージなどを盛り込む王道構成。
2023年に公開後、7,000回以上が再生されました。
3. 熊本県
熊本県は、現役教員が仕事の魅力を語る縦型ショート動画を多数公開しています。YouTube Shorts形式で数十本を展開し、細かくテーマを分けることで視聴者が関心のあるトピックから入りやすくしているようです。
短尺動画での情報発信に加え、熊本市では5分の長尺動画も公開しており、短尺と長尺を併用し、多様な接点を確保していることが伺えました!
4. 茨城県
茨城県は、オープニング映像は1分以内で、教員の仕事のリアルを凝縮。テンポの良い構成でテレビCMのような印象ですね。
本編は、「学校の魅力を紹介する」、「教員のインタビュー」なをわかりやすくきちんと伝えるための構成になっており、オープニングとの対比が見えますね。短時間で視聴者の関心を引くオープニングと、情報量の多い本編の組み合わせで効率的に魅力を訴求する好事例です。
まとめ
教育という現場から、どうしても堅いイメージを持ってしまいがちですが、各地域によって魅力を訴求するために様々な工夫を凝らしていることがわかりました。教員になりたい若者を増やす、学校教育の魅力を知ってもらうために、映像などのコンテンツを活用したPRの必要性を感じます。また好事例があれば紹介しますね!お楽しみに。