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季節の移り変わりを象徴的に表現!
Dior、PARCO…ファッション業界の2026最新PR映像

季節の移り変わりを象徴的に表現! Dior、PARCO…ファッション業界の2026最新PR映像

画像引用:https://parco.jp/style/

こんにちは!ZOORELを運営する映像制作会社・エレファントストーンです。

2026年がスタートしてから、早くも3ヶ月目に突入しました。次のシーズンへ向けた豪華CMやプロモーション動画が数多く公開されています。そこで今回は、新シーズンへの移り変わりをPRしたアパレル企業の最新CMを厳選してご紹介します!

アパレルの春夏CM 事例紹介

1. PARCO 2026 SS SEASON CAMPAIGN「Let go, Let in」SPRING

PARCOが公開している2026 SS SEASON CAMPAIGN「Let go, Let in」の映像は、冬から春へと移り変わる季節の境目を象徴的に描いたプロモーション動画です。

何かを手放し、そして新しい出会いを迎え入れる──そんなメッセージを、幻想的で洗練されたビジュアル表現によって描き出しています。映像全体に漂うアーティスティックな世界観は、「何かに出会うことの美しさ」を静かに、そして深く印象づける仕上がり。PARCOならではの感性が存分に感じられる1本として、注目したい作品です。

本作は、中国・チャカ塩湖(“天空の鏡”とも呼ばれる、鏡のように空を映し出す塩湖)を舞台に、白を基調とした広大な風景の中で展開。

夢のような世界観の中、白い衣装をまとったダンサーたちの優雅な動きと、世界的ポストロックバンド・Sigur RósのJónsiが手がけたオリジナル楽曲がシンクロ。映像と音楽が呼応することで、視覚的な詩情をさらに深めています。視覚・聴覚・感情という複数のレイヤーが重なり合って生まれる没入感は圧倒的で、ファッションムービーの枠を超えた、極めてクリエイティブな1本に仕上がっています。

2. ASICS 「Move Your Body, Move Your Mind」

ASICSは、新年向けのキャンペーン動画「Move Your Body, Move Your Mind」を1月に公開しました。アパレルやシューズの新作を、「運動」と「マインドセット」を軸にプロモート。身体を動かすことで心が前向きになる──そのシンプルで力強いメッセージを、感情に訴えかける映像表現で伝えています。

新年というタイミングにふさわしいテーマ設定と、ASICSが掲げてきた“健全な身体に健全な精神が宿る”という価値観が重なり、ブランドの思想がストレートに届く1本となっています。

本作では、カラフルなアパレルを身にまとった人々が登場し、陽光が髪に差し込むような、明るく開放感のある映像が印象的です。喜びや人とのつながりといった感覚を視覚的に表現しており、見ているだけで自然とモチベーションが高まるような、爽快感のあるトーンが全体を包んでいます。

視聴後には、思わず実際に体を動かしたくなる──そんな前向きでモチベーショナルな空気感づくりが秀逸で、キャンペーン映像としても非常に参考になる1本と言えるでしょう。

3. Dior「spring summer 2026 campaign featuring Greta Lee」

Diorの「Spring–Summer 2026 Campaign featuring Greta Lee」では、自己変革をテーマに、ファッションを日常の変化やアイデンティティの探求と結びつけて描いた、スタイリッシュなPR動画です。装いを変えることが、思考や行動、そして自分自身のあり方を少しずつ更新していく──そんなメッセージを、洗練された映像表現と静かな強度で伝えています。

本作の特徴は、ミニマリストな美学と内省的なストーリーテリングが融合している点にあります。自然光が差し込む明るいパリのアパートメントを舞台に、ファッションを通じた「変身」の喜びを、静かで内省的なトーンで描写。日常の延長線上にある変化として表現することで、観る者を物語の内側へと引き込みます。

高級感あふれるDiorの世界観を現代的にアップデートしながら、単なる商品紹介にとどまらない感情的な深みを獲得。春夏シーズンならではの新鮮さと自由を感じさせる、印象的なキャンペーン映像に仕上がっています。

まとめ

昨年は、ハイブランドを中心にデザイナー交代の発表が相次ぎ、2026年のファッション業界は、大きな転換期を迎えるのではないかとも言われています。そうした変化の只中で打ち出される各社のキャンペーンや表現戦略は、単なるシーズン施策にとどまらず、これから先の数年──ひいては5年後のブランド像を占うヒントとしても、大きな意味を持っているように感じられます。

映像表現を通じて、ブランドがどのような価値観や未来を提示していくのか。2026年は、その方向性がより鮮明に表れてくる一年になりそうです。

この記事を書いた人

ZOOREL編集部/コスモス武田
慶應義塾大学卒。大学時代から文学や映画に傾倒。缶チューハイとモツ煮込みが大好き。映画とマンガと音楽が至福のツマミ。

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