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映像を活用したアンビエント広告

映像を活用したアンビエント広告

はじめまして。エレファントストーン プロデューサーの竹田です。

皆様!今話題のアンビエント広告をご存知でしょうか!? アンビエント広告とは、「ambient」という言葉が意味する通り、「環境に馴染んでいる広告」として、意外性が高く人々の関心を引き立てることができる広告手法です。

アンビエント広告は、SNSが普及し、誰でも情報の拡散ができるようになった現代において、二次拡散を期待できる手法です。また、ユニークなクリエイティブは、企業ブランディングの向上に繋がります。

今回は、アンビエント広告の中でも映像を活用した事例を紹介したいと思います!

アンビエント広告とは

アンビエント広告とは、前述のとおり「環境に馴染んでいる広告」です。「環境に馴染んでいる広告」とはなにか、実際に代表的な事例を元に説明させていただきます。

・事例① NIKE

こちらは、スポーツブランドNIKEのアンビエント広告です。台座のないベンチにナイキのロゴとともに一言「RUN」と書かれてます。 言いたいことは、わかりますね……

休まずに走れと座らせる気のないベンチがじっと睨んでいます。

・事例② IWC

こちらは、時計ブランドIWCのアンビエント広告です。バスのつり革に時計のプリントがされており、つり革を掴むとあたかも装着してるように見えます。

出勤前にこんなバス来たら、毎日テンションMAXで出勤できますね!! このように日常にある広告媒体とされていないものを利用して“違和感”を演出するほか、 従来の広告媒体を用いて、あえて日常に溶け込ませるなど“意外性”によってターゲットにアプローチする広告手法です。

映像を活用したアンビエント広告の事例

では実際に映像を活用したアンビエント広告を3つ紹介いたします。まず最初にご紹介するのは、ドイツの自動車メーカー「フォルクスワーゲン」の事例です。

こちらは、香港の映画館で実施された運転中の「ながらスマホ」を警鐘する内容となっております。開始数秒間は、運転者目線の車のトレーラー映像が流れます。その後観客に対してメールが送信されました。

観客がメールを確認しようとすると、フロントガラスの割れる映像とブレーキ音で事故にあったような映像が流れます。映画館という環境を大いに活かした事例です。

「ながらスマホは、絶対やらんとこ……」って決意しますよね?! 私は、決意しました!!(もう車に2年乗ってないペーパードライバーですが……)

次にご紹介するのは、スウェーデンの化粧品ブランド「Apolosophy」の事例です。

スウェーデンの地下鉄に設置されてるサイネージを使用し、電車が通ると映像に写っている女性の髪の毛が連動してなびくようになっています。サイネージにセンサーを組み込むことで、環境と映像連動させています。映像の放映環境と映像の内容の相性がとても良く、目を引く事例です。

電車の強風に負けない、サラサラヘアーになるなら是が非でも手に入れたくなりますね!!

最後にご紹介するのは、ウォーキングデッドシーズン5の広告です。

オーストリアのバス停で実施された、バス停のサイネージに急にゾンビが現れる広告です。ゾンビの背景に使用している映像もライブカメラで現実世界と連動しており、よりリアルな広告となっております。

これ、一人でバス停で待ってる時に急に出てきたら私の場合「きゃーっ!」よりも「うぉっ」って変な声出ると思うんですけど……バスが来るまでのの気まずさ責任とってくれんのかな! ゾンビさん!!

まとめ

以上、アンビエント広告の代表的な事例をご覧いただきました。環境と映像を掛け合わせることで、見る人の印象に強く残るのがアンビエント広告の特徴です。クリエイティビティの高い広告は、SNSにて拡散が見込めるため、実は費用対効果が高いことがあります。

放映面の選定から、コンテンツの制作までサポートさせていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせ下さい!

この記事を書いた人

竹田和希
エレファントストーンのプロデューサー

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