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会社紹介は動画・映像で。コーポレートムービーの世界
会社紹介というと、社長がうやうやしくメッセージを発信、その下に会社の歴史や沿革があって……。そんな時代はもう終わりなのかもしれません。最近は会社紹介に「物語」「ドラマ」「映画」のようなムービーを作る会社が増えています。
どうしても固い印象、壮大な目標、良いことを言わなくてはならないような会社紹介ですが、一方でわかりずらさ、どれも同じような内容になりがちです。映像にすることで身近にわかりやすく「会社」というものを伝えることができますし、より個性が見えてくる印象です。
今回はそんなコーポレートムービーから勝手に3つおすすめを紹介します。
かぐや姫仕立てのレクザム
株式会社レクザムの会社紹介は、なんとショートムービーになっています。
「舞台は現代、瀬戸内国際芸術祭の真っ只中の香川県。月で研究をしている理系女子(リケジョ)のかぐや姫が竹繋がりで、レクザムがスポンサーをする瀬戸内国際芸術祭の作品「オリーブの夢」(竹製)に降り立つところから、物語はスタートします」とのことで、高松市出身の女優・木内晶子さんがかぐや姫をパロディしたような作品を興味深く演じています。
“開発好奇心集団” と自らをうたうレクザムだけあってとても個性的な動画に仕上がっていますね。
王道の回答。リネックスの会社紹介ムービー
こちらは株式会社リネックスの会社紹介ムービーです。レクザムにしてもそうですが、どうしても難しい印象の理系企業・ものづくり系企業の魅力をどう伝えるか。
ある程度の固さ、歴史や会社の魅力といったこれまでホームページで作っていたような内容の建付けながら「ネジ」を作っている同社の魅力、歴史を難しくならない瀬戸際で5分のムービーにまとめています。
ネジといっても車、人工衛星、医療現場と人間の生活全てにおいて関わってくることがわかります。
CGで業務内容を紹介!PHCのケース
こちら全編でCGによる仕事内容紹介がされているのがPHCのケースです。糖尿病マネジメントというほかにない業務内容だけにわかりやすさを第一に仕事内容が紹介されています。
どの会社もそうなのですが、理系プラス独自の仕事内容、という外から見えにくい部分にどう回答を用意するか、がテーマになっているように思えます。
ヘルスケアというジャンルで仕事内容をダイレクトにCGで紹介するというのはコーポレートムービーではある意味で斬新かもしれません。でも、とてもわかりやすいです。
このように現在では会社の公式サイトに動画やショートムービーで会社の魅力を発信することが問われています。また、面白い動きがありましたら紹介いたしますね。