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ちいかわとコラボしたアイテムのCMを見てみよう

ちいかわとコラボしたアイテムのCMを見てみよう

画像参照:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000064035.html

現在、年齢や性別、地域といった垣根を超えて人気なのが「ちいかわ」です。余りの人気ぶりに企業のCMに起用されることが多くあるちいかわ。

今回はちいかわを起用して作られたCMを紹介していきます。

ちいかわの魅力

まず、「ちいかわ」を良く知らない人のために魅力を紹介します。ちいかわとは、「なんか小さくてかわいいやつ」。その通称「ちいかわ」たちが送る楽しくて、ちょっぴり切ない物語が人気を博しているのです。主人公ちいかわとその友達ハチワレ、うさぎの3人を軸に個性的なキャラクターが揃います。

2020年よりTwitter(現:X)にて連載を開始し、2021年に単行本化されると、2022年よりテレビアニメ化もされました。

一見「ゆるキャラ=かわいい、いやし」が魅力なのかと思いますが、それだけではないのがちいかわの最大の魅力です。作者のナガノさんの作風はゆるくて可愛らしいですが、その中にダークさ、毒、時事ネタが混ぜられていて、それが作品の妙や深さになっています。

ちいかわを起用したCM

1.チャルメラ

ちいかわのアニメシリーズ第5話「チャリメラ/チャルメラ」でも登場するチャルメラ。本CMでは、ちいかわ、ハチワレ、うさぎの3人がホタテの着ぐるみをきて、ほたてダシを使った美味しい商品であるということを伝えています。

「ホタテの衣装を着ていて可愛い!」で終わっても良さそうですが、そこはちいかわの作者ナガノさんならでは。うさぎが破天荒な動きを見せたり、「チャルメラ」を「チャリメラ」と間違えてしまったとうアニメの設定をCMに取り入れたり、面白い要素もしっかり取り入れられています。

2.Shadowverse(シャドウバース)

シャドウバースはCygamesより配信されているスマートフォン・タブレット・PC向け対戦型オンライントレーディングカードゲームです。元々は『神撃のバハムート』のダークファンタジーな世界観をベースとしたゲームですが、コラボが盛んで「ダークファンタジー」とは縁もゆかりもないアニメやゲームのキャラクターも登場します。そして、ちいかわも登場しました。

お正月のキャンペーンでは、うさぎ年ということもあってうさぎが主役に。こちらも「破天荒」なうさぎを大胆に活用することでインパクトを与えることに成功しています。

3.Weiβ Schwarz(ヴァイスシュヴァルツ)

ヴァイスシュヴァルツは、超エンターテイメントTCGと銘打ったトレーディングカードゲームです。2023年1月にちいかわとコラボした動画のCMを発表しました。クセになる音楽にのせてちいかわ、ハチワレ、うさぎ以外のキャラクターがカードになったことを伝えています。15秒ほどのCMですがテンポよくカードの詳細が見られるようになっています。

4.マツモトキヨシ

ドラッグストアチェーンのマツモトキヨシ。「マツキヨココカラへようこそッ! ちいかわたちと春のお買物キャンペーン」と題して2023年3月から5月にかけて実施されたキャンペーンCMです。

1分30秒と比較的長いCMで、ちいかわ、ハチワレ、うさぎの3人が店員姿になっています。こちらは3人の愛らしさ重視でマツモトキヨシを紹介するという王道の展開になっています。

まとめ

ちいかわはゆるキャラですが、そこに毒や時事ネタなどのアクセントがあることが人気の理由であることを上述しましたが、企業とのコラボCMでもその魅力が存分に活かされています。

可愛いだけで受ける時代から、プラスアルファを求められる時代に。ちいかわたちはゆるキャラの新しい時代の旗手と言えそうです。


 

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この記事を書いた人

ZOOREL編集部/黄鳥木竜
慶應義塾大学経済学部、東京大学大学院情報学環教育部で学ぶ。複数のサイトを運営しZOORELでも編集及び寄稿。引きこもりに対して「開けこもり」を自称。毎日、知的好奇心をくすぐる何かを求めて街を徘徊するも現在は自粛中。

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