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2023年度モバイル業界の傑作CM選

2023年度モバイル業界の傑作CM選

画像参照:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000105519.html

iPhone15シリーズの登場など、今年も様々なニュースに沸いたモバイル業界。近年、新作発表や企業ブランディングだけでなく、画期的なソリューションや社会的な取り組みの周知など、そのプロモーションは、モノ・サービスの両面において多岐に渡っています。

どれも豪華なキャスト、ユニークなコンセプト、クリエイティブな編集技術を持つものばかりで、動画制作のヒントが詰まっています。そこで本記事では、2023年度に制作された携帯電話や通信キャリアに関するプロモーションムービーを厳選してご紹介していきます。

2023年度モバイル業界プロモーションムービー

①Samsung Japan – Galaxy Z Flip4:さぁ、つぎはあなたの番

SNSを中心に「面白すぎる!」と巷間の話題をさらったSamsung JapanのCMがこちらです。

折りたたみスマホGalaxy Z flip4の海外ドラマ風プロモーションムービー。スマホのCMにも関わらず「絶対にスマホを乗り換えない」と決意した女性たちを主人公に据え、「Galaxyなんてありえない!」と新製品を真っ向から否定する台詞を冒頭に持ってきおり、王道の真逆を走った設定がとにかく斬新です。2023年12月時点で約2,000万回の再生回数を誇っており、今年のモバイル業界の中で最もホットでユニークなプロモーションの一つになっています。

②docomo – 『#青春タイムトリップ』| Vaundy×ドコモ 青春応援ムービー

アーティスト・VaundyとコラボしたdocomoのCMは、若者を中心にじわじわと反響を呼んでいます。

動画の最大の魅力は、ターゲットを若者に限定した「青春応援ムービー」という企画力の高さ。インタビュー形式の冒頭からスムーズに青春群像劇ヘと切り替わる場面転換、ストーリー構成が見事です。2分の動画とは思えない密度とエネルギーを感じさせてくれる充実した内容になっており、コンセプトムービーのお手本とも言える一本です。

③KDDI – KDDI トビラ|デジタルデバイド解消篇「思いがつながる喜びを、ひとりでも多くの人へ。」

2023年11月に公開されたKDDIのCMは「泣ける」と評判を呼んでいます。デジタルデバイド解消をコンセプトにつくられたこちらの動画は、結婚式の様子をおばあちゃんに見せたいという孫娘の切なる想いを携帯サービスが解決するという様子をハートフルに描いた作品です。

自社サービスの強みやメリットを紹介をするだけでなく「暮らしを支えるサービスが、必要な人たちに届くように」というKDDIの想いがストーリーからよく伝わる内容に。公開からわずか2週間で600万回再生を突破しています。ストーリーの力をうまく活用しながら企業パーパスを伝えている事例です。

④Softbank – ソフトバンク WEB「Magical Lip Sync」篇

Softbankが公開したこちらの動画は、ユーザーの決断を後押しするプロモーションのモデルケースとも言える一本。

こちらの動画では、PayPayポイントが貯まるお得なシステムを替え歌で広く周知。「買い物体験を変える」という明快なコンセプトと、中居正広さんのユニークな歌声が大きな話題を呼びました。2023年度に発表されたモバイル関連プロモーションの中でも屈指の人気を誇る作品です。

⑤Apple Japan – iPhone 15登場 | WOW

モバイル業界で2023年1番の話題となったiPhone15のCM。

Apple Japan公式チャンネルで9月に公開された上記動画では、二倍望遠、48MPメインカメラ、高性能バッテリー、五つの新カラーなどの魅力がぎっしり詰まった新商品の特徴をスタイリッシュに伝えています。

iPhone15 Proにフォーカスしたこちらの動画では、新素材として選ばれたチタニウムの強みを一般ユーザーに広くアピール。壮大な演出が独創的で映画の予告編さながらです。39秒の短いプロモーションですが、Appleらしい遊び心とクリエイティビティを感じさせてくれます。

まとめ

ご紹介した全プロモーションムービー、どれも力が入っていて各社の気合いを感じます。2024年度はどんな映像が公開されるのか、ぜひ注目したいです。


 

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この記事を書いた人

ZOOREL編集部/コスモス武田
慶應義塾大学卒。大学時代から文学や映画に傾倒。缶チューハイとモツ煮込みが大好き。映画とマンガと音楽が至福のツマミ。

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