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未来の名クリエイターに告ぐ「バンタンのクリエイター診断」が面白い

未来の名クリエイターに告ぐ「バンタンのクリエイター診断」が面白い

渋谷区にある専門学校、バンタンデザイン研究所はアンケートに答えるだけで自分の適性がわかる「クリエイター診断」を提供している。

公式ホームページによると

デザイン、写真、映画・映像、音楽業界といっても職種や適正は様々です。
どのような職種があって、自分には何が向いているかを知ることはとても大切。
あなたの強みや適正をバッチリ診断します。

と記載がある。

確かに映画・映像業界といってもその中身は多種多様だ。例えば映画監督になりたいという漠然とした夢を持つ人が多いだろうが、以前も紹介したように「スクリプター(記録)」であったりさまざまな職がある。

学生向けにこのようなコンテンツがあるのは非常に素晴らしい。専門学校に入学する未来のクリエイターたちに交じって、私も診断してみた。質問は大枠で3題、それぞれに10問程度の小問で「YES」か「NO」かの2択のアンケート形式となっている。

例えばQ1では

音楽(CDやレコードなど)はジャケ買い派だ
好きなデザイナー(映画監督など含む)が3人以上いる

といった直感的な質問が並ぶ。ちなみに私はバリバリの「CDジャケ買い派」で、かつて友達同士で「知らないCDをジャケ買いだけで買ったらどうなるか選手権」をやったことがある。もちろんYES、YESだ。

Q2では

人に喜ばれる・感謝される仕事
人を感動させる仕事
技術を身につけて一生続けられる仕事

などといった就きたい仕事への興味を問われる具体的な内容となっている。1つしか選べないのが難しい。私は、「コツコツと好きなことをやりつづける仕事」と悩んだが「自分にしかできない表現をする仕事」としておいた。

Q3ではより直感的な質問になる。

文化祭は本番当日よりも、準備期間が好き
夢中になると「徹夜」も大丈夫

といったものだ。ちょっと若い人向けの設問が多いので私には甘酸っぱいものもあるが、昔の自分を思い出して答えておいた。

以上の設問をクリアすると、「診断をご希望される方は、デザインの最新と実践を学ぶ専門の学校バンタンデザイン研究所のパンフレットを無料でお届けいたします」とあり、個人情報の入力ページに進む。

そう結果を見るにはパンフレットを請求しないといけないのだ。くー、よくできてる。とりあえず結果がみたいから資料請求しちゃう。
ちなみに私の結果はというと「サービス精神抜群コミュニケーションタイプ」と診断された。

・グラフィックデザイナー
・映画宣伝パブリスト
・コマーシャルフォトグラファ
・音楽プロモーター
に向いているという。

自分では一切考えなかった職種。今からでも行けるかしら? 転職することがあったら参考にすることにしよう、と心に誓った。

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この記事を書いた人

ZOOREL編集部/黄鳥木竜
慶應義塾大学経済学部、東京大学大学院情報学環教育部で学ぶ。複数のサイトを運営しZOORELでも編集及び寄稿。引きこもりに対して「開けこもり」を自称。毎日、知的好奇心をくすぐる何かを求めて街を徘徊するも現在は自粛中。

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