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映像撮影にも強い?デジタルカメラブランドのYouTubeチャンネルに注目

映像撮影にも強い?デジタルカメラブランドのYouTubeチャンネルに注目

誰でも映像を気軽に撮影して楽しめる時代になりました。特にVlog、ショート動画といった短い動画は特別な機械を使わずにスマートフォンや一眼レフで質の良いものが撮れるようになりました。

その背景には、Vlog向けカメラ等の動画に強いカメラの登場があります。ソニーが「VLOGCAM ZV-1」を発表したのが2020年、その後2023年には後継機となる「VLOGCAM ZV-1 II」も発売されました。今や映像はビデオカメラ、写真はデジタルカメラという境目はなくなりつつあり、デジタルカメラが全てを担うようになってきていると言っても過言ではありません。

そんな中、特に注目を集めているのがミラーレス一眼レフカメラです。今や映像分野でもその頭角を表すカメラ業界では、どんな動画プロモーションを行なっているのか。今回は像制作のエレファントストーンが運営するオウンドメディア「ZOOREL」が、そんな大手カメラブランドのYouTubeチャンネルに迫ります。

デジタルカメラ業界のYouTube事例

1. SONY(ソニー)

まずはVLOGCAMでおなじみとなったソニーです。ソニーはグローバル向けにカメラに焦点を当てたチャンネルを保持しており、チャンネル登録者数は33万人以上を誇ります。

こちらのチャンネルは全世界を意識し、英語がメイン。チュートリアル多めで、商品の解説をしっかり行なっているのがソニーらしいところ。シンプルでわかりやすいつくりになっています。

日本向けのチャンネルはカメラ単体ではなく「ソニー製品」全体を紹介するYouTubeチャンネルになっています。

やはり見どころは実際にそのカメラを使用して撮った映像作品例でしょうか。一眼レフカメラ一つでここまで綺麗な映像が撮影できるのかという驚きとともに、「自分たちも撮ってみたい」という感情を揺さぶられます。

レビュー動画も多く、同じ機種でも複数の人がレビューすることで、忖度のない意見が集約されているように思えます。

2. Canon(キヤノン)

業界シェア50%近くを誇るキヤノン。日本人をターゲットにしたYouTubeチャンネルを保持しており、こちらのチャンネルではカメラだけでなくOA機器、プリンターなども総合して紹介しています。

レンズ交換式カメラ「EOS」のコミュニケーションメッセージ「your EOS.」から生まれた、写真を撮る人の物語を映すyour EOS.シリーズでは、写真家の石橋睦美さん等がカメラの魅力を語る動画が公開されています。

その他にはアイテムの紹介動画を公開。「Zoom for Passion」と銘打たれたこちらの動画はキヤノンの製品「RF24-105mm F2.8 L IS USM Z」のイメージビデオ。女性がお化粧するシーンをZoomで撮影し、画質の良さで視聴者を驚かせる面白いつくりになっています。

3. Nikon(ニコン)

現実世界の色味に近いカラーで撮影できると言われることもあるニコン。こちらも日本向けにYouTubeチャンネルを展開しています。

こちらのチャンネルの特徴は、トークイベントやよくある質問、開発者インタビューなど使い手にとってタメになる映像を多く展開している点にあります。

一方で、時折公開されるイメージビデオは個性たっぷり。映像美を主張するのではなく撮る側を主眼にしている点に、上述のトークイベントと変わらない一貫性を感じます。

4. FUJIFILM(富士フイルム)

「写ルンです」などでもおなじみの富士フイルムは、デジタルミラーレスカメラ「Xシリーズ」の公式YouTubeチャンネルを保持しています。

このチャンネルは英語で展開されており、グローバル向けに情報を発信しているといえるでしょう。その中で2024年の挨拶動画がこちら。今年の商品展開予定を語る内容で、他社ではなかなか見ない企画になっています。

通常の動画は有名人を起用してカメラを使っている実例を紹介するものが多い印象です。こちらはウェディング兼ポートレイトフォトグラファーのJustin Miltonさんが出演しています。

その他、富士フイルムは日本向けに別のYouTubeチャンネルを展開。こちらはカメラだけにフォーカスを当てていない、総合的なチャンネルとなっています。よくある質問、開発秘話といった企画で、普段知り得ない情報を多く発信しています。

一方で、こちらは松任谷正隆さんが「GFX100」で撮影された動画作品。このような芸術性のあるコンテンツも配信しています。

まとめ

デジタルカメラブランドの日本向けチャンネルでは使い方、よくある質問、開発秘話などユーザー視点に立ったコンテンツが多く展開されている印象でした。

しかし一方で、カメラブランドらしい新機種のイメージビデオやその機種を使った映像作品例も示されており、これからカメラを買いたい、買い換えたい人向けは、購買意欲を掻き立てられたのではないでしょうか。

2024年のデジタルカメラ業界はどのような発展があるのか、今から楽しみですね。

この記事を書いた人

ZOOREL編集部/黄鳥木竜
慶應義塾大学経済学部、東京大学大学院情報学環教育部で学ぶ。複数のサイトを運営しZOORELでも編集及び寄稿。引きこもりに対して「開けこもり」を自称。毎日、知的好奇心をくすぐる何かを求めて街を徘徊するも現在は自粛中。

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