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キャラクターマーケティングのヒントに。映像制作におけるキャラクターのつくり方
こんにちは、エレファントストーンの西堀です。
突然ですが、皆さんは「キャラクター」と聞いて何を思い浮かべますか?
キティちゃん、ミッキー、マリオ等のキャラクターや、以下のような企業キャラクターを思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。
例えば、森永製菓の「キョロちゃん」、共通ポイントサービスPontaのキャラクター「ポンタ」、住宅・不動産購入や売買をサポートする情報サイト「SUUMO」の「スーモ」。
サービスや商品自体を深く知らなくても、キャラクターだけは見たことある!という方もいるかもしれませんね。本記事ではそんなキャラクターたちが持つ効果や映像制作におけるキャラクターのつくり方を弊社事例を交えてご紹介していきます!
キャラクターたちの持つ効果
昨今、SNS等でも「キャラクターマーケティング」なんて言葉が知られ、実際に運用されているように様々な企業で「キャラクター」が大活躍しています。先ほどの例にもあるようなキャラクターたちの持つ効果は下記のようなものが挙げられます。
・見た人の記憶に残りやすい
・会社やサービスの顔になる
・活用方法が無限大
そして、実際にこうした効果を期待して「映像にキャラクターを活用したい!」とご相談をいただくことは多くあります。ここからは、そんな映像制作におけるキャラクターのつくり方・考え方についてご紹介します!
映像制作におけるキャラクターのつくり方
今回は「映像でキャラクターを使う場合」に絞ってお話します。
STEP.1 映像の目的・ターゲットを明確にする
まず映像の目的・ターゲットを明確にすることが大事です。「なぜキャラクターを使って映像をつくるべきなのか、誰に届けたいのか」の前提をしっかり設定すると、その後迷わず制作できるようになります。
例えば「子ども向けに展開した商品に興味を持ってもらいたい」という場合と「サービス導入企業の方に複雑な使用方法を分かりやすく伝えたい」という場合とでは、好まれるキャラクターの傾向が変わってきます。
この時に、映像を見た人にどんな効果を期待するかを考えるのも重要です。例えば、とにかくサービスの名前を覚えてほしい!ということであれば、サービスの名前を文字ったようなキャラクターを作成することで効果を得られるかもしれません。
STEP.2 世界観を決める
STEP.1で決めた目的にそって、世界観を決めていきましょう。例えば、少し難しい内容をコミカルに伝えるために、ギャグテイストの世界観にしたり、サービスの安心・安全なイメージを伝えるために絵本のように優しい世界観にしたり。目的によって、つくるべき世界観が変わります。
世界観が確立されているキャラクター映像参考
【眼鏡市場WEBCM】 めが姉ぇ&めが兄ぃ「コンタクトロボ登場」篇
【ジェネちゃんおくすりクイズ】ジェネちゃんの特技は?
STEP. 3 キャラクターの見た目を決める
世界観が決まったら、いよいよキャラクターづくりに入っていきます。ここまでに整理した情報をもとにアイデアを出し、キャラクターのイメージを固めていきます。
<アイデアの例>
・サービスについて詳しい→先生的なキャラクター
・サービスについてよく知らない→子どものキャラクター
・ターゲットのイメージに近い→サラリーマンのキャラクター
・どうぶつのキャラクター…
・ロゴのカラーと合わせたい… 等
アイデアをベースにラフのイラストを何度もつくり、イメージに近いものに絞っていきます。
STEP.4 キャラクターの設定を詰める
キャラクターの見た目づくりと並行で行うことが多いキャラクター設定。細かい部分は見た目が形になってきた段階で照らし合わせながら設定していきましょう。
映像だけで活用するキャラクターの場合、一般的なアニメキャラクターほど詳細な設定は必要ありませんが、最低限以下のような設定が必要です。
・名前
・一人称(わたし・ウチ・ぼく・おれ・わし…等)
・性格(やさしい・怒りっぽい・クール・泣き虫…等)
さらに細かい裏設定(誕生日・好きなたべもの・尊敬している人物…等)があればキャラクターの魅力はさらに深まります!
STEP.5 さらにブラッシュアップを重ねて…完成!
こうしたキャラクター設定と見た目の設定を擦り合わせ、映像にキャラクターを配置した時の表情などを検討。最初に設定した目的や期待する効果を発揮できるようブラッシュアップを重ねていけば…キャラクターの完成です!
【おまけ】エレファントストーンの公式キャラクター「ぱおんくん」「ちゃーんくん」が生まれるまで
「ぱおんくん」「ちゃーんくん」誕生の背景
エレファントストーンは、2011年の創業以来、お客様の想いを汲み取り映像を通じて「象る(かたどる)」ことをずっと大切にしてきました。そして私たちが、想いを象る上で大切にしている指針の一つに「群れず、はぐれず、『個』を出そう。」というものがあります。
創業以来、一人ひとりが持つ強みやスキル、それぞれの想い(=個)がエレファントストーンに加わることで、会社全体の幅に広がりが生まれました。そして、その一人ひとりの「個」が存在しながらもお客さまに言っていただく「エレファントストーンっぽい」という言葉。
その「エレファントストーンっぽさ」というのは、映像の作風に限定したものではなく、行動指針「大らかにいこう」や創造指針「牙っていこう」に沿った仕事への取り組み、「象る、磨く、輝かせる。」というスローガンやMVVに沿ったクライアント様への向き合い方にも表れていると思っています。
そんな全員でつくり上げてた集団の「個」に象徴となる存在がいたら良いなという想いから、「お客様の想いを“象る”」という想いを背負った「ぱおんくん」「ちゃーんくん」が誕生しました。
まずはアイデア出し!
「ぱおんくん」という名前のイメージは決まっていたので、そこから社内メンバーでアイデアを集めました。
ラフを描いて見た目のイメージを固める
アイデアを元にラフイラストをたくさん描いてイメージに近い見た目を絞っていきました。
ちゃーんくん、生まれる
ラフを作成する中で「一頭身のキャラクターがいても良いかも!」という意見が出ました。その言葉からちゃーんくんのアイデアが誕生。当初はぱおんくん一人でのデビューを予定していましたが、ぱおんくんの弟としてちゃーんくんも制作することになりました。
見た目の検討
細かいアイテムの有無や、顔の造形などを詰めていきます…!
誕生!
無事公式キャラクターの「ぱおんくん」「ちゃーんくん」が誕生しました!
【映像制作会社エレファントストーン】『想いを象る(かたどる)ゾウ』の公式キャラクター誕生!
無事生まれたぱおんくんとちゃーんくんはエレファントストーンのブランディングの一環として、LINE公式アカウントの運営、LINEスタンプ、プレゼントぬいぐるみ等、幅広く活躍中です!
エレファントストーンのメンバー紹介ページにもいるのでぜひプロフィールもチェックしてみてください!
まとめ
映像におけるキャラクターの作成方法や、活かし方について少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。
エレファントストーンではこういった映像のキャラクター制作から関わらせていただく機会も多いので、お困りの方はお気軽にご相談ください!
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