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ドキドキハラハラしたいあなたに!映像ディレクター飯田が選ぶ動画サブスクサービスおすすめ作品

ドキドキハラハラしたいあなたに!映像ディレクター飯田が選ぶ動画サブスクサービスおすすめ作品

画像参照:https://about.netflix.com/ja/news/audiences-enjoy-japanese-culture-house-of-ninjas

こんにちは、エレファントストーンの映像ディレクター飯田です。

普段は映像ディレクターとして、映像の企画から撮影、編集を行っています。最近は先輩ディレクターの大きな映像プロジェクトで制作チーフとして動くことも多いです!

映像が好きで仕事をしている私ですが、プライベートでも動画サブスクサービスのヘビーユーザーで、様々なジャンルの作品を日々貪るように見ています!元々映像業界に入りたいと思ったのも「アバターのCGで作り出される映像美に衝撃を受けた」のがきっかけで、パワフルでインパクトのあるCG作品がとても好きです。そして、そんな作品を気軽に視聴できる動画サブスクサービスもとても好きです。

今回は平日の仕事終わりや休日に月間10本程の作品を視聴している動画サブスクサービスフリークの私が人気配信サービスで視聴可能なおすすめ作品(特にドキドキハラハラしたい方にぴったりな作品)をご紹介したいと思います!

※2024年6月時点で私が面白いと思ったNetflix・Amazon Prime Video・Disney+おすすめ作品に絞ってご紹介していきます。

映像ディレクター飯田的Netflixおすすめ2作品

Netflix!オリジナル作品が多くてクオリティが高い、人気作品のランキングがリアルタイムで表示されている等、私たち視聴者を楽しませてくれる配信サービスですが、そんなNetflix内でおすすめしたい作品をご紹介。

Sweet Home -俺と世界の絶望-

一作目は、Netflixオリジナル作品「Sweet Home -俺と世界の絶望-」。冴えない青年が、突如怪物だらけの世界で生き抜くために奮闘する韓国ドラマです!

この作品の素晴らしいところは、なんと言ってもストーリーに出てくる怪物のクオリティ!本作では、大小様々な怪物が登場するのですが、どれも動きが自然ですし、肌の質感などが生々しくて、現実にいるのではないかと思ってしまうくらい、視聴中はハラハラドキドキしました!

この作品のVFX※1を担当した韓国の制作会社であるWestworldは、プリプロダクション※2で、Unreal Engineやその他の等を組み合わせて、リアルタイムのトラッキングとモーションキャプチャを融合して制作されたとのことで、3Dを学んでいた私からすると現場もとても魅力的でした!迫力満点なアクションもこの作品の見どころの一つなので、ぜひ見てみてください!

※1 VFXとは、現実には見られない画面効果を実現するための技術を指します
※2 Unreal Engineとは、ゲーム制作や2D/3Dのキャラクター・世界観の制作が可能なゲームエンジン

忍びの家 House of Ninjas

こちらの作品もNetflixオリジナル作品で、舞台は日本。とある任務をきっかけに”忍び”を引退した一家を中心に、色々な事件や陰謀に巻き込まれていく…ハラハラドキドキな作品です!

本作は賀来賢人さんが主演・原案を務めることでも話題になりました。私の周りに忍びはいませんが、本作はまるで現実で起こってるかのようなリアルな視点が印象的で、各登場人物のドラマに感動しながら見ていました。もしかするとそのリアルさの原因は、ロケ地の小田原が僕の地元だからかもしれませんが…!

映像ディレクター飯田的Amazon Prime Videoおすすめ2作品

次はAmazon Prime Video。Amazon Prime Videoといえば、言わずと知れたGAFAのAmazonが提供する配信サービスですが、追加料金を支払うことで公開から間もない新作の映像を視聴できたり、オリジナル作品が多かったりして、私はかなりの時間をこのサービスに費やしています。

ザ・ボーイズ

そんなAmazon Prime Videoのおすすめ作品一つ目は、「ザ・ボーイズ」。「もし現実にヒーローがいたら」をテーマに、ヒーロー・組織の陰謀、ヒーローの暗躍、ヒーローへの復讐といった欲望が交差するAmazon Prime Video独占配信の大人向けヒーロードラマです。

MARVEL、DCシリーズは映画、コミック、コミコンを一通り見るくらいヒーロー作品が好きですが、「ザ・ボーイズ」は、そのヒーロー好きの私が今まで見てきた中で最もリアルを映したヒーロー作品なのではないかと考えています。

「見ている途中で結末がわかる(正義が勝つ)」「主人公がヒーロー」といったヒーロー作品あるあるの切り口とは少し異なり、「主人公がヒーローに復讐心を抱く青年」で、ヒーロー目線でなく一般人からみたヒーローが落とし込まれているのが本作のポイントです。

一般人目線だからこその現実味があるだけでなく、ヒーロー一人ひとりのドラマがしっかり盛り込まれていて見応えがあります。大人向けのドラマシリーズのため表現は過激ですが、今までのヒーロー作品とはまた違った感覚で楽しめるのではないでしょうか!スーパーパワーがない主人公が臆せずヒーローに立ち向かっているのに、すごくハラハラドキドキします!

天元突破グレンラガン

Amazon Prime Videoオリジナルではないですが、Amazon Prime Videoで視聴可能なこの作品を一言で表すとしたら、「熱い!熱い!男達の話」。主人公シモンが拾ったドリルとメカから始まり、地球、銀河、宇宙をも巻き込む壮大なロボットアニメです。

監督は「新世紀エヴァンゲリオン」の制作にも携わっていたアニメーション監督の今石 洋之さん。この作品ではロボットのデザインからアニメーション・演出まで関わっているとのことです!ロボットやキャラクターのアニメーションがパワフルでかっこいいので、本当に是非見てみて下さい。

主人公をずっと支えてきた、友が1人で惑星規模の的にドリルをぶち込むシーンにはハラハラさせられましたし、自分も気持ちが昂って叫んでました。

映像ディレクター飯田的Disney+おすすめ1作品

他の配信サービスでは有料のディズニー、ピクサー、マーベル、スターウォーズ等のシリーズが見放題で、ここでしか見られない作品が多数あるDisney+ですが、そんな中おすすめしたいのは「トロン: レガシー」です。

トロン: レガシー

1982年に公開された『トロン』の続編で、「トロン」シリーズとして時に話題となるディズニーのSFアクション映画。本作のストーリーは、カリスマゲームクリエイターである父親からメッセージを受け取った息子が、長年消息を絶っていた父親を救うためコンピューターの世界へ向かうというものです。

魅力はなんと言っても世界観。ゲームの世界がテーマですが、衣装・オブジェクト・武器・マシンがすごくスタイリッシュに描かれていて、公開当時小学生だった私は憧れました。そんな思い出マジックをなしにしても、壮大な視覚的体験ができる本作は面白いはず。ぜひその目で確かめてみてください!

余談ですが、この「トロン」シリーズの第3弾『トロン:アレス(原題:Tron Ares)』が2025年にアメリカで公開されることが決定したようですね!日本で公開するのかはまだ分かりませんが、どんな作品になるのか楽しみです!

まとめ

動画配信サービスにかなりの時間を費やす映像ディレクター飯田が、各配信サービスのおすすめ作品をご紹介しました!かなり個人の趣味が溢れたセレクトになったかと思いますが、気になった作品があった方はぜひこの機会にご覧ください!


 

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この記事を書いた人

飯田惟央希
エレファントストーンのディレクター。

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