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年末の労をねぎらう飲料のCM

年末の労をねぎらう飲料のCM

画像引用:https://www.coca-cola.com/jp/ja/media-center/news-20241118-11

こんにちは。ZOORELを運営する映像制作会社エレファントストーンです!

2024年も終わりが近づいてまいりました。友人知人や職場の方などと忘年会をする方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?忘年会で1年の労をねぎらうのは、鎌倉時代に貴族が和歌を詠む行事を起源としているそうです。現代のような飲み会形式の忘年会の形になったのは明治時代から。意外と歴史のあるイベントだったんですね。

今回は、2024年も残りわずかであることを意識させるような、「年末をねぎらう」をテーマにした飲料のCMを紹介致します。

年末の労をねぎらう飲料のCM

アサヒビール

さまざまなビールを製造・販売しているアサヒビールは、商品に合わせた年末のCMを公開しています。

アサヒ生ビール「アサヒ生ビール2024今年も一年おつかれ生です」篇

アサヒ生ビールは「今年もおつかれ生です」と題した新CMを公開。2023年のCMでも使用した「おつかれ生です」の挨拶を合言葉に、とにかく暑かった熊谷、観光客との出会いが多い浅草、北陸新幹線が開通した敦賀など、日本の皆さんに向けてそれぞれの1年を振り返り「おつかれ生」とねぎらいのメッセージを送っています。

まるで生ビールを飲むことでその地域ごと抱擁するような、そんなあたたかみのあるCMになっています。こちらのCMでは彩度もおさえて色あせたようなレトロチックな雰囲気を作っています。その味も含めてたまりませんね。

アサヒスーパードライ「年末は、好きなDRYで乾杯だ。」篇

また、スーパードライは、イチローさん、岡田准一さん、橋本環奈さんらを起用し、ビールののど越しを意識した王道のCMも公開しています。

先ほどのアサヒ生ビールは温かみのある労いのメッセージだったのに対し、スーパードライは「年末は、好きなDRYで乾杯だ。」というメッセージとともに、ビールを飲んだときの清々しさを表現しています。どちらも年末に飲むビールにフォーカスを当てた映像ですが、商品ごとに見せ方に違いが出ていますね。

ジョージア「お互いの気遣い」篇

コカ・コーラが手掛ける珈琲ブランドジョージアは2024年11月に新しいCMを公開しています。

友達との待ち合わせで、“友達も自分も相手のために2本ジョージアを買っていた”というシーンを描いた「お互いの気遣い編」と題した本作。「ひと息ついたら、温もりが心に沁みた。毎日って、けっこうドラマだ。」という冬のブランドメッセージを、冬のなにげない日常の中に潜むちょっとした温かさに気づくシーンで表現。友人同士のお互いを気遣い、労う暖かい気持ちが心地よい映像になっています。

ザ・プレミアム・モルツ『なにもしない日・広瀬+大泉』篇

最後に紹介するのは、年末年始には「こんな感じの毎日を過ごしたい」という意味も込めてザ・プレミアム・モルツです。

「いい日、プレモル。」を合言葉に、ゴロゴロと家の中で寝そべり“なにもしない日”を謳歌する大泉洋さん、広瀬すずさん。最後にはザ・プレミアム・モルツをあけて、自ら労をねぎらいます。なにもしない日とザ・プレミアム・モルツが年末のご褒美として描かれている本作。プレモル片手になにもしない日を楽しみ、日頃の疲れを癒したくなりますね。

まとめ

年末という2024年の節目に向けて、1年間や日頃の頑張りを労わるCMが多く公開されています。年末の一人時間や友人家族と過ごす時間のお供として、お好きな飲み物で1年の頑張りを労わりましょう。

この記事を書いた人

ZOOREL編集部/黄鳥木竜
慶應義塾大学経済学部、東京大学大学院情報学環教育部で学ぶ。複数のサイトを運営しZOORELでも編集及び寄稿。引きこもりに対して「開けこもり」を自称。毎日、知的好奇心をくすぐる何かを求めて街を徘徊するも現在は自粛中。

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