いよいよバレンタインデー！お菓子メーカー各社のCMが彩り豊か

こんにちは、映像制作のエレファントストーンが運営するオウンドメディア「ZOOREL」です。いよいよバレンタインデーがやってきました。そんな今回は、バレンタイン商戦にしのぎを削るチョコレートブランド各社のプロモーション映像に迫ります！

チョコレートブランド各社のプロモーション映像事例

1. meiji

meijiは、バレンタインデー前に女優の新垣結衣さんを起用した「明治 ザ・チョコレート」の最新CMを公開。「ラグジュアリー」をテーマに、カカオの香りを愉しむことのできるチョコレートとしてプロモーションしています。

本動画で注目したいのは、洗練された空間演出と卓越した画面構成です。白を基調としたシックなキッチンを舞台にすることで、チョコレートの艶と輝きがひときわ目を引く映像になっています。産地から配合にいたるまで妥協を許さないカカオへのこだわりを、カカオ豆と向き合うショコラティエ（新垣結衣さん）の姿を通してスタイリッシュに伝えていますよね。

2. GODIVA

1926年にベルギーの首都ブリュッセルで誕生し、チョコレートを代表するブランドとして世界中から愛されているGODIVA。今年のバレンタインシーズンでは、 カカオとフルーツの魅力を​たっぷり楽しむ「フルーツバスケット コレクション​」を展開しています。

動画で注目したいのは、プロモーションの印象を決定づけるピンクカラーの背景です。チョコレートのプロモーションカラーとしてはブラウンやゴールドが多く使用されるイメージがあるかと思いますが、「カカオもフルーツの内の一つだ」というメッセージを伝えるため、フレッシュで鮮やかな色彩を意図的に選択しています。スイカやバナナ等、果物の形をしたチョコレートもかわいらしく、見るだけで心の弾む動画になっています。

3. LOTTE

今年で60周年の節目を迎えたお菓子メーカーのLOTTE。アニバーサリーイヤーを記念すべく、令和を代表する歌い手のADOさんの新曲『ショコラカタブラ』をCMソングに起用。企画・プロデュースに川村元気さん（映画『君の名は。』『すずめの戸締まり』『怪物』等を制作）、アニメーション制作に『ダンジョン飯』を手がけた株式会社トリガー、監督・キャラクターデザインにアニメーション監督の吉成曜さんを迎え、豪華なプロモーションをスタートさせています。

チョコレート工場を舞台に「科学と魔法と現実」の世界を描いたアニメーションは、ロッテチョコの60年を紡いできた「ガーナ3人娘」や「赤・黒・白のパッケージの中にある世界」をイメージ。老舗メーカーの歴史があるからこそ生み出せる動画となっています。「私たちの人生をワクワクさせてくれる」そんな魔法のようなチョコレートの魅力を、呪文の言葉「チョコラカタブラ」のタイトルで表現しているのもユニークです。

4. MORINAGA

MORINAGAの公式ホームページでは、年に1度のチョコレートの祭典に合わせてこれまで公開してきたチョコーレート関連のレシピをアーカイブ化。その多彩なアイデアをまとめて公開しています。

上記動画のように、推し活と絡めたレシピからチーズフォンデュとの融合を果たした変わり種のショコラのレシピまで。多様化が加速するバレンタイン文化の変化が、レシピにも如実に反映されています。

「女性が男性に告白する」恋愛イベントとしてのイメージが強かったバレンタインですが、現在ではそのありようが以前とは全く異なるものになっています。友人同士でプレゼント交換を行ったり、家族に感謝を伝えたり、みんなでパーティーを開いたり。形にとらわれない自由な発想でチョコレートを楽しむイベントとして、バレンタインが多様な広がりを見せていることをレシピからも確認することができますね。

@mamimu_s9 バレンタインに重ための愛を表現したいただの長野県民。#PR #森永製菓 #森永ホットケーキミックス #間違いないホットケーキ #声入れ #声 #voice #日常 ♬ オリジナル楽曲 – まみすけ。/ただの長野県民。

1月末に公開された最新プロモーションでは、TikTokを中心に活躍しているマルチクリエイターのまみすけ。/ただの長野県民。さんとのコラボレーションを実施。「病み」をテーマに独自のセンスと世界観を惜しみなく表現したレシピは、バレンタイン新時代を象徴する動画ともいえそうです。

まとめ

チョコレートのプロモーションを見るだけでも、社会トレンドや若者文化の最前線を発見することができました。是非、他の企業の事例もチェックしてみて下さいね！