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「ケミカル・ブラザーズ×ミシェル・ゴンドリー」の名作ミュージックビデオたち
The Chemical Brothers(ケミカル・ブラザーズ)の約4年ぶりのニューアルバム『No Geography』が2019年4月12日に世界同時リリースされます。
先行して公開されているミュージックビデオ「Got To Keep On」では再びミシェル・ゴンドリーが監督しており、またしても巷やSNS上で話題になっています。
自分を含めたファンにとってはケミカル・ブラザーズの音楽といえばミシェル・ゴンドリーのミュージックビデオ・・・・というと言い過ぎかもしれませんが、切っても切り離せない関係になっていて、今回はアルバム発売を記念して、「ケミカル・ブラザーズ×ミシェル・ゴンドリー」のミュージックビデオの過去の名作3本紹介したいと思います。
The Chemical Brothers – Let Forever Be(1999年)
90年代後半、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだったOASIS(当時)のノエル・ギャラガーとの共作曲をミシェル・ゴンドリーが監督。サイケデリックな曲調とミシェル・ゴンドリーの世界観がマッチしていて中毒性があって何回観ても全く飽きません。
メイキングを観ると綿密に、そして想像以上にアナログに制作しているのがよく分かります。
The Chemical Brothers – Star Guitar(2001年)
ミシェル・ゴンドリーの最高傑作とも称されている作品。最初に観た時には本当に度肝を抜かれました。本人が元ドラマーなだけあってリズムと映像を合わせる感覚が常軌を逸してます。
こちらのメイキングを観ると、こうやって作ってるのかと確実に驚くので、ぜひ併せてご覧ください。
The Chemical Brothers – Go(2015年)
A Tribe Called QuestのQ-Tipをゲストボーカルに迎えたこの曲で「Star Guitar」から14年ぶりに再びタッグを組んだのが本作品。
歳月が経ったので、映像の機材・技術も格段に上がっているのに、構成は逆に今までよりもシンプルに。
初めて観た時の感想は、前の2作と比べるとそこまでインパクトはないかなと思ったものの、何度も観ていると細かいシンクロ具合と微妙なズレがクセになってきます。
撮影技術や編集技術も大事ですが、アイディアやセンスはもっと大事だなと改めて気づかされます。
他にもDAFT PUNKの「AROUND THE WORLD」やKylie Minogue – Come Into My Worldといった他のアーティストのミシェル・ゴンドリーの作品も沢山あるので是非観てみてください。
▼「Come Into My World」はこちらの記事で紹介しています!
“ループ”する映像作品たち