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ドキッとする「言葉」でインパクトを残すCM

ドキッとする「言葉」でインパクトを残すCM

画像引用:https://usonar.co.jp/news/20250121_1361.html

こんにちは!ZOORELを運営する映像制作会社エレファントストーンです。

CMを見ていて、思わず「ドキッ」とする言葉に出会ったことはありませんか?
CMは、視聴者に対してインパクトや親しみやすさ、好感度を覚えてもらいたいので、新聞やテレビと同じかより表現に気を付ける必要があります。一方で、伝えたいメッセージを言葉やキャッチコピーとして覚えてもらう必要があります。そこで、あえて「ドキッ」とするような言葉を使うことでインパクトを残しているCMがあります。

そこで今回は、そんな“言葉のインパクト”が光るCMをいくつかご紹介します。

「ドキッ」とする言葉を使ったCM 事例紹介

1.ユーソナーCM「求む!ひきょうな人」30秒

2025年2月に発表されたユーソナー株式会社のCMは「求む!ひきょうな人」としてユーソナーの企業戦略である「ひきょう」をブランドメッセージに込めたCMになっています。

この場合のひきょうは「ずるい」の「卑怯」ではありません。2016年にユーソナーがかかげている企業戦略である「非競」という独自の言葉になっています。「過当競争を避け、自社の得意領域に特化し、近接分野は他の強みのある会社に任せるべき」という考え方のことです。

つまり、パートナー企業と互いの優れた部分を補い合うことで、両社ともに新たな創造を目指すという「共創」「協調」の考え方です。シェアを取り合う「競合」に陥るのではなく、共創していく戦略を掲げています。とはいえ、最初に「求む!ひきょうな人」と画面越しに言われたらドキッしませんか?30秒のセリフは一発撮りでとられたそうです。

2.「キミのために、ただ殺す。」NieR Replicant ver.1.22474487139… | CM | 新宿 ver.0.25 | 2周目 | 無規制版

ゲームやホラー映画の映像では、よりドキッとする表現をCMで使われることがあります。スクエアエニックスの『ニーア レプリカント』のCMでは、「キミのために、ただ殺す。」という言葉を最後にもってくることで、無修正版としてのCMを強く印象付けています。

2010年にPlayStation3で発売され、その当時のキャッチコピーは「一人のために、全てを滅ぼす」でした。2021年に発売されたこちらのバージョンアップ版は、『ニーア レプリカント ver.1.22474487139…』というタイトルで、はじめて海外でもニーア レプリカントという名称での発売になりました。ニーアシリーズはこの後に後継作品のニーア・オートマタが2017年に発売、さらに2023、2024年とアニメ化し、大ヒットを記録しました。

3.瀬戸しおCM「マズイ」15秒

「瀬戸しお」は、株式会社栗山米菓が2005年に発売開始した揚げせんべいです。海老塩、ゆず塩味などのバリエーションもあり、サクッと軽やかな食感が特徴です。本作は、Xで「瀬戸しお マズイ」を検索。その結果、「マズイ」というワードでの検索結果が0件であることにほっと安堵のため息をつくというものです。

同じように「瀬戸しお」はXで検索をするシリーズのCMを多数制作、「神 or 悪魔」編では、瀬戸しおは「神」「悪魔の食べ物」と検索結果が出たことに喜び、「どうやら、うまいらしい」と締めくくります。

まとめ

このように言葉のインパクトを使ったCMはとても印象的で、それ一つで勝負できる力があります。キャッチコピーってすごいですよね。あなたがお気に入りの言葉はありましたか?また、斬新なキャッチコピーが見つかり次第、記事にしていきますね。

この記事を書いた人

ZOOREL編集部
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