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NEWoMan、GLOBAL WORKほかに見る、冬ならではの世界観を描いた最新CM!

NEWoMan、GLOBAL WORKほかに見る、冬ならではの世界観を描いた最新CM!

画像引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002894.000001304.html

こんにちは!ZOORELを運営する映像制作会社・エレファントストーンです。

すっかり年の瀬を感じる寒さになってきました。この時期には、雪だるまやイルミネーションなど季節限定の美しい景色を捉えたプロモーション映像が数多く公開されています。

そこで今回の記事では、冬ならではの映像が魅力的な最新CMを国内外から厳選してご紹介します!

事例紹介

1. Tiffany & Co.『Love Is a Gift』

ティファニーでは、本プロモーションの象徴的な取り組みとして、注目を集めるアクター・アニャ・テイラー=ジョイを起用したCMを公開しています。雪の夜の街を歩く彼女がブルーボックスを開くと、人生のさまざまな喜びの瞬間が次々と描かれていく構成で、ブランドの世界観やメッセージを自然に伝える映像として好評です。

特に注目したいのは、ボックスを開けることで現実とファンタジーが融合する演出。繊細で大胆なビジュアルバランスが魅力的。贈る喜びともらう喜びをロマンティックに描き、ナレーションが心に響く1本です。

2. Waitrose『The Perfect Gift』

イギリスの高級スーパー・ウェイトローズでは、キーラ・ナイトリーが出演するクリスマスプロモーション「The Perfect Gift」を公開しています。

“食”と“愛”をテーマに、温かさと楽しさを感じさせるショートストーリーで、ホリデーシーズンらしいムードを伝える印象的な作品に仕上がっています。

物語は、チーズコーナーでの出会いをきっかけに、料理を通じて愛を育んでいくロマンティック・コメディ。ごく普通の男性フィルと主人公が、ウェイトローズのチーズカウンターで出会う「meet-cute」なシーンから始まり、食を通じて急速に距離を縮めていく様子が描かれます。

雪に包まれた街並みや、鮮やかなイルミネーションなど、イギリスらしい冬景色とユーモアあふれるストーリーテリングが自然に溶け合い、観る人の心を温かくする1本に仕上がっています。

3. NEWoMan 2025 Winter『The Power of Filter』

「アートミュージアム」を大きなテーマに、春夏秋冬を通して新たな世界観を描いてきたNEWoManのシーズンビジュアル。

11月に公開されたWinter広告では、幻想的な植物が生み出す冬の風景を通して、『The Power of Filter(世界の景色を変える、自分だけの色眼鏡)』というキーメッセージを印象的に発信しています。

霞みがかった冷たさを感じさせる風景でありながら、どこか心がふっと温まるような、柔らかな空気に包まれた世界観は唯一無二の存在感を放っています。

なお、CG制作は春・秋シーズンと同様に、韓国のクリエイティブスタジオ・HERE CREATIVEが担当しています。

非現実的で幻想的な世界観でありながら、質感はあくまでリアルに描かれている点が印象的です。夢のようなビジュアル表現はシーズンを通して一貫していますが、花をモチーフにした春の映像と比較すると、そのイメージの違いはより鮮明に感じられるでしょう。

静けさの中に冬の息遣いを宿したビジュアルは、観る者の感性を刺激し、インスピレーションを喚起する創造性に満ちています。

4. GLOBAL WORK『グローバルワークは、まちがいない服。ホッとする冬篇』

日本のカジュアルファッションブランド・GLOBAL WORKでは、11月より今冬のメインプロモーションとして『まちがいない服。ホッとする冬篇』を公開しています。

ナチュラルテイストを軸としたブランドらしい表現で、冬の訪れを前向きに描いた、温かみのある雰囲気の作品に仕上がっています。

本作の最大の魅力は、スタジオ内に再現された、冬ならではの美しい雪景色にあります。真っ白な雪が降り積もったコテージを舞台に、吉高由里子さんと宮沢氷魚さんが無邪気に雪遊びを楽しむ様子を、温かみのある照明と柔らかな色調で描写。全体として心地よい空気感が丁寧に表現されています。

美術や演出の工夫によって、ロケーション撮影に引けを取らない映像美を実現しており、スタジオ撮影の可能性を感じさせる好例といえるでしょう。

まとめ

冬は、雪の白やクリスマスを想起させる赤など、色彩も含めて印象的なイメージが多く生まれるシーズンです。そうした冬ならではの舞台を活かしながら、2025年も数多くの魅力的な映像表現が生み出されました。
静けさや温もりが共存する冬の表情は、これからもさまざまなクリエイティブの源泉として、私たちの心に残り続けていくのではないでしょうか。

この記事を書いた人

ZOOREL編集部/コスモス武田
慶應義塾大学卒。大学時代から文学や映画に傾倒。缶チューハイとモツ煮込みが大好き。映画とマンガと音楽が至福のツマミ。

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