MARKETING
5G時代こそ取り組みたい YouTubeでの自社チャンネルの重要性
5G元年ともいわれる2020年を迎え、企業の規模を問わず自社チャンネルの開設がPRやマーケティング、採用活動においてますます重要性を増していくことが予想されます。
昨年12月にONE MEDIAはサイバーエージェントと組んで企業YouTubeアカウントの開発、運用を行う広告ソリューション「ブランデッドチャンネル」を提供すると発表しました。
今でも、企業のYouTube動画はあふれています。しかし、多くは以下の問題点があります。
✔アクセス数がない
✔継続性がなく単発の動画作成で終わっている
✔そもそもチャンネル登録者を増やす考えがない
といった点です。
既存の会社にとって動画をアップロードすることは一苦労です。しかし、それでは今の時代、十分ではありません。アップロードされたら見てもらえるなんて甘い考えを持っていませんか?
実際にYouTubeのチャンネル登録者数上位に来る企業といえばまだ「アニメ」のような元から密接に動画、映像にかかわってきた会社になっているのが実情です。
これまでも動画プラットフォームの活用についてたびたび言及してきましたが、今回は“アニメじゃない”会社でもYouTubeでの自社チャンネル運営のメリットと成功事例についていくつかご紹介させていただきます。
なぜYouTubeでの自社チャンネルが必要なの?
5Gで動画消費がますます加速
高速大容量の5Gの登場は、「ギガ(データサイズ)不足」による通信制限を大幅に解消します。これまで何Gとかのサイズで時間がかかっていた映画のDLも、たったの3秒程度で済むのではないかと言われています。
5Gビジネスを解説するオリエンタルラジオ中田敦彦さんのチャンネルでもそのことは触れられています。
モバイル端末での視聴および配信環境はかつてないほど快適になり、動画コンテンツをユーザー間でシェアする傾向が今後ますます加速していくことが確実視されています。
4Gによって『Instagram』での写真共有が一般的なものとして定着したように、データ通信量から解放された5G時代では、モバイル環境での動画共有サービスがより幅広い層に普及していくでしょう。
動画プラットフォームは多様化してきており、有料かつハイパフォーマンスなものも登場していますが、国内において10〜30代の利用率が約9割ともされ、かつ無料で運営できるYouTubeでのチャンネル開設は、これから動画サービスをスタートさせようと考えている企業にとっても魅力的なプラットフォームです。
細かなマーケティングができる
YouTubeでは、Googleが提供しているYouTubeアナリティクスという解析ツールを使って、動画を視聴したユーザーの性別、年齢、住んでいる地域、視聴時間帯、広告へのクリック数、リンク先、といったデータを確認することが可能です。要はGoogle AnalyticsのYouTubeバージョンと思えばよいでしょう。
さらには、「どうやって動画を見つけたか」「動画をどこまで視聴したか」「どのサイト上で視聴されたか」といった細密なアクセス解析も可能なため、自社の動画にどのような層のユーザーが反応しているのかをマーケティングし、そのターゲットに合わせて動画を作るといった戦略を立てることが容易になっています。
アイデアと工夫を凝らし「ユーザーの特性に合わせた」動画コンテンツをアップすれば、安価で大きなメリットを享受できるため、中小企業や個人事業主にとっ てはこれ以上ない格好のプラットフォームといえるでしょう。
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