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コロナ時代の映像編集に使えるMacBook Pro16インチ！
エレファントストーンのエディター 大西です。
コロナウイルスの時代にとても役に立つMacBook Pro16インチ、映像のエディター業務は、会社に出社してAE（After Effects）の重いCG作業をこなせるPCでないと出来ないと思っている方にはぜひ使ってほしいマシンです。昨年12月に発売されたMacBook Pro16インチは映像編集に耐えられるスゴいノートPCでした！実際このコロナ時代にどうだったかを、選んだきっかけから実際に使ってみた感想を書いてみます！
コロナ時代を見据えて今年2月のPC選び
今年2月には、コロナが徐々に広まってきており、どこかで東京もロックダウンになるんじゃないかと思われ始めたときに、自宅でも使えるPCを探し始めました。
ですが、問題はエディター職、AE（アフターエフェクト）で重い編集作業を行う職種はどうしてもデスクトップで、PC能力が高いものが必要になります。それまで会社で使っていたのがMacbook Pro2013年モデルを使っていましたが、なかなか持ち運びには向いていません。
やはり移動するなら、ノートPC
ちょうど、MacBook Proの16インチが2019年12月に発売されて、そのスペックを見るとMacPro2013年モデルよりも全般的に高いスペック表示でした。ということは、おそらく現在の仕事はMacbook Pro 16インチでもおそらくできる予想はついたのですが、編集で使うPCですと、この先3〜5年ほどは使用が必要になります。
そこで気になったのはグラフィックボード。このグラフィックボードが映像編集にはとても重要で、ディスプレイへの映像の創出や、映像の書き出しの時間に大きく関わってきます。そのため、ノートPCで編集をする場合はeGPUという外部グラフィックボードを使用して編集をすることがあります。実際このシステムを組んで編集を行おうかと考えていました。
思ったよりも凄かったMacBook Pro16インチ
やはり今までのことを考えると、「ノートPCで映像の編集は、なんとなくはできるけれど、編集用のメインPCとしてはやはり能力的に厳しいのではないか」と思っていたので、Macbook Pro16インチ + eGPU を使った方法を考えていたのですが、ある記事を見つけました。
eGPUを使わないでも、4Kのデュアルモニター直挿しが可能！映像編集をするには、シングルモニターではなかなか厳しく、作業効率を考えるとデュアルモニターが欲しいのですが、それも4Kのデュアルモニターになると通常のFHDモニターの4倍の能力がないと難しいわけで、その上、外部のeGPUをつけた状態と変わらなかったというのです！これをみたことで、MacBook Proの16インチを購入を決めたわけです。
大活躍のMacbook Pro16インチ
4月に入ると「緊急事態宣言」が出され、自宅での作業になりましたが、AEを使った映像編集も全く問題ない状況でした。在宅用の環境として会社からの補助もあり、モニター環境を整え、編集環境が整ったということもありますが、AEを中心に扱う映像の編集業務が、在宅業務で映像のCG編集ができる時代になったということに驚きました。
在宅勤務中に役に立ったAdobe Creative Cloudのクラウドストレージ
緊急事態宣言時にとても役に立ったのが、Adobe Creative Cloud ファイルストレージで、通常のメンバーシップの場合100GBまで使えます。この容量は撮影データをUPして編集をしようとすると難しいですが、ディレクターが編集したデータにAEを中心としたCGパートをつけるだけなら作業は可能です。
また撮影のないアニメーションだけの制作もこの範囲内で収まることが多いです。映像編集を会社やチームで行っている人だと、Adobe Creative Cloudのファイルストレージを使って動画を共有しながら制作するのは、今後のコロナ時代にスタンダードになっていくのではないでしょうか。
今後、まだまだコロナと共に社会活動が続いていきますので、あまり密集にならないように自宅と会社での作業をうまく使い分け、よりよい制作環境を作っていくにはMacBook Pro16インチはとても良いのではないでしょうか。また、撮影の多いディレクターさんでも、グラフィックボートの強化されたMacBook Pro16インチがあれば外でも編集ができると思いますよ、是非使ってみて欲しいです！
