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アニメーション動画を予算内で依頼するときに押さえたい5つのポイント

アニメーション動画を予算内で依頼するときに押さえたい5つのポイント

アニメーション動画を制作する上で押さえてきたい5つのポイントをご紹介します。

「カメラで撮影した実写動画をベースにするか、はたまたイラストやテキストが動くアニメーション動画にするか」というのは動画を作る初期段階で決めるべきです。しかし、「実在するものをありのままに訴求するのが得意な」実写と、「複雑な情報を分かりやすく伝えるのが得意な」アニメーション、それぞれの特徴を理解していないまま、「なんとなくアニメーション動画って先進的な感じがするから」と決めてしまうと、思ったような効果が得られない動画になってしまうかもしれません。

アニメーション動画は複雑な情報(もしくはイメージや概念的な部分)を分かりやすく伝えるのに適している反面、完成イメージの擦り合わせが難しい側面もあります。この記事では、実写とアニメーションの特性を踏まえた上で、スムーズかつ思っていたようなアニメーション動画を作成するために押さえておくべきポイントをご紹介していきます。

1.  実写とアニメーションを比較!アニメーションが向いている内容とは?

実写とアニメーションを比較して、アニメーション動画がどのような表現に向いているのか見ていきましょう。

実写とアニメーション、それぞれの得意なことは?

【実写】 実写動画は、実在するものをありのままに訴求しているのに向いています。景色の美しさ、食べ物の質感(フワフワそう、固そうなど)、はたまた企業で働いている人の雰囲気、話し方など。その場にいなくても、映像を通して感じることができるのは実写の得意とすることです。

【アニメーション】 アニメーションが得意としているのは、複雑な情報を分かりやすく紹介できることです。例えば金融商品の概要を紹介するのに、実写を用いるよりもグラフやイラストを用いた方が伝わりやすいのは、想像に難くないはずです。また、機械の内部など単純に撮影するのが難しい場合でも、アニメーション動画がおすすめです。

アニメーション動画でサービス、企業を紹介することのメリット・デメリットとは?

【メリット】 先述の通り、メリットは複雑な情報を分かりやすく紹介できることです。例えば、インフォグラフィックスと呼ばれる表現を使えば、情報を動かすことによって情報同士の関連性や、言葉だけでは伝えきれないイメージを分かりやすく伝えることができます。

【デメリット】 アニメーション動画は表現の自由度が高いが故に、完成イメージの擦り合わせが実写動画に比べると難しい側面があります。外部の制作チームとの擦り合わせの際には、イメージを伝えられるように、他社のものでも構わないので制作事例を用意しておくのがおすすめです。

アニメーションの導入事例

アニメーション動画が用いられている実例をご紹介します。

金融商品のような、データやグラフを用いて複雑な内容を伝えたいケースには実写ではなくアニメーションが有効です。テーマ的に、理解するのに頭を働かせる必要がありますが、イラストやグラフが動くことで視聴者が飽きずに見ることのできる工夫がなされています。

実写映像にアニメーションを乗せることで、イメージを可視化することもできます。こちらの事例では、少し未来のお店のカタチとして、近未来感をアニメーションで表現しています。実写にアニメーションを乗せることによって、イメージ・世界観を作り上げることができます。

2. アニメーション動画の制作目的を設定する

まずは、「今回どうしてアニメーション動画を作成したいのか?」その目的を明確にしましょう。

例えば、アプリの紹介映像を作るにしても「リリース予定だから、広く認知しておいておきたい」のか、「すでに使っているユーザーにもっと活用してもらうべく、新機能について紹介するハウツー系の動画にしたい」のかによって、アニメーション動画の内容もガラッと変わります。

また、「なぜ実写ではなくアニメーション動画である必要があるのか」という点についても最初の段階に詰めておくと良いでしょう。

3.  ペルソナと配信媒体を決める

制作するアニメーション動画を、どんな人に見てもらいたいのか。年齢、勤務地、年収や休日の過ごし方といった、より詳細な情報を詰めたペルソナ設計までできているとベターです。

紹介するものが商品・サービスである場合は既にペルソナが設定されているかと思うのですが、会社のコンセプトムービーですと、ペルソナまで用意していないこともあるかと思います。

この段階でペルソナ、ないしはメインターゲットとなる層をある程度決められていると、アニメーション動画の内容はもちろん、配信媒体も決定することができるようになります。

例えば、「メインターゲットが若年層の女性なのであれば、Instagramで訴求したい」。さらに突き詰めて、「Instagramの中でもメインターゲットによく見られているストーリーズ広告にアプリ紹介動画を流したい」。ここまで明確ですと「15秒以内で、フルスクリーンの縦長で……」といった動画の大枠が決まってきます。

4. 商品・サービスや会社の強みを整理する

アニメーションを作成する際に、商品・サービスの強みや会社の強みについて伝えられるようにしておきましょう。「なぜ様々な商品・サービスがある中で自社のものを選ぶべきなのか?」この解になる部分をメインメッセージとして映像が作られることはよくあります。

思いつかないのであれば、暫定的な要素でも良いのでまとめておきましょう。と言うのも、外部の制作チームが深くヒアリングすることで魅力を再発見できることも考えられるからです。会社内部にいると魅力だと気づいていない当たり前のことが、外部から見たらユニークな魅力であり、そのポイントを訴求するケースは少なくありません。

5. アニメーション動画の制作事例を参考にして完成イメージを共有する

上記のことを伝えられても、依頼主と制作チームの映像の完成イメージを一致させるのはなかなか難しいものです。結局のところ、完成イメージの擦り合わせについては他社事例を用いて共有されることが多いので、「こういったアニメーション動画を作りたいと思っている」と伝えられるように他社事例を少なくとも1つは用意しておくとスムーズに擦り合わせができます。

この項では、アニメーションを用いた動画の制作事例を見ていきましょう。制作した目的や、サービスの強みについてもご紹介しています。

羽田空港の新飛行経路についてビジュアルで直感的に理解ができる

【社名】国土交通省航空局
【目的】新飛行経路の説明と告知のため

羽田空港が2020年3月29日~新飛行経路を使うようになり、その告知も兼ねたアニメーションの事例です。

全編アニメーションで分かりやすく表現しており、地図やグラフといったビジュアルで直感的に理解できる内容となっています。また、ニュース番組風に2人のキャスターが会話しているような表現にしているのもポイント。知りたいと思うようなことを女性キャスターが質問しており、より理解の深まる工夫になっています。

電車でスマホをいじっている2人の女性、どこが違う?

【社名】株式会社ソリトンシステムズ
【目的】社名及びテレワーク概念の認知と、Webサイト誘導
【配信媒体】電車内のデジタルサイネージ
【強み】セキュリティ技術によって実現するテレワーク

株式会社ソリトンシステムズ様の社名とテレワーク概念の認知のために作られたアニメーション動画です。「テレワーク=家にこもってパソコンと向き合う」というイメージですが、その概念を覆すような内容になっています。

クイズ形式なので、答えが出てくるまでは凝視してしまいがちで、答えと同時に社名やサービス内容を認知してもらえるような設計になっています。また、本ムービーは電車内で再生するため、映像に出てくる女性のようにアプリゲームをしながら見る人も多く、より興味を寄せられることでしょう。

「楽しいリゾートバイト」をアニメーションで表現

【社名】株式会社ハッシャダイ
【目的】サービスの概要紹介
【強み】交通費と宿泊費が0円でリゾートバイトが叶えられる

株式会社ハッシャダイ様のリゾートバイト紹介サービス「ハッシャダイリゾート」のアニメーション動画事例です(費用レンジ:50~99万円)。

楽しく働けるリゾートバイトに興味がある方に対して、サービスの概要や具体的なハウツーを伝えています。分かりやすいアニメーションに加えて「“0円”でリゾートに行って楽しく働こう」「楽しんで働かなきゃもったいない!」などのワードが、よりリゾートバイトの魅力を伝えています。ざっくりとしたハウツーにまで触れているので、インストール後の流れが分かやすく、インストールの心理的な障壁も下げているはずです。

アニメーション動画の制作先は事例と見積もりで絞り込む

制作先を決める際、できる限り費用を抑えたいとは思いますが、予算が低いと動画のクオリティも下がってしまい、思ったような効果が得られないケースもあるので注意したいところです。また、制作会社のWebサイトに掲載されている制作事例の中から、今回作りたいアニメーション動画に近しいものがあるかどうかも、チェックしておきましょう。

なお、Web上で公開している制作実績はごく一部なので、自社の作りたいアニメーション動画に近い事例がないか問い合わせてみるのもおすすめです。

制作事例をチェックしたうえで複数の映像制作会社をピックアップし、それぞれに見積もりを依頼して比較検討するのがオススメです。

アニメーション動画にかかる制作費用ですが、案件の中身によって異なるとしか言えないのが実際のところです。「全編アニメーションにするのか、実写×アニメーションにするのか」といった映像の種類や、「どのくらいの尺のものを、何本作るのか」といった要件によっても費用は変動します。そのためアニメーション動画は「○○万円くらいが相場となっている」とはいえません。

また、大まかにいいますと、映像制作会社に依頼するのか、もしくはフリーランスに依頼するのかで費用は変わってきます。

さらに、一口に映像制作会社といっても、会社内に映像クリエイターがいないクラウドソーシングの会社か、社内に映像クリエイターが在籍している非クラウドソーシングの会社か、という部分でも費用が変動します。

映像制作会社の選び方については、「その映像、本当にクラウドソーシングでいいの?映像制作会社選びの重要なポイント」をチェックしてみましょう。

アニメーション動画の費用を抑えるポイントとは?

アニメーション動画にかかる費用を抑えるポイントとしては「素材を用意しておく」「工数のかからない映像表現にする」の2つがあります。

1、イラスト、画像といった素材を準備しておく

アニメーション上で使う素材(イラストや画像)をあらかじめ自社の方で準備できていると、映像制作会社の方で新たに素材を作る必要がないためコストダウンにつながります。例えば、自社のマスコットキャラクターや社員の写真など、既に持っているものはあらかじめ準備しておくのがおすすめです。

2、工数のかからない映像表現にする

抽象的になってしまいますが、工数のかからない映像表現にすることもコストダウンをする賢い手です。映像制作は結局のところどれくらいの工数、つまり人や時間をかけたのかによって費用が変わってきます。複雑な動きをするアニメーションをカットしたり、3DCGではなく実写で表現することによって工数を減らしたりすることで、映像にかかる費用も抑えることができます。

しかし、この点に関しては作品の完成イメージを制作チームとすり合わせる段階になってきてようやく話し合えるものです。机上の空論になってしまいかねないので、工数をなるべく抑えるという点については制作チームとの話が進んでからで良いでしょう。

まとめ:依頼主側でも準備し、理想のアニメーション動画を作ろう

アニメーション動画の制作事例と、伝えるべきポイント、費用の抑え方をご紹介しました。
制作会社に全て任せてしまうと、「こんなイメージではなかったのだけど……」というアニメーション動画になってしまうことも考えられます。

少しでも理想通りのアニメーション動画に近づくためにも、ご紹介した4つのポイントを整理しておき、制作チームにお伝えできるように準備しておくと良いですね。

なお、当サイトを運営するエレファントストーンは、アニメーション動画も得意にしています。「なんとなくのイメージ感しかなく、動画の完成イメージをちゃんと伝えられるか不安……」という方も、お気軽にご相談ください。目的を達成するためのアニメーション動画を一緒になって考えていきましょう。

ご興味がある方は、ぜひ当社ホームページもチェックしていただけるとうれしいです。

この記事を書いた人

登陽一朗
エレファントストーンの経営戦略室 所属

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