SPECIAL

動画制作の流れを把握してスムーズな進行を目指そう

動画制作の流れを把握してスムーズな進行を目指そう

「動画を作りたいけど、何から始めたらいいかわからない」

動画制作を依頼する際、わからないことってたくさんありますよね。自社で制作するケースでも制作会社へ依頼するケースでも動画制作のフローを知っておくと制作進行がスムーズになり、余計な工数やコスト発生を予防することができます。

この記事では制作会社に依頼する場合の一般的な流れをご紹介致します。

 

動画制作の大まかな流れって?

動画には大きく分けて、実写動画とアニメーション動画があります。それぞれの制作フローには異なる箇所もありますが、大まかな流れは打ち合わせ・企画の提案・撮影・編集・納品の5工程で進めていく場合がほとんどです。

制作期間は、初めの打ち合わせから納品まで平均的に約3ヶ月程です。
ですが、3ヶ月といってもプロジェクトによってはもっと短い期間になったり、反対に長くなったりもあります。あくまで3ヶ月とは平均的な期間なので、「求めるクオリティを出すにはどのくらい期間を要するのか」は早めに制作会社に相談し、しっかり話し合うようにましょう。

▼大まかな流れを動画で見てみる
ZOORELを運営するエレファントストーンの制作フローをご紹介しています。参考までに、ぜひご覧ください。

 

制作会社に依頼する前に準備しておくことは?

どのような目的で動画を制作するのか、という部分についてあらかじめ整理しておいていただくと、初回の打ち合わせの際に話し合いがスムーズに進んでいきます。

具体的には、下記のポイントについて整理しておきましょう。

 

1.目的を決める

どんな動画にも必ず、それを作ろうと思ったきっかけがあります。どうして動画を作ろうと思ったのか、その背景を整理していくことで、動画を作る「目的」が明確になり、よりその目的に対して実現性の高い動画に繋げることができます。

  • 動画の活用シーンと用途は?
  • 動画を作ろうと思ったきっかけは?
  • 他媒体ではなくどうして動画なの?
  • 今回動画を活用したゴールは?

上記のような切り口で、目的を整理してみて下さい。

 

2.ターゲットのペルソナを設定する

ターゲットとなるユーザーの年齢や性別、職業、エリアなど特定の人物としてのプロフィール化=ペルソナを作ることで、よりターゲットに届く効果的な動画をつくることができます。「目的」で整理した利用シーンや用途をベース、動画を閲覧する人の属性を書き出してみましょう。

2-1.基本属性を考える

閲覧する人物を想像しながら特徴を書き出してみましょう。複数のユーザーが想定できる場合は複数書き出し、メインとなる属性も明確にしておきましょう。

2-2.人物を作り出す

動画を届けたい人を第三者に伝えるには、基本属性だけだと正確に伝わらないものです。もう少しその人の特徴を洗い出してみましょう。

 

3.動画で届けたい情報を整理する

設定したターゲットにどんな情報を届けたいのかを整理しましょう。ターゲットがその動画を視聴するシーンを想像し、目的達成のために伝えるべき情報や想いは何なのか、しっかり整理しましょう。

3-1.もっとも伝えたいメッセージを明確にする

動画は一度にたくさんの情報を伝達できるがゆえに、伝えるべきポイントを明確にしないと伝えたいことが伝わらず、間違ったイメージを与えてしまうことにも繋がります。視聴者にどんなことを伝えたいのかをしっかり決めましょう。

3-2.エビデンスを用意する

伝えたいメッセージの根拠となるエビデンスを用意しましょう。メッセージの裏付けとなる情報を盛り込むことで、より正確に相手に伝えることができます。

 

4トーン&マナーを考える

作りたい動画のイメージをカタチにするための、動画の見た目の方向性を決めていきましょう。的確にイメージを共有するには、参考となる動画や写真を用意することが大切です。参考動画の探し方のコツをご紹介します。

4-1.同じ業界の他社動画を参考にする

YouTubeにて、同じ業界の会社が掲載している動画を参考にしてみましょう。業界のトレンドや表現したい雰囲気など、あなたがイメージしている動画があるかもしれません。

4-2.同じ用途の他社動画を参考にする

「採用動画」や「商品説明動画」など、動画の用途でYouTube検索すると、目的に沿った効果的な映像が見つかるかもしれません!

4-3.可愛いなどの抽象的なテキストで検索

まだまだイメージがわかない、イメージしているものが見つからない、そんなときは抽象的な表現でも検索をかけてみましょう。単語を英語で入力する必要がありますが、抽象的な単語で動画をさがす際はVimeoがおすすめです!

 

5.尺・予算・納期を設定する

5-1.尺の設定

広告用ならどの広告を利用するのか、イベントで使うならイベントのどのプログラムで使うのかなどで適切な長さは変わってきます。利用シーンを想定して、適切な長さを設定しましょう。

5-2.納期の設定

自分がイメージしている理想の動画を制作するには、適切な制作期間を確保できるかも大きなポイントになります。そのために、まずは今自分がイメージしている動画がどれくらいの制作期間を要するのか、ひとまず相談してみることです。

映像制作にかかる費用についてはさらに詳しく知りたい方はという「動画制作や画像制作の費用相場について」という記事も併せてチェックしてみてくださいね。

 

動画制作の流れ

ここからは実際の動画制作の流れと各工程の目安の期間をご紹介していきますが、これからご説明する内容は、当メディアを運営するエレファントストーンが行っている制作の流れ、ということだけご理解ください。また、内容はあくまで一例ですので疑問点などはお気軽にご相談ください。

 

1.打ち合わせ  1〜2時間

どんな映像を制作していくのか、お客様の要望を伺うのが初めの打ち合わせでの大きな目的です。制作に関する不安点や不明点があればこのタイミングで解消しましょう。

先ほど紹介したポイントを前もって自社で話し合っておくことで、制作についての不明点も見えてきますし、制作会社とのスムーズなコミュニケーションにも繋がります。

ポイントについて必ず明確にしておかないといけないか、というとそうでもありません。実際に制作会社と打ち合わせをした段階で気づくこともあります。そういう場合は遠慮なく制作会社に相談してみましょう。

ヒアリングの内容って?

ここで気になるのが「ヒアリングでは何を聞かれるのか」ということではないでしょうか。エレファントストーンが初回のヒアリング時にお客様に伺っていることをご紹介いたします。

1-1.動画制作の目的

自社ブランディングのため、商品紹介での認知拡大のため、新規顧客獲得のためなど、ここは制作会社にしっかりと伝えましょう。

1-2.ターゲット

ターゲットのペルソナやターゲットに求める変化(申し込みにつなげるなど)によって、映像の内容を大きく変わります。ターゲットはどんな人で、動画を見た人にどんな変化を求めるのか、より詳細なイメージを抽出していきます。

1-3.一番伝えたいメッセージ

動画を通して一番伝えたいメッセージ・文言(スローガンやキャッチコピー)があれば共有しておきましょう。そうすることで、制作会社はその言葉が一番伝わる構成を考えることができるようになります。

1-4.予算・納期

費用は実写撮影の有無や、求めるクオリティによって大きく変わってきます。予算が限られている場合もお伝えいただくことで、予算の中でどういったことを実現できるのかご提案することができるようになります。
また、打ち出したいキャンペーンやイベントが控えている場合など、納期に決まった目安がある場合は伝えておきましょう。

1-5.動画の活用シーン

動画の活用シーンは目的にも直結する部分です。活用シーンが決まっているのであれば共有しましょう。動画を流す場面や媒体に合わせた最適な企画を進めていくことができます。

1-6.イメージしている参考映像

理想の参考イメージがある場合は、事前に用意しておくことで、制作会社に映像の雰囲気や見た目の方向性(トーン・マナー)の具体的な話がしやすくなります。
冒頭でお話しした、「実写」と「アニメーション」どちらを選択するのが良いのかは、ヒアリングをした上でその内容に適した手法を制作会社が提案してくれることでしょう。

ここまでがヒアリングの内容です。

なお、弊社エレファントストーンでは映像プロデューサーが案件の進捗管理を行います。プロデューサーがヒアリングによってご依頼内容にあった実績を持つディレクターやエディターなどのメンバーを起用し、プロジェクトチームを立ち上げます。社内で一貫して案件の受注から納品までを行えるのは私たちエレファントストーンのユニークな強みです。

 

2.企画の提案・絵コンテ作成 〜2週間

この段階では、打ち合わせで話し合った内容をもとに具体的にどんな映像に仕上げていくか、といった映像イメージの擦り合わせを行います。

ヒアリングの内容を元に、プロジェクトチームの各ポジションからの意見を集約し、企画の提案書や絵コンテなどの映像イメージ、そして「松竹梅」のオリジナルコスト比較プランや制作スケジュールなどをご提案します。
提案を元に、「こんなシーンを追加したい」「予算をもう少し抑えたい」など、どんな細かなご要望でも納得いただけるまでお打ち合わせを重ね、企画や構成、価格など細かな修正を行っていきます。
弊社からのご提案に満足していただけたら、このタイミングでご発注いただくケースが多いです。

絵コンテとは?

実際の映像の元となる具体的な構成や、セリフなどを記載したものです。これをもとに撮影・編集を進めていきます。下記は、実際にエレファントストーンのディレクターが作成した絵コンテです。

 

3.構成案の作成 2〜3週間

提案した内容をもとに、ナレーションの内容や撮影場所、映像の順番など詳細の内容を構成案にまとめ、映像制作に入る前に紙ベースでの擦り合わせを行います。
作成した構成案をお客様にご確認いただき、2.3回修正を加えて構成を固めていきます。

 

4.動画の素材集め 2週間〜1ヶ月

動画を作っていくための素材を集めます。
実写動画では撮影が、アニーションではイラストの制作が素材集めにあたります。

撮影(実写)

撮影自体は、1日あるいは数日で終わりますが、主に撮影にかかる準備に日数を要します。ロケハンに行き、撮影アングルの見当をつけたり、周辺環境を確認したり、撮影当日スムーズに動けるように現場のロケーションを確認をします。ロケハンに行った上で、必要であれば撮影場所の許可申請を出したりもします。カメラマンのスケジュールを抑えることもこの準備期間で行います。

撮影当日、カットが多いと機材やキャスト、スタッフの移動も多くなり、撮影時間が増えていきます。ほんの数十秒のシーンでも、何時間もかけて撮ることは珍しいことではありません。

イラスト・素材制作(アニメーション)

弊社では専門技術を要する編集をおこなう、エディターというポジションを設けております。ここではエディターが、提案時に決まった内容を元にキャラクター・背景など映像内で使用する全てのイラストを制作していきます。外部のデザイナー・イラストレーターに発注して制作することも可能です。
エレファントストーンのエディターはイラスト制作も得意としております。お客様が希望するテイストのイラストを一から作ります。

 

5.集めた素材を形に仕上げる 編集 2週間

撮影・イラスト制作が終わり、素材が集まったら実際に映像としてカタチにしていきます。

映像編集

撮影データを元に、時にはワンシーンを数十回もリテイクして撮った中からOKテイクを抽出します。その後、撮影素材のカットをしつつコンテ通りに並べていきます。この作業が終わったら、BGMをつけたり映像の色彩を補正する作業も行います。

アニメーション制作

絵コンテに沿って、制作した素材にアニメーションをつけていきます。イラストを動かしたり、テキストアニメーションをつけたりして、素材に動きがついていきます。また、アニメーションに加えて効果音やBGMも施してより華やかな映像に仕上げていきます。

映像によってはナレーションが必要なケースもあります。もちろん最終的にはプロのナレーションを入れますが、ここではいったん弊社の社員により仮ナレを入れていきます。この時点で、大体7割くらいの完成度です。

 

5.映像制作までの微調整 試写〜最終仕上げ 2週間

ここまで映像が仕上がったら、お客様と一緒に試写を行います。お客様からご要望を受け、さらに修正を加えていきます。

映像がほとんど完成したうえで、ナレーションを収録。お客様にも対面またはオンラインで同席して頂き、しっかりと期待通りのナレーションを録っていきます。最後の仕上げとして、お客様とディレクター・編集者が納得がいくまで何度も映像のご確認をいただき、時間の許す限り編集を重ねていきます。

 

6.納品

ご希望のフォーマットで納品します。DVDやBlu-rayなどのメディアによる納品にもお答えいたしますので、お気軽にご相談ください。

初めにお問い合わせをいただいてから、納品まで大体3ヶ月。様々なステップについてご紹介してきたので、そのくらい期間がかかってきてしまうことは感覚的にでも伝わっていると幸いです。

 

エレファントストーンの事例紹介

ここまでお話しした制作の流れから、実際にどのような動画ができるのかご紹介致します。

株式会社Premier様【サービス紹介動画】

制作費用:50万円、期間:3ヶ月 アニメーション

まだ一般的には馴染みの薄いシェアリングサービスについて親近感を持ってほしいというPremier様のご要望のもと、「貸し手」と「借り手」両者の視点からそれぞれ解説する構成で、温かみのあるイラストを用いて制作しています。本作に出てくるイラストは全て社内エディターが一から制作し、お客様とイメージをすり合わせて微調整を加えていきました。
実在する時計をモデルにしているため、時計好きが見た際に興味を引く動画に仕上がっています。

 

熊本県長洲町役場様【Iターン・Uターン促進映像】

制作費用:100-200万円、期間2-3ヶ月 ドキュメンタリー形式

熊本県長洲町の移住促進PR動画。3日間滞在して撮影し、町の家族や工場や養殖業など様々な仕事風景を織り交ぜて長洲町そのものの魅力を静かに表現しています。

デジタル一眼レフカメラに70〜80年代のオールドレンズを組み合わせることで、昔のアルバムを見ているようなどこか懐かしい、美しい光が溢れる映像となりました。ドローン映像も少ないながら効果的に用いています。

また、映像内で使用しているBGMは撮影された映像からインスピレーションを受けて書き下ろしていただいたものです。長洲町の暖かさをより際立てています。

 

株式会社 USEN様 【コンセプトムービー】

制作費用:300万円以上、期間、2-3ヶ月 実写/CG/ドラマ仕立て

同社が店舗にかかるBGMをはじめとした音楽放送サービスのみならず、店舗運営の全体をサポートする企業であることを視覚的に伝える映像表現を目指しました。

今後どのようなシステムを創り出すのかをヒアリングして、未来のデバイスをアニメーションやイラストで制作。舞台も“少し未来のお店”に設定し、オリジナルで制作したCGの「光の線」が店舗内を駆け巡りながら、様々なサービスを紹介していくストーリーになっています。


今回ご紹介したのは3つの制作実績ですが、他にもあらゆる分野・業種、技法を取り入れた映像を制作しています。こちらから、業種ごとの制作実績もご覧いただけます。

まとめ

長々とお話ししてきましたが、動画制作の流れはご理解いただけたでしょうか?動画制作は事前に制作の流れを把握し、準備しておくことで、余計な制作期間や費用の増大を防ぐことができます。

「制作する動画で誰に何を伝えたいのか・費用・納期」を制作会社に最初のヒアリングで明確に伝えることが、イメージ通りの動画を作るためにとてもに重要になります。

「動画制作の経験がなく、不安……」という方も大丈夫です。
エレファントストーンは、お客様のご要望や想いに合わせて、ストーリーや表現技法にも徹底的にこだわって映像制作をしています。納得いくまで何度でも打ち合わせを重ねて動画の完成イメージを明確にし、一緒に最高の動画を作っていきましょう。

ぜひ当社ホームページもチェックしてみてくださいね。

 

この記事を書いた人

渡辺知里
エレファントストーン 経営戦略室企画課

渡辺知里の書いた記事一覧へ

タグ

RELATED ARTICLES 関連記事