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プレスリリースを映像で「ビデオリリース」の世界

プレスリリースを映像で「ビデオリリース」の世界

企業PRといえばプレスリリースの文言を公式サイトに記載したり、PRサイトに配信することが一般的です。ところが、最近は文言や画像を流すよりも「映像」「動画」の力を借りようと映像でプレスリリースをする会社が増えています。ビデオPRで代表的な株式会社NewsTVは「本当に届けたい人々に向けて届けることができる時代になりました。」とビデオPRの良さをアピールしています。

NewsTVは「ビデオリリース」と映像によるプレスリリースを単語にして新しい商習慣を作っていますが、今や同社だけに限らず一般的な動きとなっています。

今回はビデオリリースの利点を解説します。

狙ったユーザーに向けて配信できる

インターネット広告のメリットの一つとして、特定のユーザー層に向けた配信をできることがあります。テレビCMや記者会見のような全方位型の配信では、お金がかかる割に誰に届いているか、本当に狙った層へアプローチできているのかわかりにくいという点がりました。

その点、ビデオリリースではデータ分析から狙ったユーザーへ動画を配信することターゲットを狙い撃ちして高い効果が狙えます。

効果測定がしやすい

ビデオリリースはインターネット広告の一つとも言えます。つまり、効果測定がしやすいです。どのぐらい見られたかはもちろん、年代、性別、どんなことに興味があるのかまでわかることができます。反面、上述のテレビCMなどは誰にどのぐらい届いたか、どのぐらい本当に見られたかといった効果測定が見えにくいデメリットがありました。インターネット広告へ移っていく理由の一つでした。

簡単

ビデオリリースはこれまでZOORELでも取り上げてきた「動画広告」とは違います。通常はプレスリリースで用意した文言、画像を組み合わせて動画にしたもので紙芝居的な趣があります。それゆえ技術があまりいらず作ることができる、チェックが簡単という利点があります。

一方、近年は費用をかけてビデオリリースを作る会社もでてきています。

福井米の会社のリリースは、ミルクボーイが出演した「普通」の映像となっています。

小田急電鉄はオシャレなアニメ調です。映像によるリリースが当たり前になると、今度は切磋琢磨してレベルが上がってきているのです。このように文字・画像・映像を三位一体で取り組んでいくのが令和時代のビジネスベーシックといえそうです。

この記事を書いた人

ZOOREL編集部/黄鳥木竜
慶應義塾大学経済学部、東京大学大学院情報学環教育部で学ぶ。複数のサイトを運営しZOORELでも編集及び寄稿。引きこもりに対して「開けこもり」を自称。毎日、知的好奇心をくすぐる何かを求めて街を徘徊するも現在は自粛中。

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