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今治に映像のフォトスポットが誕生「フュージョンウォールって何?」

今治に映像のフォトスポットが誕生「フュージョンウォールって何?」

愛媛県の今治地方観光協会が年末年始のイベントに合わせて期間限定でフォトスポットを作りました。(1月9日まで展示がされていました)今治市中心部の「芝っち広場」に登場した大きなスクリーンは「フュージョンウォール」と呼ばれる最先端の映像技術を活かしたフォトスポットです。

芝っち広場は普段から大型ビジョンを併設した野外広場で1日3万円で会場レンタルが可能でしたが、さらなる新しい取り組みになりました。

フュージョンウォールって何?

四国初登場となったフュージョンウォールですが、四国はおろか日本語でフュージョンウォールを調べてもほとんどその概要がでてきません。紹介しましょう。

公式サイト『Fusion Wall.com』によると以下のような説明があります。

従来(通常)のスクリーンに、プロジェクターで映像を投影する要領でFUSION WALLに投影すると「物体が立体的に浮き上がり、その場に存在するように見える」3D映像として映し出すことができる、特殊なスクリーンとなります。大きな特徴としては透過性が非常に高く、スクリーン奥に存在する物体やアクターと極限まで融合ができ、未来型の演出が可能となっています。大型のホールや舞台で大画面でのホログラム映像の投影が実現します。

ポイントは2つです。

1つ目はフュージョンウォールに投影さえすればそれ以外に特別な技術や映像がなくても3D映像としてVRのような体験ができるというものです。ただし映像には相性があるようで、どんなものでもフュージョンウォールに適応しているというわけではないそうです。

2つ目は透過度が高いことです。つまり、映像を流すだけでなくフュージョンウォールのスクリーン奥に人間や物体があると手前から融合して見えるという点です。つまり、映像とリアルな現実をつなぐことができる機械だということですね!

すでにフュージョンウォールは新商品の発表会や池袋のharevutaiなど一部のライブ劇場ではこの装置が導入されています。

フュージョンウォール、実際どんな感じ?

こちらは池袋のharevutaiの様子です。すでにVtuberのライブとして活用がされている様子がわかります。

こちらはオフィシャルチャンネルより舞台に活用されている事例です。私が視聴した時の再生回数はわずか数回(汗)。こんな最先端でかっこいいのでみんなに見てほしい!

このようにフュージョンウォールは現在では演劇、部隊、新商品発表会、ライブなどで活用されています。今回は今治市が町おこしや観光の一環として採用したことは新しい取り組みです。まだまだアイデア次第で面白い組み合わせが考えられそうですね。

この記事を書いた人

ZOOREL編集部/黄鳥木竜
慶應義塾大学経済学部、東京大学大学院情報学環教育部で学ぶ。複数のサイトを運営しZOORELでも編集及び寄稿。引きこもりに対して「開けこもり」を自称。毎日、知的好奇心をくすぐる何かを求めて街を徘徊するも現在は自粛中。

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