SPECIAL

可能性に期待する。変化を続ける映像ベンチャー役員のリーダー論【社員インタビュー#4】

可能性に期待する。変化を続ける映像ベンチャー役員のリーダー論【社員インタビュー#4】

こんにちは、エレファントストーンの渋井です!

みなさまの9月はいかがでしたか?
最近は徐々に気温が下がって過ごしやすくなってきましたね。1ヶ月間お疲れさまです。10月も頑張っていきましょう!

さて、今回は“社員の想いを象る”シリーズと題して連載企画でお届けしている弊社の社員インタビュー第四弾として、取締役COO兼プロデューサーの伊藤にインタビューしました。
取締役COOとして大切にしていることや、会社・社員への想いなどをご紹介します。

【取締役COO兼プロデューサー/伊藤 尚平 プロフィール】
1981年北海道生まれ。大学卒業後、広告代理店に入社。その後、コンパクトタイプの新築分譲マンションの企画・広告を行なう不動産コンサルティングに転職。営業そして広報の管理職を務める。2012年から代理店時代の先輩である鶴目が設立したエレファントストーンに合流。取締役・プロデューサーとして行政機関や地方自治体の観光プロモーション映像や、大手不動産会社のシアター映像、大手メーカーの会社紹介や採用映像などの企画・提案を担当。

 

役員としてエレファントストーンにかける想い

ーーまず始めに、現在どんな業務に携わっていますか?

伊藤「現在は、新しいサービス体制の中で各チームや事業が円滑に進むように社内外の調整をしたり、ルールを作ったり、新しい事業の開拓などを行ったりすることに力を入れています。

あとは、会社の将来を見据えた来年度の組織体制・目標設計などにも携わっていますね。僕は取締役としてだけでなくプロデューサーとしての役割も担っていますが、実際にプロデューサーとして現場に出てプロジェクトに関わるということは少なくなりました。」

 

ーー伊藤さんは、エレファントストーンの設立初期に役員として合流していますが、そもそもなぜエレファントストーンに入社されたのでしょうか?

伊藤「新しいことに身ひとつで挑むということにすごくワクワクしたからですかね。“自分に対して挑戦したいな”と。今になって改めて考えると、調子に乗ってますが……笑

あとは、会社を設立した鶴目さんをみて、イキイキしているなと思ったんですよね。喫茶店で久々に会った時に、“これから絶対映像制作の時代がくる!未来がある!”と話していて。

正直、僕自身は映像に対して特別なこだわりがあったわけではないのですが、“新しいことを環境にあわせて提案していこうとしている”ということに純粋に惹かれました。」

 

ーー創業したばかりの企業に入社するのは、一見勇気のいることなのかなと思うのですが、躊躇はなかったのでしょうか?

伊藤「躊躇がなかったかと言えば嘘になりますね。笑

ただ、なぜ転職に踏み切れたのかというと“人に誇れる・自慢できる仕事をしたかったから”というのが大きいのかなと。生意気ながら、会社の一員としてではなく一人の人間として“自分自身でやってるんだ”という自信とか実感を求めていました。

エレファントストーンに入社する前に働いていた会社では、社内の重要なポジションを任せてもらっていました。期待があることに嬉しさと感謝を感じる中でも、仕事ができる先輩達とかカリスマ的な社長のネームバリューをベースにしながら働くということに対して違和感を持ち始めました。“自分がやっている”感覚があまり湧かなくなっていたんですかね。

そんな中で、“まだいける。自分でもできるんじゃないか。”という好奇心が強くなりました。“他の会社でも今までの経験は通用するのか?”とか、“もっと広いフィールドでできるんじゃないか?”とか。

ちょうど30歳のタイミングで、“リスクをとるなら今かな。今ならなんとかなるかな。”という思いも相まって、挑戦に対する躊躇いよりも、好奇心・楽観思考・自信が勝ちました。笑」

 

ーー自分の可能性に対する自信が伝わってきます。実際にエレファントストーンに入社された11年前と比較して会社の規模はどんどん拡大していますが、伊藤さんにとっての嬉しい変化はどんなところにありますか?

伊藤「1番大きいのは、“映像制作以外のこともできるようになった”というところですね。最近のエレファントストーンは、映像制作を軸としながらも色々なことができるようになっています。

例えば、新卒・中途採用だったり、研修制度の導入だったり、オウンドメディアの運営だったり、広告運用だったり、アジアパートナーとの事業だったり……!

特に、直接制作に携わるチームではない経営戦略室の存在ってそれの象徴だと思います。当初6人で会社を動かしていた時はそんなチームができるなんて考えられませんでした。ちょっと前までは役員の自分も、映像制作の依頼をしてもらうための営業活動を必死にしていたので。笑

映像制作は会社の軸である“お客様の想いを象る”ための1つの手段だと思うので、その手段が広がって、“映像制作以外のことにも挑戦できるようになった”のがすごく嬉しいですね。

転職したきっかけにも通じますが、いつもなぜか“まだできることあるんじゃないか”“まだできるよね僕たちなら”って可能性に期待しているところがあるので。笑

11年間でしっかりできることが増えているっていうのは1つ誇れることだなと思っています。」

ーー可能性に期待しているからこそ、会社でできることがどんどん広がっているんですね!

 

エレファントストーンの取締役COOとは

ーー伊藤さんは役員として入社しながらも少し前までプロデューサーとして営業活動をしていたとのことですが、現在のように役員やマネージャーとしての仕事に注力し始めたのはどのタイミングだったのでしょうか?

伊藤「会社の売上が落ち込んだ2019年のタイミングですね。会社の9期に当たる時期です。

9期は、8期からの仕事の管理や移行が上手くいかなかった影響で、売上獲得増加があまり期待できない状態でした。会社も僕自身も8期がすごく忙しくて、忙しさにかこつけて9期の売上獲得に向けて動けなくて。

実際に9期を迎えて、それまで徐々に上がっていた売上が、感染症の流行と重なって落ち込んだことをきっかけに、役員でありマネージャーでもある自分が“目の前のことを見ていては駄目”なんだとその時実感しました。本当に反省しましたね。

“気づくの遅いよ!”と言われたらぐうの音も出ません。笑」

 

ーーそんな時期もあったんですね! “目の前のことをみていては駄目”とは具体的にどういうことでしょうか?

伊藤“それぞれに役割があるからこそ、他の人と同じ仕事をしていたら駄目”ということですかね。

というのも、9期は社員が増えて会社自体が今までよりしっかりとした組織になったなという雰囲気があって。自分が他のメンバーと同じように営業して売上を上げればどうにかなるという規模ではなくなったんですよね。

その時までは、自分もプロデューサーメンバーと一緒に目の前のことに集中していれば会社が大きくなっていくだろうと漠然とイメージしていたのですが、規模が大きくなったからこそ自分1人の力の限界を感じましたし、役員の自分がみんなと同じことをしていては会社が成り立たないと体感しました。

自分が営業していた時に持っていた目線より一歩引いた、会社の運営という観点で“こういう方向に進むよ”“この辺で方向転換するよ”という指示を事前にしないと良い方向に進んでいかないんだなということに気づきましたね。」

 

ーー“自分が動いてどうにかなる範疇ではなくなった”と実感されたところからの役割のシフトチェンジはスムーズにできたのでしょうか?

伊藤「いえ、大変でした。笑

今でこそ落ち着いて判断できますが、急に視点を変えるっていうのは中々難しかったです。

結局、会社としての意思決定をするためにはメンバーの成長速度とか性格、会社のお金の循環、市場の可能性を一通りの流れとしてみることが必要です。誰がどんなスピードで成長しているのか、会社で稼いだお金はどこに使われているのか、当時は全然理解できていなかったので、必死に学んでいきました。」

 

ーーその経験を経て、今の伊藤さんがあるんですね。“メンバーの目が届かない部分にフォーカスする”ことで、実際にどんなところが改善されていったと思いますか?

伊藤「投資ができるようになったところですかね。

お金の投資でも時間の投資でもそうですが、可能性があるところに対してしっかり目を向けられるようになりました。例えば、採用とかヒトテマとか。」

 

ーー“可能性があるところ”はどうやって見極めているのでしょうか?

伊藤“できない理由を考えるのではなく、できる理屈を組み立てる”ことをクセづけしていて、その理屈を立てられるか?という観点で見極めているかもしれません。

やっぱり会社なので、何かやりたいなと思った時にはメンバーに動いてもらう必要があります。なので、自分やみんなを説得するためにも、“リスクはあるけれどこういう風にやっていけば最低限できるんじゃないの?”と考えるのは重要かなと思っています。

できる理屈を組み立てられるなら、きっとできるので。笑」

ーーなぜ伊藤さんがロジカルな印象なのか、ちょっと分かった気がします!

 

ーー伊藤さんには、会社の役員としての側面以外にも、プロデューサーチームのマネージャーとしての側面があるかと思いますが、2つの立場があるからこその難しさはありますか?

伊藤「ありますね。必要な視点が違うからこそ、どちらの視点で意思決定を行うか判断するのが難しいです。

社内の制作メンバーにプロデューサーチームとしての立場を説明するのは、役員ではなくマネージャーの役割ですが、より会社全体を俯瞰して見た意見をいうのは役員の役割です。

今動かしている仕事に対してはプロデューサーチームのマネージャーの立場で、先の未来を見据えた施策に対しては役員の立場で物事をみることが多いので、“今期のチームにとっては不利益になるけれど、長い目で見たら今はリスクをとった方が良いよな〜”などの迷いが生まれます。

すごく難しいなと思っているのですが、メンバーの目標に対する成果を数字で評価する時って、どうしても“点”で考える必要があるんですよね。ただ、会社の経営とか社員全員の人生はずっと続いていく“線”で考える必要がある。

役員とマネージャーの立場、どちらの視点も求められているからこそ、“点”で評価すべきところと“線”で見るべきところを見極める必要があるなといった葛藤がありますね。」

 

ーーなるほど。2つの側面があるからこその葛藤がそんなところにあるんですね。その2つの役割を果たす上で、伊藤さんが意識していることは何でしょうか?

伊藤「“どこに期待があるのかを把握する”ということは意識しています。自分でできることって少ないので、結局この意識も周りの人に動いてほしいからこそのものなのですが。

自分に対して、みんなが“どんなことを期待してくれているのか?”を考えて、求められていることに対してはしっかり応えなきゃと。例えば、鶴目さんの場合だったら“会社としてやるべきことに対しての理屈を固めてほしい”とか。笑

社員のみんなが自分に対して“どんなことをやってほしいと思っているのか”というのも常に意識していて、きっと中には“もっと親しみを持って接してほしい”と思っているメンバーもいると思うんですけれど、それは鶴目さんが補ってくれている。

となったら、“耳が痛いことを言う人”も必要だよねと。そう考えたら、あまり感情的な付き合いがない方がショックも大きくないですよね。“あの人、そういう人だから”と割り切れるほうがみんなにとっても楽だからその役割を自分が担おうとか。

期待されていることが必ずしも得意!というわけではないかもしれませんが、期待されているなら得意にならなきゃいけないなと思っています。

それがお客様からの期待なのか、鶴目さんからの期待なのか、みんなからの期待なのかは違ってくると思いますが、相手にとっての自分が“どんな人であってほしいのか”をしっかり把握することは大切にしています。」

 

ーー伊藤さんのスタンスにはそんな背景があったんですね。(ちなみに伊藤さんは、かなり話しかけやすいです。)
ここまで色々なこだわりを伺いましたが、エレファントストーンの役員として、プロデューサーとして、働く上で1番大切にしていること(ポリシー)は何かありますでしょうか?

伊藤可能性に期待することですかね。なぜか“まだまだできるだろう”ってずっと思ってるんですよね。それが辛くなることもありますが。笑

ただ、最近はその期待の先がちょっと変わったなと思っていて。今までは自分の可能性に対して期待していたのが、今は会社やみんなに対しての期待になっているなと。特にマネージャー陣とかチームのメンバーには“この人たちすごいな。この人たちがいれば何かできるだろ。”とか思うことが多いです。社員が増えるにつれて、その期待も大きくなっています。

1人でできることって限られているので、そのできることをもっと増やすためにも会社を大きくしてきました。誰かができないことを他の誰かが補える環境ができてきた。それってすごく大切で可能性のあることだなと日々感じています。」

ーー未来への“期待”がずっと続いているんですね。

 

これからエレファントストーンで挑戦したいこと

ーー最後に、伊藤さんがこれから挑戦したいことについてお伺いしたいです。

伊藤「映像以外の新しい事業を新しい場所で始めたい、働き方改革をしたいなど色々ありますが……。

今一番挑戦したいのは、他の会社と一緒に新しい事業を生み出すということです。自分たちで何かを生むっていうのは既に経験してきている部分なので、これから色々な人を巻き込んで何か展開したいと思った時に、他の会社から学ぶことって多いなと。

逆にエレファントストーンから提供できる価値もあるかもしれないですよね。だからこそ、“他の会社と新しいことを生み出す”ということには挑戦してみたいです!」

 

ーーその実現のために、社員には何を期待しますか?

伊藤「自分自身を主役として捉えてもらえればうれしいなと思っています。

そうすれば、仕事をもっと面白がれるんじゃないかな?と。プロジェクトを自分で動かしているという意識と、誰かの業務をサポートしているという意識とでは、同じ仕事でも楽しさが違いますよね。

正直、メンバーみんなの可能性への期待・リスペクトはどんどん膨らんでいます。最近は、自分のいたらなさを実感しながら、みんなの可能性をひしひしと感じていますね。なので、エレファントストーンのメンバーには、自分なりに主役として働く方法を見つけていってほしいです。

僕は、皆さんが輝く環境をしっかり用意しておきます!」

 

まとめ

今回のインタビューでは、伊藤の仕事や社員への想い、これからの会社にかける期待をお伝えすることができたのかなと思います。伊藤の「自分の可能性にもみんなの可能性にも期待する」という言葉が印象的でした。

前回の第三弾はこちらからご覧ください!

第三弾:一人一人の強みが会社の強みになる。展示会プロジェクトリーダーとして、会社をひとつのチームに【社員インタビュー#3】

この記事を書いた人

渋井美香
エレファントストーンの経営戦略室 企画課に所属。

渋井美香の書いた記事一覧へ

タグ

RELATED ARTICLES 関連記事