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鉄道開業150周年!JR東日本の動画がただただ熱い

鉄道開業150周年!JR東日本の動画がただただ熱い

2022年10月14日、鉄道が開業150周年を迎えました。

1825年にイギリスで世界初の蒸気機関車による鉄道が開業されました。日本には幕末にすでに鉄道がテストされており、1853年にロシア人のプチャーチンが長崎にて鉄道の模型を持ち込み走行テストを行ったのが日本初の鉄道だと言われております。その後も鉄道を導入する動きは進んでいきました

1867年に明治政府が誕生、1869年に東京と京阪神を結ぶ鉄道の計画が誕生しました。1872年の10月14日(新暦)、その中の1区間として新橋・横浜間の鉄道が開業。日本における鉄道の歴史がスタートしました。文明開化の代表の1つであった鉄道はその後、蒸気機関車から電気での走行、さらに新幹線や私鉄の誕生とめざましい進歩をとげ2022年、150年を迎えた鉄道。

今回は鉄道各社が鉄道開業150周年を受けて製作した映像・動画を紹介します。

JR東日本が「鉄道開業150年 記念動画」を公開

1兆9,789億円と圧倒的な売り上げを誇るのがJR東日本です。山手線、京浜東北線といった在来線を多く抱え東京や関東の交通網を支えています。

150周年を前にする10月9日に「鉄道開業150年 記念動画」をJR東日本が公開しました(10月13日に一部修正して再公開)。現在は27万回以上再生されています。

特色として、「JRに限らない」ことです。新橋・横浜間の蒸気機関車の写真から現在までの歴史を振り返りながらJR西日本、JR東海といったJR全社、さらには全国の私鉄、公営交通ともコラボしているのが特徴です。

と私鉄各社も協力したよしをSNSで報告しています。

個人的には「鉄道は、日本を動かしている」という動画内のコメントが染みわたりました。

安く、早く目的地へ到達するわたしたちとも馴染みの深いインフラである鉄道。何となく日常で使っているものの歴史を知ることは日常に少しの彩を加えてくれます。SNSでも「感動した」「BGMがとても好き」といった好意的なコメントが残されています。

ほかにも歴史編では8.6万回以上の再生を記録。

行先は、新しい未来とこちらも名言が止まりません。

JR全社ではステートメントムービーを公開中。また、JR東日本では「鉄道開業150年スペシャルサイト」を立ち上げており、こちらも注目です。

東京都公文書館

では、JR以外はどうでしょうか?

東京都公文書館は企画展として「東京の鉄道と地域~鉄道開業150年記念」を公開しました。

登録者数はまだ約100人ながら、こちらは6400回以上再生されています。JRと同じく新橋・横浜間の鉄道を軸に当時の貴重な資料が閲覧できます。

新橋・横浜間では高輪ゲートウェイ駅が開業したときに、工事中に見つかった当時の鉄道の遺構が発見されました。遺構は2021年に国史跡としてスピード認定されています。

実際の企画展では
展示構成
Ⅰ 鉄道開業~新橋・横浜間鉄道~
Ⅱ 馬車鉄道から市街鉄道へ
Ⅲ 多摩地域の鉄道
Ⅳ 都市の発展と鉄道
Ⅴ 市電から都電へ ~さくらトラムの源流を探って~

と5つのジャンルで9/20まで展示が行われました。

まとめ

今回は鉄道開業150周年を取り上げました。JR東日本が主になりましたが、私鉄各社と連携して素晴らしい動画を作り上げています。動画としては「言葉の挿入」がうまく映像で歴史を感じさせつつも要所要所で名言が心に刺さる作りになっている印象を受けました。

日常で我々の足となっている鉄道ですが、こうして歴史を意識すると100年以上にわたり人々を支えてきたことを実感します。映像というのは歴史のアーカイブ化としても非常に有効なのだなと再認識しました。これからもZOORELでは時折交通に関する動画・映像を紹介していきたいと思います。


 

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ZOOREL編集部
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