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【子育て中クリエイター特集】二児のパパ×映像ディレクターにインタビューしてみた!

【子育て中クリエイター特集】二児のパパ×映像ディレクターにインタビューしてみた!

こんにちは! エレファントストーン 経営戦略室の秋山です。

これから先もクリエイターとして活躍していきたいけれど、ライフステージの変化に応じた生活やキャリアが描けていない……漠然とした不安を抱えている方へ向けて、クリエイターとママ/パパの顔を持つ先輩社員にインタビューをするシリーズをはじめます。

初回は二児のパパであり、エレファントストーンではディレクター/マネージャーを務める山部に話を伺いました!

映像クリエイターでもあり、パパでもある。その日常とは?

——仕事場ではプライベートな雰囲気をまったく感じさせない山部さん。今日は、ご家庭やお子さんのことなど、普段はなかなか知ることのできないパパとしての山部さんについてのお話を伺えればと思います。よろしくお願いいたします!

「めちゃくちゃ恥ずかしいです(笑) よろしくお願いします!」

 

——最初に、2人のお子さんたちのことを簡単にお伺いしたいです! 普段どんな風に遊んだりされているのでしょうか?

「長男は6歳、4月から小学生になります。次男は3歳、4月から幼稚園生です。元気でかわいいですよ!子どもたちからは“とと”って呼ばれています(笑)

上の子はサッカーをやっていて、昨年はW杯を一緒に楽しく応援してました。最近は男の子同士なこともあってか、2人で遊ぶこともしはじめましたね。絵を描いたり、折り紙をしたり、戦いごっこをしたりしています」

 

——仲良しなんですね! 仕事現場の山部さんからはプライベートの姿が全く想像できないのですが、平日と休日はどんな1日の流れになっているのかお伺いしたいです。

「平日と休日のとある1日のスケジュールがこのような感じです」

「平日は、僕が仕事に行ったあとに子どもたちが起きますね。エレファントストーンの始業時間は10時ですが、いつも8時〜8時半に出社しています。まだオフィスにほとんど人がいないので、仕事に集中できて良いんです。まだ子どもが小さかった頃に、子どもの起床時間に合わせて起きていたら早起きの習慣ができました。

仕事を終えて帰る頃には子どもたちはもう寝ています。早く帰ることもありますが、平日は基本的には会わないですね。

休日はめっちゃ元気な日であれば午前と午後の2回、子どもたちを連れて公園に遊びに出かけますね。家から行ける距離にいくつか公園があって、いつも子ども2人を自転車の前と後ろに乗せて漕いで行ってます。広場でサッカーやキャッチボールをしたり、遊具で遊んだり、自転車のサイクリングコースを走ったりしていますね。

ママ友に遭遇すると、『元気ですね』って驚かれます(笑) 休日は子どもたちと一緒にとにかくたくさん動いて、疲れた状態で寝たいんですよね。平日も休日も一人の時間はほとんどありませんが、唯一お風呂の時間だけはゆっくりして、リラックスするよう心がけています」

 

——休日、そんなにアクティブに過ごされているんですね。普段は家事もやられているのですか?

「平日は仕事で手伝えないので奥さんにお任せしていますが、休日はなるべくやるようにはしています。家事が好きなんですよ。料理、洗い物、お風呂掃除、洗濯物を畳む……などもやります!」

 

ライフステージの変化に伴うキャリア観への影響

——新しい一面が知れてうれしいです。
ところで、ご家庭があることが仕事・キャリアに良い影響をもたらしているな、と感じられることはありますか?

「仕事では自分自身が成長して成果を出した分だけ立場や給料が上がっていきます。

家庭がなければ、ここまで“人として、親として、大人として成長していきたい”という意識にはならなかったはずです。家庭があってよかったって思いますね」

 

——素敵です! お子さんが生まれる前と後では、何か仕事の向き合い方に変化はあったのでしょうか。

「自分を律する機会が増えました。もともとはだらだらしやすい人間なんですが、“子どもが今の自分をみたらどう思うか”という視点ができたので、“自分の行動や発言がちゃんとしているかどうか”はよく考えるようになりましたね。後輩や部下の指導面での向き合い方や伝え方も変わったかもしれません。

あとは、子どもの成長速度にも驚いていて、良い意味で影響を受けています。子どもの成長ってめちゃくちゃ早くてどんどんできることが増えていくんですよ。“この成長のあいだに、自分はどれくらい成長したんだろう”と振り返ったり反省したりもするようになりました」

 

——そんな山部さんがこれからパパとして、クリエイターとして、マネージャーとしてこうなっていきたいというイメージ像があったらお伺いしたいです。

「パパとしては、子どもたちにとっての“かっこいい大人”でありたいです。

クリエイターとしては、年を重ねて若い年代の人たちとは感覚が少しズレていくと思うのですが、手がけた作品が“これかっこいいな”って思ってもらえていたら嬉しいですね」

「マネージャーとしてはチームメンバーに対して、“親ではないけれども、それくらいの心持ちで育てていく”ことを大事にしていきたいですね。そんな意識で接しながら、楽しくマネジメントに取り組んでいきたいです」
 

——ありがとうございます。少し先の未来にはなりますが、10年後こんな風になっていたいなど、思い描いているキャリアはありますか?

「僕は今期からもう案件対応からほとんど離れていて、マネジメントに集中する時間が多くなったんですよね。

以前の経営合宿の時に宣言したんですよ。“40過ぎたら月に100万円以上を稼ぐような人になります!”って。ただ、それだけの価値がある人になるためにはもう5年くらいかかると想定しています。

映像クリエイターとしても働いていきたいですが、この仕事を通して培った想像力を用いながら、映像以外の何かを生み出してみたいなとも思いますね。例えば、クリエイターが成長できるような仕組みをつくることにも興味があります」

 

——エレファントストーンはホールディングス化したこともあり、新しい挑戦がしやすそうな組織基盤はできつつありますよね。

「そうですね。エレファントストーンで働いていて良いなと感じることの一つが、“こういうキャリアが描ける”という決まったルートがないことです。可能性がたくさんあるので、“会社という環境を活かしながら、どんなキャリアをつくれるかな”という風に考えることができます。

“キャリアを歩む”というよりは、“キャリアをつくる”という考え方を持って働けていて、僕はそれが楽しいです」

 

この先の働き方に仕事と家庭の両立に不安に感じているクリエイターへ

——最後に、ライフステージの変化など含めて将来的な働き方に不安を感じているクリエイターの方々へメッセージをください!

「大前提、大変なんですよ。

『大変だな〜』と思うことが多いですけれど、だからこそ『どうすれば楽しくすごせるか、どんな発見があるか』は考え続けています。プラスとマイナスでいったら、僕はプラスのほうが大きいですね。

不安があるならそのままでいいと思います。不安があるからこそがんばれますし、そこに対して向き合っていければ、今までになかった発想に至ることもあります。父親という立場になってから、新しい視点も増えました。たとえば、教育テレビを見ていておもしろい発想や新しい気づきがあって、それを仕事にも活かせるようになるんですよね。

なので、大変さや不安さはあるという前提で、その都度向き合っていけばいいと思います」
 

・  ・  ・

 
山部さんありがとうございました!
 
私自身、30代にささしかかりこの先の生活スタイルや働き方についてどうなっていくんだろうと不安に思う時もあります。まだまだ漠然としている部分はあるものの、先輩の経験や言葉は参考にも励みにもなりますね。

エレファントストーンでは他にも子育て中の先輩社員が活躍しているので、またお話を伺ってみようと思います。どうぞお楽しみに!


 

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この記事を書いた人

秋山真衣
エレファントストーンの経営戦略室 ブランドマネジメント課 マネージャー

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