HOW TO・TIPS
スマホで写真を上手に撮りたい!
スマホ用レンズを買ってみた(セレクト編)
旅行の際に一眼レフを持っていくのは少しだるい。荷物が重くなってしまうからだ。だけど、せっかくの旅路、一瞬一瞬の思い出を大切にしたい。
じゃあ、どうするのか?
スマホにレンズをつければいいのではないのか、と考える人々は多いだろう。実際、筆者もこれまでに広角レンズなどを使ったことがある。だが、今ひとつ使いこなせなかったり、必要性を感じなかったりで気が付いたらどこに置いたのかわからなくなってしまった。……きっとそんな人も多いだろう。
そこで、一念発起してそれなりのレンズを買おうじゃないかと考えた。これは、その購入と撮影に至るエピソードである(プロジェクトX風)。
まず、スマートフォンにつけるレンズは
- 魚眼カメラ
- 広角レンズ
- 望遠レンズ
- 接写用レンズ
と大まかに分けて4種類のレンズがある。例えば、雄大なパノラマを取りたいのであれば広角レンズであるし、花や虫を接近して撮りたいのであれば接写用レンズが向くだろう。
同じく高層の建築物を面白く撮影したいならば魚眼レンズはうってつけだし、遠景の写真を撮りたいのであれば望遠レンズが最適である。
それぞれ、スマートフォン付属のデフォルトのカメラ機能でもある程度はできる。例えば、iPhoneで接写した場合は「HDRをオン」にし焦点を固定→その後オートフォーカスを解除しながら遠ざかるという手だ。だが、一方でちょっと面倒くさいうえに、求めるレベルに対して限界があると感じた。
そこで購入に至ったというわけだ。
結果から先にいうと、今回はAmazonで、「NELOMO スマホ用カメラレンズ 230°超広角 マクロレンズ スマホ 魚眼レンズ 高画質 独特の合金クリップ iphone X 8 plus 7 7 plus Sharp Sony タブレットPCなど対応 (黒い)」を購入した。
決め手となったのは以下だ。
- 望遠レンズは正直欲しかったのだが、望遠レンズはスマートフォン本体に対してとても長くレビューを見てもあまり芳しくなかったため諦めた。撮影中にずれやすいと考えたからだ。
- レンズはプラスチック製のものではなくガラスでできたものを選んだ。歪みなどがないだろう、と考えたからだ。
- 本体との固定はクリップが簡単だが、ずれやすいためねじ式で止められるようなものを選んだ。
- NELOMO以外にも“ほぼ”そっくりな見た目のFEGEGO、DOFLYなどのメーカーがあったが、購入当時はAmazon’s Choiceにもなっており信頼性を感じた。
実際にミニマリストで有名なしぶさんも全持ち物まとめの中で紹介していた商品であったのでハズレではないだろう、というのも感じていた。
お値段は3000円ほど(購入時)と同類のレンズに比べると少し割高であるが、8%オフクーポンが今なら支給されているので少しお得になる。
実際に選んだ理由以外でも使ってみてわかったNELOMOのレンズの長所がある。
- ケースがついているので、レンズをきちんとしまえば失くしにくい。
- そのケースがチャックなどに留められるので、旅行カバンなどにつけることが可能。これで持っていきそびれたなどのうっかりミスを防ぐことができる。
- クリップとねじ式2つの方法でスマートフォンに付けることができ、クオリティを求めたい時と時間がなく素早く撮影した時の使い分けができるのが便利。
- 3種類のレンズがあり、魚眼、広角、接写の機能がある。これが思った以上に便利。
というものだ。
特にレンズが3種類あり、取り付けるための器具がねじ式とクリップと2つあるということは、友達や恋人にその場でレンタルして2人で同じ写真を違ったレンズで撮影できるという思わぬ利点にもなった。
では、実際に遠出して写真を撮影してきたので次回はそれを紹介したいと思う。
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