HOW TO・TIPS
スマホで写真を上手に撮りたい!
スマホ用レンズを買ってみた(撮影編)
前回、スマートフォンで一段上の撮影をしたい、しかし一眼レフは荷物の都合上持っていきたくない、ということでスマホ用レンズを購入した。(前回の記事:スマホ用レンズを買ってみた(セレクト編))
今回は、実際に撮影をしてみたのでその違いなどを感じていただきたい。
撮影の舞台としたのは鬼怒川温泉にある「あさやホテル」だ。あの宮崎駿監督の映画『千と千尋の神隠し』で登場する油屋のモデルになった場所の1つではないか? といわれている。
ホテルの入り口を通るとロビーが吹き抜けになっており、その雰囲気に圧倒される。確かにまるで油屋のようだ。
このホテル実は6Fがフロント、入り口になっており、下層と最上階の13階に大浴場がある。撮影の際にはこれが非常に曲者で、ロビーのある6Fから撮影すると上から下までどちらも収まらないのだ。
上記は、公式Webよりメニュー画面。一番右が公式によるロビーの撮影だ。
撮影は編集部(カメラ素人)1名が行い、スマートフォンでもこんな写真に近いものがとれないか、というのが今回の挑戦だ。デフォルトのカメラアプリ以外の使用は不可。撮影機種はiPhone 6S、6Plus、ともに旧機種ということもあり、どこまでの写真が撮れるのか見ていただきたい。
まずは通常のレンズで撮影したものを見てほしい。うーーん、雰囲気が伝わりづらい。
天井は少し入るものの、下の階は当然写らず。
2枚目のように写真を複数回に分けて撮影しなければ全容は伝わりずらい。
公式サイトと同じ位置からの撮影……これがスマートフォンの限界なのか。
そこで広角レンズの出番だ。
上記が広角レンズでの撮影、同じような位置からカメラを構えたが天井なども上手く収まったのがわかるだろうか。
今度は1階(最下層)からの撮影、広角レンズを使用したことで天井からある程度まで収めることができた。
次に、魚眼レンズでの撮影をしたいと考え、浅草の雷門にやってきた。雷門といえば、赤い大提灯が有名だ。高さ3.9m、直径3.3m、重さ約700kgにもおよぶ逸品をどこまで迫力よく迫れるか。
まずは、普通のレンズから。独特な雰囲気を出したいということであえて下から撮ってみた。
今度は魚眼レンズ、おぉ丸っとしたレンズに赤い提灯のフォルムがインパクト大。これは満足度が高い。
いかがだっただろうか。複数のレンズがあると、同じ場所からでもバリエーション豊かな写真が撮れるかもしれない。出先での撮影に一粒のエッセンスを加えてみてはいかがだろうか?
また、接写レンズについては現在研究を重ねており、またの機会があればぜひ紹介したいと思う。
ZOORELを運営するエレファントストーンは、「FOCUS ON YOUR HEART.(あなたの想いは、象れる)」をコンセプトに完全オーダーメイドの映像を制作しています。強みは”柔軟な編成力”と”制作の内製化”。企業紹介やWEB動画、商品・サービス紹介、観光ムービー、不動産映像、ドラマなど幅広い実績があります。動画制作・映像制作をご検討されている方はお気軽にご相談ください。