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休日に行きたい!ファミリー層に人気の各施設のプロモーション動画に注目

休日に行きたい!ファミリー層に人気の各施設のプロモーション動画に注目

歴史的な円安は休日の過ごし方も大きく変化。最近は過去に人気だった海外ではなく、国内への旅行需要が急速に高まっています。そこで映像制作のエレファントストーンが運営するオウンドメディア「ZOOREL」では、今後複数回に分けて国内観光地の最新プロモーション動画をシリーズでお届けしていきます。

第一回目となる今回は、休日に訪れたい「ファミリー向け施設」をご紹介。需要が高まる中、各施設が動画を使ってどうPRしているのか注目します。

ファミリー向け施設の動画事例

1. ムーミンバレーバーク

ムーミン物語の世界観を追体験できるテーマパークとして、2019年3月に埼玉県飯能市にオープンした「ムーミンバレーパーク」。開業5周年を迎えた今年のゴールデンウィークシーズンには、感謝と感動が伝わるファミリー向けプロモーション動画を公開しています。

動画のテーマは、“特別な日に小さな幸せを届ける”こと。愛と絆に溢れた、エモーショナルな瞬間をドキュメンタリータッチで届けています。

8mを超えるムーミン谷の巨大ジオラマをはじめ、絵本の世界が表現された幻想的な光景を映し出している点も動画の見どころ。かけげえのない思い出が蘇ってくる感覚になる本動画、プロモーションを考える上でぜひ参考にしたいところです。

2. モビリティリゾートもてぎ

本田技研工業株式会社グループのテーマパークとして、モータースポーツファンの間では古くから知られている「モビリティリゾートもてぎ」。栃木県芳賀郡の大自然の中でモビリティに特化した遊びを楽しむことができる、関東地方でも指折りの人気スポットです。

モビリティリゾートもてぎは、世界選手権の日本グランプリが開催されるサーキットの他に、遊園地・ホテルが併設されたレジャー&リゾート施設としてファミリー層からの支持も絶大。

3月に公開された上記動画では、新アトラクション「空のアスレチックひろば KONOMI」の魅力を臨場感あふれるプロモショーンで紹介しています。被写体との距離の近いカットを多用し、手振れ感をあえて残すことで、家族がスマホ撮影したような親近感のある動画に仕上げています。

3. ひらかたパーク

創業時から営業を継続している遊園地では日本最古となる「ひらかたパーク」。少子化の波や大型テーマパークのブーム等の苦難を乗り越え、今年で112年目を迎える関西エリア随一のテーマパークです。

YouTube公式チャンネルでは、京都産業大学との産学連携を図ったコラボレーション等、幅広い層へ向けた多角的なプロモーションを展開。

ドローンを活用した上記の動画では、5つのエリアとナイトアトラクションを空撮によるダイジェストで届けしています。光の遊園地というタイトル通り、スピード&ゴージャス感あふれる動画ですね。

こちらのプロモーション動画では、春夏秋冬で異なる姿を見せるひらかたパークの総合的な魅力を分かりやすく伝えています。夏のプールに冬のスケートやイルミネーション。笑顔がはじける家族のカットを随所にちりばめながら、ひらかたパークの多面性を余すことなく表現しています。

小さな子ども連れでも気軽に行ける遊園地の強みをさりげなくアピールした本作は、ファミリー層をターゲットにした施設紹介動画のモデルケースともいえる1本です。

まとめ

ファミリー層をターゲットに展開することの多い各人気施設のプロモーション動画は、ただ施設紹介動画を制作する際の参考になるだけでなく、子ども向けの動画づくりのヒントにもなるでしょう。

日本の200以上のテーマパークの中から選ばれるため、各施設が力を入れる動画プロモーション。今後もどんな角度で動画が公開されるか注目です。

この記事を書いた人

ZOOREL編集部/コスモス武田
慶應義塾大学卒。大学時代から文学や映画に傾倒。缶チューハイとモツ煮込みが大好き。映画とマンガと音楽が至福のツマミ。

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