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サステナブルな社会を目指す「Yogibo」のプロモーション映像
画像参照:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000147.000018338.html
こんにちは、映像制作のエレファントストーンが運営するオウンドメディア「ZOOREL」です。夏に向けて衣替えや新しいインテリアの購入を検討されている方も多いのではないのでしょうか。本記事ではそんな需要に先駆けて5月に公開された新CMが好調なYogiboの取り組みをご紹介していきます!
Yogiboとは?
Yogiboは、大人気のビーズソファをはじめとしてリラックスアイテムを取り扱うライフスタイルブランドです。その活動はインテリア家具・生活雑貨の枠にとどまらず、格闘技イベント「RIZIN(ライジン)」やプロeスポーツチーム「REJECT」へのスポンサー協賛、「センサリールーム」(聴覚・視覚など感覚過敏の症状に配慮した部屋)のプロデュース・普及活動、被災地への支援活動等を幅広く行なっています。。
異業種との多彩なパートナーシップを通して、多種多様な社会活動に取り組んでいる企業の一つです。
社会活動とマネタイズを両立。異色プロモーションの背景
Yogiboでは2021年7月から、社会問題に取り組む団体に広告を出稿し、それを社会課題解決への活動原資とする新しいプロモーションの仕組み「TANZAQ(タンザク)」を積極的に推進しています。
経済的成長に偏りがちな企業と、社会課題解決に偏りがちな社会貢献団体。一般的に広告効果と社会活動の両立は困難と言われる中で、「TANZAQ(タンザク)」は、ときに相反することもある両者の強みを活かして弱みを補う仕組みを作ることで、持続的な経済成長と社会課題解決の両立を目指すプロジェクトです。
\「働きたい!」をハレの場で/
TANZAQ出稿団体のNPO法人ピープルデザイン研究所より、様々な理由から社会参画することが難しい方々が、スポーツやエンターテイメントの会場などでお仕事を体験する「就労体験プロジェクト」の新サイトがオープンしました👏… pic.twitter.com/CZIavN468P— TANZAQ-Yogibo SOCIAL GOOD- (@YogiboSG) June 17, 2024
本プロジェクトは、SDGs分野をはじめとした社会課題の解決につながる、「社会をより良くする広告文化を創りたい」という、Yogiboが大切にする企業パーパスに基づいており、企業活動の一部である広告を社会性の高いものに置き換えることで、広告を持続的な社会課題解決につなげる仕組みづくりを実現しています。
NPO団体のみならず、スポーツやエンタメ業界等の様々な企業が継続的に広告を出稿し、継続的な広告収入(=社会課題解決のための活動原資)を得られるTANZAQのプロモーション活動は、幅広い業界から高い注目を集めています。
Yogiboの三つの特徴
TANZAQを中心にマーケティング戦略において独自の地位を築いているYogibo。彼らのプロモーション活動には映像コンテンツの活用が不可欠ですが、そこには次のような三つの特徴があります。
・パーパスをプロモーションに反映
・異業種・異業界とのコラボレーション
・ダイバーシティへの取り組み
どの作品にも共通しているのは、社会的な活動と個人的な出来事の分け隔てなく、公私におけるあたらしい挑戦をYogiboがそばで静かに見守り支えたいという強い想いを届けている点です。
以下では、好評を博す最新CMや名馬による商品訴求で話題をさらったテレビCMなど、具体的なプロモーション事例を厳選してご紹介していきます。
Yogiboのプロモーション映像
1. 最新CM「さぁて、やるか」
5月に公開され大きな評判を呼んでいる最新CM。「さぁて、やるか」と自分自身を奮い立たせ、あたらしい一歩を踏み出す勇気をYogiboが支える姿を描いています。
Yogibo創業者の妻が、妊娠中でも快適に眠れるための商品として開発されたYogibo。家族の絆をテーマに据えた「家族篇」は、ブランドの原点に立ち返ったCMです。嬉しい時も悲しい時も家族のそばでそっと支え続けてくれるYogiboの存在によって、家族のつながりが深くなっていく姿を描いています。
「新社会人篇」は、今年社会人になった方だけでなく働く全ての人にエールを贈る優しい映像に。両CMに共通しているのは、様々な困難に直面し将来の見通しが不透明な今だからこそ、多くの人々に寄り添い、支えとなりたいという想いです。
商品を通して企業のパーパスを伝えたブランディングムービーとしても参考になります。
2. 馬がPR?「アドマイヤジャパン withYogibo」
引退した競走馬の牧場として北海道日高町に設立された「Yogiboヴェルサイユリゾートファーム」。社会課題の解決を共に目指すべく、Yogibo社がネーミングライツの販売という形で広告出稿を実施しています。2022年には、両社のコラボレーションしたCMが大きな反響を呼んでいます。
ディープインパクトのライバルとして活躍した名馬「アドマイヤジャパン」が、Yogiboのビーズソファーでリラックス。「人をダメにするクッション」が「馬もダメにする」様子がインパクト抜群の1本です。
アイデアが秀逸なプロモーションですが、引退馬にとっての「リゾート」になるという企業理念がきちんと表現されている点も見過ごせません。
アドマイヤジャパンの他、Yogiboヴェルサイユリゾートファームで過ごす名だたる名馬たちもCMに出演。バズるためではなく、馬が元気にしている様子を支援会員に伝えるためのコンテンツとして制作されており、自然な表情が際立つ作品になっています。
ホームビデオ風の力の抜けた映像がSNS上で公開されると、ファン以外の人々からも注目されるようになり視聴回数も伸び続けています。
3. WEリーグコンセプトCM「WE COLOR」
WEリーグ(日本女子プロサッカーリーグ)のタイトルパートナーであるYogiboは、WEリーグとのコンセプトCMを制作しています。多様性にあふれたサステナブルな社会の実現をパーパスとするYogiboらしい「ジェンダー平等」をテーマにした作品です。
本CMは一人ひとりの個性と輝き、誰もが全速力で「夢」に向かう未来を実現したいという想いのこもった1本。
ビーズクッションやYogibo Mateシリーズのぬいぐるみ等、自社のアイテムもさりげなく登場し、ブランディングと商品訴求のバランスに優れた好感度の高い映像に仕上げています。
まとめ
Yogiboはビーズソファという枠を超えて、多様な分野で存在感を示しています。今後も異業種・異業界とのコラボレーションを通じて、ますますパワーアップしていきそうです。
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