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アジア最大級の祭典!「第38回東京国際映画祭」注目作品3選

画像引用:https://2025.tiff-jp.net/ja/
こんにちは!ZOORELを運営する映像制作会社エレファントストーンです。
文化的な楽しみを満喫するのにぴったりな秋の季節。芸術の秋とも呼ばれるこの時期には、インスピレーションを刺激する映画祭が数多く開かれています。そこで本記事では、毎年グルーバルな注目を集める「第38回東京国際映画祭(2025)」を詳しくご紹介します!
東京国際映画祭について
アジア最大級の映画祭である東京国際映画祭は、世界中から厳選された新作や話題作が集結するイベントです。
コンペティション部門では新進気鋭の監督の作品やワールドプレミアが観られ、ワールド・フォーカス部門では他国の映画祭で評価された作品も上映されます。他では観られない多様なジャンルの映画や注目作品に、いち早く触れられることができる絶好の機会になっています。
開催期間
2025年10月27日(月)〜11月5日(水)
開催場所
日比谷・有楽町・丸の内・銀座エリア
チケット
先行抽選販売
受付期間:2025年10月1日(水)15:15 ~ 10月3日(金)14:00
一般販売
10月18日(土)からチケットサイトで部門ごと(アジアの未来、アニメーション、コンペティション、ガラコレクション、クロージングなど)に先着販売が行われます。
東京国際映画祭 3つの魅力
1. 映画人との交流機会
監督、俳優、プロデューサーなどのゲストが多数来場し、上映後のトークセッションやQ&Aを通じて直接交流できる機会があります。映画の背景や制作秘話を聞けるだけでなく、映画ファンにとって一生モノの出会いが期待できる点が大きな魅力です。
2. アジア映画の注目と発掘
アジアの新進監督や作品に焦点を当てた部門があり、新たな才能を発見する場としても知られています。過去には『最強のふたり』のような名作がグランプリを受賞し、世界的に注目されるきっかけを提供しています。
3. 観客参加型の楽しみ
観客賞の投票に参加できたり、学生応援団やボランティアとして映画祭の運営に関わることも可能です。開催は今年で38回目を迎え、観客がただ見るだけでなく、映画祭の一部として参加できるインタラクティブなイベントの先駆けといえるでしょう。
映画を通じて世界の文化や才能に触れ、映画人やファン同士の交流を楽しめる開かれた祭典になっています。
東京国際映画祭 おすすめ作品
1. 阪本 順治監督 『てっぺんの向こうにあなたがいる』
本作は、女性として世界で初めてエベレスト登頂を果たした登山家・田部井淳子氏の半生を、壮大なスケールと圧倒的な感動で描くヒューマンドラマです。
監督は、『ベイビーわるきゅーれ』で一世を風靡し、多くの映画ファンから熱い期待を寄せられている阪本 順治。
吉永 小百合さんが主演に抜擢されたことでも大きな話題となっており、今もっとも注目を集める邦画の一つです。日本映画の新たな可能性を示すエンターテイメント大作として、映画祭の幕開けを飾るにふさわしい作品といえるでしょう。
2. クロエ・ジャオ監督 『ハムレット』
シェイクスピアの知られざる一面とその半生を描く映画『ハムレット』は、トロント国際映画祭で熱い称賛を浴びた、深い喪失と再生の物語です。
『ノマドランド』でアカデミー賞を受賞したクロエ・ジャオ監督がメガホンを取り、マギー・オファレルの同名小説を原作に制作。今年の国際映画祭を締めくくるクロージング作品としても注目を集めています。
ウィリアム・シェイクスピアとその妻アグネスの息子・ハムネットの死を軸に、悲劇が名作『ハムレット』の創作にどのような影響を与えたのかを描く感動のドラマ。ポール・メスカルとジェシー・バックリーが出演しています。
クロエ・ジャオ監督の繊細な演出が、文学と映画の世界を美しく融合させ、映像面でも深いインスピレーションに満ちた作品です。
3. 山田 洋次監督『TOKYO タクシー』
東京国際映画祭では、フェスティバルの中盤を彩る特別上映枠として、“センターピース”上映を実施しています。話題性と存在感を兼ね備えた作品が選ばれるこの枠に、今年は巨匠・山田 洋次監督の最新作『TOKYOタクシー』(2025年11月21日公開)が選出されました。
終活に向かうマダムとタクシー運転手の一日の出会いを通し、人生の喜びを謳い上げる感動のヒューマンドラマ。大都市・東京を舞台に、人生の哀歓と希望を温かに描き出す本作は、まさに映画祭の中核を担うセンターピースにふさわしい1本。
映画館での全国上映に先駆けて鑑賞できる絶好の機会です。
まとめ
今年もまた、東京国際映画祭の季節がやってまいりました。芸術の秋、会場も多く通いやすくなっています。ぜひ会場に足を運んでみてくださいね!